卵巣のう腫入院の記録②
退院〜2週間
軽く調べてみると、腹腔鏡手術は退院後1〜2週間で世間復帰できる回復の早い手術です、という文言が複数見つかりました。
それってつまり1〜2週間はどんな状態なの…?と全く見えませんでした。また、通勤があるのであれば退院後できれば2週間休みをとったほうがよいです、と主治医の先生から言われたので、退院後の生活に対する不安が少なからずありました。
結果から言うと、退院後1週間は通常速度で歩いたり、家事を長時間続けたり、ちょっと多めに買い物して持ち帰ったりなどは難しかったです。
例えば、10分の距離のパン屋へ行こうとした場合、行きは問題ないのですが、帰りは内臓がどーんと重くのしかかり、周りのほとんどの人に抜かされる速度でしか歩けなかったり。豆乳の500mlとチルド飲料250mlとその他野菜をもったら手術痕に痛みを感じたり。
お腹がきつめのボトムスは全然はけませんでした。例えばジーパンは生地が硬いのでお腹にダイレクトに食い込む。これはほんとに痛かったです。なので急遽楽天で購入したサロペットにとても助けられました。
1週間目が過ぎ、2週目になると、だいぶ元気に動けるようにはなってきました。ただまだ重たいものを持つなどすると、お腹は痛いので無理はできません。
2週間~1か月
2週間のお休み後、会社に通い始めました。が、この時もまだパソコンとペットボトル+ αのような重い荷物は持って、会社まで通勤するとちょっと辛かったです。私の場合は時差出勤ができたため、少し空きのある電車に乗り、電車の中では座ることで何とか1週間のをのりきりました。運悪く座れなかった日は、片道でも結構内蔵がずーんとしていました。通勤前はかなり元気になった!と思っていたため、通勤してみたらまだ本調子じゃないことは少しショッキングでした。ただ、鎮痛剤が必要といったことは全くなかったし、だいぶ歩く速度もスピードが出せるようになっていたので、外から見たら、もう普通の人だったのではないかなと思っています(自分だけかもしれませんが…)。
その後
1ヵ月ぐらいの間はまだ本調子じゃないなぁと感じるところが多かったものの、手術後2ヶ月目に入ってきたらかなり元気にはなりました。経過観察に通院したり、たまに手術痕がかゆかったりなど小さな痕跡はあったものの、それほど特別手術のことを気にせず過ごせたように思います。
まとめ
ウエストで絞らないタイプのサロペットが地味に役立ちました!