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男磨き界隈の本質は「他者への見下し」である
驚くことに「誰かのことを見下すために努力している」人間って結構多いんだよね
先日こんなポストが話題になった。
いしいさんの「東大卒の女が周りを見下していて心底軽蔑した」という投稿に対するドグマさんの引用ポストである。
驚くことに「誰かのことを見下すために努力している」人間って結構多いんだよね(°_°) https://t.co/YSU31wjzQ1
— 恋愛のドグマ🦁マッチングアプリ恋活婚活で幸福を掴ませる (@dogmapua666) February 12, 2024
この投稿を見て僕は「これぞまさに男磨き界隈の本質だな」と思った。
指摘している人は少ないが、男磨き界隈のモチベーションの根本は「他人を見下すこと」である。
今回はそんな「男磨き界隈の本質は他者への見下しである」というnoteを書いていく。
前回「男磨き界隈はトランスモテ男の集まりである」というnoteを1万文字以上も書いたが、そこでも書ききれない内容があったのでこのnoteに書いた。
↑のnoteで書きたくても話題が広がりすぎて収集がつかなくなりそうだったので、あえて書かなかったテーマについて今作では触れている。
本noteも例によって4割ほど無料で読めるので無料部分だけでも楽しんでいってくれたら嬉しい。
男磨き界隈は他者を見下すために努力している
これはガチなんやけど大人になればなるほどお金や時間の使い方によって差が生まれる。なぜなら、ほとんどの奴はダラダラYouTubeは見るくせに1日30分も勉強しない。風俗には平気で1〜2万円使うくせに自分自身には1冊1500円の本すら買わない。こんな奴らばっかりの中で突き抜けるのなんてマジで楽勝。俺…
— タイソン (@taison_2023) March 2, 2024
結論から言うと男磨き界隈は「他人を見下すために努力している集団」である。
彼らの動力源は将来成功した時に他人を見下すことにある。
そもそも現時点ですら色んな人を見下しまくっているので、将来成功した時には周囲をより一層見下すのは至極当然の流れと言えるだろう。
男磨き界隈に対して「自分を高めて魅力的な男になるために努力しているストイックな男の集まり」みたいなイメージの人もいるかもしれないが全然違う。
それはあくまで上辺だけで、彼らの根底にあるものは「努力して突き抜けた存在になっていつか他人を見下したい」という歪な優越感によるものだ。
そのくらい彼らにとって「誰かを見下す」ということが男磨きのモチベーションになっているのである。
しかしこんなこと言うともちろん彼らは反発する。
実際似たようなことを僕がポストした時に男磨き界隈の人から噛みつかれたことがあった。
論理的な思考ができないんだなー
— カンキ|男磨きで人生変える (@hiro_shi369) November 23, 2023
男磨きして差をつけたい!
→差をつけて自分だけいい思いしたい
→おれがいい思いできたのはお前らが…
なんでこうなるん?
アンチ男磨きのバイアスがありすぎて無条件に嫌な捉え方してるよな。
自分を変えたい!って思う人たちでお互いに刺激しあって協力してるやん? https://t.co/d4XDu4Ttu4
これを見て「あぁ、やっぱり無自覚なんだな」と僕は思った。
恐ろしいことに男磨き界隈の人たちはそもそも自分が誰かを見下しているということに気が付いていないのだ。
確かに男磨き界隈で努力している人たちは「自分を変えたい!」という気持ちから、時に刺激し合って頑張っている。
・筋トレ
・オナ禁
・瞑想
・読書
・料理
・勉強と仕事
・コールドシャワー
効果があるかどうかは別として、上記の男磨きをストイックに行い「レベルの高い男になりたい」という彼らの思いは本物だろう。
その思いをウソだとかニセモノだとか否定してバカにするつもりは全くない。
自分を高めたいと思う気持ちや、実際に行動して努力すること自体はとても素晴らしいと思う。
しかしその一方で彼らは自分たちが無意識に抱いているドス黒い感情に気が付いていない。
言うまでもないが、そのドス黒い感情の正体は「他者への見下し」だ。
そう、男磨き界隈は自分たちが他者を見下していることに気が付いていないし、それが原動力になっていることにも気が付いていないのだ。
だから周囲から煙たがられたり反感買ってる理由が本気でわからないのだ。
「俺たちはストイックに自分を高めるために頑張っているのにどうしてウザがられるんだろう…」
こんな風に思っている男磨き界隈の人も多いと思う。
だけどこのギャップに無自覚でいる限り、彼らは成功者や突き抜けた存在になるどころか人に好かれることすら難しいだろう。
それもそのハズで誰だって自分のことを見下してくるような相手なんか好きになったり応援なんてしたくないからだ。
とはいえここまで書いても「俺は他人を見下してなんかいない!ストイックに頑張っている!」とお思いの方もいることだろう。
しかし客観的に見た時に、男磨き界隈は擁護できないレベルであらゆる人たちを見下している。
その証拠をどんどん書いていこうと思う。
本noteが伝えたいこと
![](https://assets.st-note.com/img/1709559159480-dtgKngz205.jpg)
「人を見下すのはよくないことだ!だからそんなのやめるべきだ!!」みたいな綺麗事を書くつもりは一切ない。
僕だってこれまでの人生で誰かを見下して生きてきたし、今これを読んでいるあなたも誰かを見下したことがあるだろう。
どんな聖人であっても、誰のことも見下さずに生きてきた人間なんて存在しない。
もちろん誰かを見下すということはあまり良くない行為だが、人間社会で生きている以上必ず発生する。これは避けようがない。
しかしあまりにも色んな人たちのことを見下しておきながら「俺たちはストイックに努力している!その辺の雑魚と一緒にするな!」みたいな発言をするのは間違っていると思わないだろうか?
それに自分のあまりにも極端な物差しで色んな人を見下していることにまったく無自覚なのもどうかと思う。
そんな疑念から本noteを執筆した。男磨き界隈に所属している人だけでなく、副業や筋トレや就活などいわゆる意識高い系に所属している人たちにもグサグサ刺さる内容になっている。
心痛むかもしれないが、ぜひともそうした方々こそ手に取って読んでもらいたいと思っている。
周囲の男と差をつける
俺は人より2倍本読むし、2倍勉強してるし、2倍思考してるし、2倍行動してる。
— hy∞上質の異質 (@hy_polish) July 2, 2023
だから人と差がつくわけ。
当たり前に人より2倍やれば、2倍の差がつくんだよ。
能力がない?才能がない?遺伝子が悪い?
なら人の2倍やれ。足りないなら3倍やれ。
男磨き界隈が大好きな言葉がある。それが「差をつける」という言葉だ。
男磨き系アカウントで「差」と検索すれば必ずと言っていいほど「差をつける」という言葉が出てくるほどだ。
・トップ1%の男になれる!
・これをやればお前だけゴボウ抜きできるよ
・男磨きすれば抜け駆けして突き抜けた存在になれる!
単純に「周囲の男と差をつける」という言葉もそうだが、上記のような言い回しにも非常に刺さる。
とにかく男磨き界隈の人は「周りの男と差をつける」という言葉にめちゃくちゃテンションが上がる。
特に「みんながゲームしたり遊んでる間に自分だけこっそり努力して突き抜けた存在になりました」みたいなストーリーが大好きだ。
あとは「華金でみんなが生産性のない飲み会に参加してる間に自分だけ努力して差をつけろ」みたいな投稿も人気がある(これはビジネス界隈にも言えるが)
『華金』なんてただの言い訳。
— えなじー【自分磨き】 (@Tatsu9229611181) March 1, 2024
やる奴はこうやって金曜日もやってるよ。みんなが『今日は華金!』っていう言い訳を作って飲んだくれてる間にこそ行動するべき。
そして、みんなが2日酔いしてる時に早起きして、朝活を行うべき。周りがさぼっている間に差をつけろ。 https://t.co/A5payngeDd pic.twitter.com/jyELd4Hxch
だから男磨き界隈のインフルエンサーたちは狙ってこうしたポストをしているし、今日も男磨きアカウントたちは「周囲の男と差をつけるぞ!」と息巻いて男磨きに励んでいる。
しかしここである疑問が浮かんでくる。
なぜ彼らは周囲の男たちと差を付けたいと思っているのだろうか?
それは根底には「周囲から抜きんでた存在になってそいつらを見下したい」という虚栄心があるからだ。
それに加えて「周りはバカで雑魚ばっかだけど俺はコイツらとは違う!」という歪んだ選民思想もある。
その証拠に彼らの発言には必ず「周りの男は雑魚ばかり」とか「みんなボケーっとしてる」と言う周囲をこき下ろす発言がセットになっている。
正直、男磨き界隈って飽和状態になりにくい
— ハーバードソン (@Harvardson_SI) May 18, 2023
街歩いたら9割5分の男が並の特徴しかもち得ていない
なぜか?
【世の大半の男の生活習慣は死ぬほど雑魚だから】
たとえ俺のこのツイート見て読んでも、行動に移す男はミジンコ並みに少ない
だから今動けば周りの男と圧倒的な差をつけることができる
そう、男磨き界隈は普段からあらゆる男たちを自分の勝手な基準で品定めして「コイツは何も頑張ってない雑魚だ」と見下しているのだ。
だから9割の男は雑魚ばかりとかワケのわからない発言を繰り返して平気で他人を見下している。
そのクセ自分が誰かを見下していることに無自覚なのだからタチが悪い。
それと当たり前の話だが周囲の男が雑魚だらけに見えるなら、目と頭がおかしいから病院に行った方がいい。
ある程度の年齢になれば、一見何も考えてなさそうに見える人にも実は重たい過去があったり仕事や私生活で何か抱えているということがだんだんわかってくる。
何も背負わずに生きている人間なんていないのだから。
そんなことすらわからずに、街で歩いている人を見かけただけで「努力習慣のない雑魚」とか言えちゃうのはあまりにも視野が狭すぎる。
そうやって他人を見下してばかりいると、そういう態度は自然と相手にも伝わってしまう。
隠してるつもりでも隠しきれない。だから男磨き界隈の人たちは多くの人から失笑されたり相手にされなくなっているのだ。
なぜ男磨き界隈は色んな人を見下してしまうのか?
![](https://assets.st-note.com/img/1709513553525-iAYdGJmVwl.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1709513527559-zcbO4RvHJr.jpg?width=1200)
ここまでの話をまとめると
周囲の男は雑魚ばっか(他者への見下し)
↓
だけど俺はコイツらとは違う(歪んだ選民思想)
↓
だから男磨きして突き抜けた存在になって差をつけてやる!(埋められない差をつけて見下しても反論できないくらいの存在になりたい)
というロジックの下、彼らは男磨きなどの努力を頑張っている。
確かに大谷翔平選手やローランド氏のようにその世界で突き抜けた存在になって、他人を見下すのは気持ちいいかもしれない。
「俺はこんなに努力したから成功したんだ。お前らは全然努力が足りていない」
いつの日かこんな説教をしたい。成功して他人をもっと見下したい。
誰の心の中にもこうした虚栄心はあるが、男磨き界隈にはそれがあまりにも強すぎる。
実際男磨き界隈には大谷翔平選手やケイスケホンダでもないのに、あろうことか彼らのフンドシ使って説教してくるアカウントさえあるほどだ。
・筋トレしてない男
・モテようと頑張っている男
・色白マッシュ、センターパート
・ゲーム好きな男
・飲み会好きな男
書くともうキリがない。とにかく男磨き界隈は色んな人たちを見下している。
しかしなぜ男磨き界隈はこれほどまでに色んな人をナチュラルに見下してしまうのか?
それはもう単純明快で
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