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初登山!山を登らないと辿り着けない【三斗小屋温泉 大黒屋旅館】へ行って来た

数年前、「山を登らないと辿り着けない旅館が那須岳にある」と知り、自分の足でしか旅館へ辿り着けないことに魅力を感じ、いつか「三斗小屋温泉 大黒屋旅館」に行くことが私の夢の一つになっていました。

ですが、私には登山経験がなかったため、いつか叶えばいいなモードでした。そんな時、職場に登山が趣味の先輩がいまして大黒屋旅館に行ってみたいとポロッと話したら「じゃあ行こうか!」と声をかけていただきそれはそれは嬉しく、さらに通な先輩は、登山の日程を山の日に被せてくれまして、とても楽しみに当日を迎えました。


▶︎いざ、当日を迎えて

天気は曇りでした。

私の初登山がスタートしました。メンバーは、職場の先輩・同期・私の3人です。
昨今、夏の暑さが尋常ではないので、登山前から軽くトレーニングはしていましたが、当日は比較的登りやすい天気でした。

少し登ったところで休憩。山って美しいですね。
お昼

さらに歩みを進め、途中に休憩できる小屋があり、そこでお昼休憩をしました。登山で食べるご飯はこんなに美味しいのか…と実感(笑)

延命水

お昼を食べ、その後はひたすら歩き大黒屋旅館を目指す。登山道の途中には延命水もありました。

三斗小屋温泉の歴史の看板

歩いていると三斗小屋温泉の歴史の看板がありました。明治時代の初めには旅館が5軒もあったそうです。三斗小屋温泉の歴史について詳しくはホームページのリンクを貼っておきます。


▶︎三斗小屋温泉 大黒屋旅館に到着

煙草屋旅館

先に見えた建物は、煙草屋旅館でした。大黒屋旅館は煙草屋旅館の下にありました。

大黒屋旅館

無事に到着。そしてなぜか建物外観の写真を撮影していなく、看板の写真しか撮っていませんでした。私の撮り忘れです…。

同期と二人部屋

色々と物が写っていますが…お部屋は広く個室でした。近隣部屋からの音や話し声も入り口の障子を閉めるとほとんど聞こえず、とても快適に過ごすことができました。

お部屋にあったお茶とお菓子
旅館の売店で飲み物を購入

飲料水は旅館の外にありましたが、私は売店にて飲み物を購入。山の上でアイスコーヒーが飲めるなんて〜!とても幸せでした!お金はできるだけ小銭を多く持っていきました。

部屋からの景色

普段の日常生活で暇な時はすぐスマホを触ってしまいますが、山の上ではもちろん電波は届かないので良いデジタルデトックスになりました。景色眺めながら持ってきたお菓子を食べて、ひたすらお喋りしてました。今振り返ると、とても充実した時間でしたね。
1年に1回くらいは頭の中を空っぽにする時間があっても良いですね。

絶対に持っていくと決めていたカリカリコーンコンソメ様!美味しいですよね!
ゴミは持ち帰りました。
館内案内と入浴案内

温泉は2種類あり、男性・女性は時間で入れ替わります。温泉でシャンプーや石鹸等は使用出来ません。湯船に浸かるだけにはなりますが、夕飯前にさっと入浴して来ました。

▶︎夕飯

夕飯

「本当にこの旅館は山の上?」というくらいご飯が豪華でした!生鮮食料は歩荷さんたちが運んで下さるんですよね。ありがたいですね。

おひつに入ったご飯

ご飯がとても美味しかったです!
消灯時間が21:00なので、夕飯後も少しお喋りをして布団に入りました。

▶︎翌朝

旅館前の飲料水飲み場

少し早く目を覚ましたので、新鮮な空気を吸いに外へ。旅館前の飲料水をいただきました。冷たくて美味しかったです。

朝食

待ちに待った朝食です。完食しました!美味しかったです!

おひつに入ったご飯

朝もご飯が美味しかったです!

▶︎そして帰路へ

あっという間の登山

初登山でしたので、最初は様子見ということで他の山に登ることなく帰路に着きました。帰りの天気も曇りで、暑くもなく寒くもなくとても快適でした。「絶対に天気は暑くなる!」と意気込んで行きましたが、穏やかに登山を終えることが出来てとても良い思い出になりました。

登山を始めるに辺り、何も知識がない状態からのスタートでしたのでアウトドアショップの店員さんに登山用具について聞きつつ用具を買い揃え、登山のいろはを自分でたくさん調べました。自分が経験したことのない未開拓のジャンルに挑戦していくことは大変ではありますがそれを上回る楽しさ・発見・学び・人との交流があると改めて感じました。

何歳になってもチャレンジ気持ちは大切にしたいですね。トキメキも。

せっかく登山用具を揃えたので、次はどこの山に登ろうか情報を集めている今日この頃です。

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