感染リスクの看護計画 <実習で頻回に出会う感染リスクについて。看護の実際>
みなさん、こんにちわ。 看護研究科の大日方さくら(@lemonkango)です。
今回は、「感染リスクの看護計画」について解説したいと思います!
一言で感染リスクと言っても幅が広いです その中から、看護学生さんは、患者さんがどの場面に直面しているのか についてしっかりとアセスメントする必要がなります!
感染リスクの具体的な考え・ポイントの視点
1)患者さんは感染リスク”状態”なのか
2)すでに患者さんは感染リスクがあるのか
3)もう、感染症を罹患してしまっているのか
の以上の3点が主な感染リスクの看護計画を立案する時に重要なポイントとなります!
※実習期間中、様々な患者さんを受け持つ事が前提となる看護学生さんにとって、殆どの患者さんが感染のリスクを抱えて入院生活を送っていると考えて実習に行く前に事前学習などで感染リスクの看護計画や看護についてをレポートとしてまとめておきましょう!
絶対に使用する頻度が高いです!
※この世は高齢化時代です! お年寄りしか病院にはいません(そうとも言えないです)そのため、免疫力が低下している患者さんが非常に多く、身体的機能の低下や、合併症によって感染リスクを高める危険性のあるケアを多く受けているのが現状です。
その中には 導尿やバルーン留置、創処置や褥瘡処置、食事介助時の誤嚥、ドレーンやチューブ挿入部の処置、院内感染の危険も潜んでいます 学生さんが学生さんなりにできる範囲を行えるようにプランニングしておくこと!
いざという時は、指導者や看護師、教員に助けを求める事ができるようにしておきましょう!
感染リスクのアセスメントの書き方の例を出してみるよ!
O)患者さんの原疾患:右大腿骨転子部骨折
O)術式 O)バイタルサインの数値
O)血液検査データ
O)術後◯日目 バルーン抜去
<アセスメント>
現疾患は右大腿部転子部骨折である。
術後 1日目、術後の炎 症反応に伴い、体温・血圧・心拍・CRP が上昇している。
その後の検査データでは数値が低下 しているが CRPが高値を示している。
CRP とは炎症反応を示す指標であるため、高齢であるため身体の回復力が低下し術後の 炎症反応が残っていると推測する。 術後 3 日目には術後、本人 の体力、術後の回復の上昇 により尿道留置カテーテ ル抜去されている。 尿路感染含め留意する必要がある。
転子部骨折によるガンマ ネイル術であり、ムーアの法則では◯◯期にあたる。
創部の治癒状況を観察し、創部の感染の予防する事が必要である。
一例になりますが、多くの看護学生さんの参考になればと思います! いかがでしたでしょうか?
感染リスクと一言で表現しますが、この一言には患者さんの個別性や様々な医療の側面が複合して看護の役割・ケアが数多くあります。
私の執筆している事以上に奥が深いのが「感染リスクの看護計画」になります!
続きは看護Atariaでご紹介します!
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→感染リスクの看護計画 <実習で頻回に出会う感染リスクについて。看護の実際>
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