統計でみる宅建。過去15回分で最も正解となった選択肢は「3」。3連続同じ回答になる確率は、、、

2022年度宅建本番まであと少しですね。

ココで気を抜かず頑張って最後まで走り抜けてほしいですが、どうしてもわからない問題。あったりしますよね。

そんな時、最も統計的に正解となる選択肢。知りたくないですか?

過去問を解いていて、「3が3回連続」したとき、不安になったりしますよね?
それ、結構起きることって知ってました?

今回はそんな宅建の回答を統計的にまとめてみたので、何かの参考にして下さい

注意

単なる数字遊びです。本番でこの記事を参考にして点数を落としても。。。責任は取れないから許してクレヨな!!!

注意2

出題ミスで答えが複数ある場合、数字の若い方を統計に使いました。
まとめる僕が楽だったからです。許してくれよな!

以下、早速本題です。

選択肢ごとの正解率

過去15回分の正解の選択肢

最も正解だった選択肢は3です。迷ったら3にしましょう。

また、1は正解になる確率は低いです。

迷ったら1以外にしましょう。

とはいえ、ほぼ25%の確率に収まっており、
出題者が「バランスよく正解を配置」していることがわかります。

「今回3の回答が少ないなぁ。迷ったのは3と回答しておこう」

といった思考はかなり通用しそうです。

各年度ごとに分解してみる。

過去15回の最も正解となった選択肢

年度ごとに確認してみても、3が最も正解となることが多く、1が最多正解になったことはありません。

迷ったら3。1はNG

と言えそうです。

年度ごとの正解となった回数

また、特定の選択肢が50問中最大で15問。最低で10問となっており、やはり出題者は「バランスよく正解を配置」していることがわかります。

また、
・同じ回答が30%より正解になることはない。
・同じ回答が20%より不正解になることはない。

ということになっているので、

「今回3が16個になった。3が多すぎるから迷ったやつを2に代えておこう」

という思考は有効と言えそうです。

選択肢で迷ったときの対処まとめ

迷ったら3。1は避ける。

出題者はバランスを意識しているから、一定の選択肢が多かったら減らす、一定の選択肢が少なかったら増やすとよい

同じ回答が連続するかについて

不安になる回答例

同じ選択肢が連続すると不安になりますよね。統計的に同じ選択肢が連続するか調べてみました。

2連続

2連続、同じ選択肢が回答となった確率は12%でした。毎年必ず2連続同じ回答となる選択肢が存在する用でした。

2連続同じ回答となった数

ただし、平成26年度は「15回」も2連続同じ回答が続き、平成30年度は「3回」しかないとばらつきが多いです。

一方で、本当に確率論で考えたとき、同じ回答が連続する確率は25%であり、50問あれば12回くらいは同じ回答が続くはずです。

出題者は「数字の連続を避ける傾向にあるが、必ずではない」と言っていいでしょう。

3連続

3連続、同じ選択肢が回答となった確率は2.3%でした。10問に1回くらいは2連続同じになります。ただし、年度別に考えると66%の確率で3連続同じ選択肢となる回答が出題されています。

3連続同じ回答が出題された数

こちらも同じく、「確率論で言えば6%程度の3連続同じ選択肢」が出てくるはずであり、50問あれば毎年3連続同じ選択肢が出てもおかしくありません。


3連続同じ選択肢が正解だった時の回答。

また、面白いことに1はあまり正解にならないくせに「3連続同じ正解になる確率は3と同じ確率」ということがわかりました。これは既存の確率を考えると、”明確に出題者の意図が含まれている”と考えてよさそうです。

出題者は「数字の連続を避ける傾向にあり、3連続はさらに避けるようになっている。でも1は3連続にしがち。必ずではないけど」と言っていいでしょう。

4連続

4回同じ選択肢になった実績は過去2回のみです。

平成24年の問40~43の回答が3。
平成23年の問34~37の回答が1。

基本的に4連続することはないですが、過去15回で2回出ていると考えると4連続でもおかしくない。確率は低いけど
と頭の片隅に入れておきましょう。

5連続

発生していませんでした。

基本ないものと思ってよさそうです。

選択肢が連続して迷ったときの対処まとめ

3連続くらいまでが1回、2回含まれるくらいならおかしくない

ただし、出題者は数字の連続を避けるようにしているから、明らかに連続が多いようだったら回答を疑った方が良い

閑話休題

単に統計的に調べているだけですが、かなり出題者の意図が読み取れて面白いですね。

残りは気になる”どういった分野が出がちなのか”についての記事です。
毎年出ている分野もあるので、もし苦手な分野が含まれていたら今のうちに復習しておきたいですね。

また、おまけとして苦手な人の多い報酬との正解分布を出してみました。

例えば報酬の問題、実は41%の確率で同じ選択肢が正解って知ってました?鉛筆転がして25%よりは当たる確率がとても高いと言えます。

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