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イベントのお買い物袋・ショッパー

イベントで自分の作品を出展する時や、フリマでの出店の際、お客様用の袋に困ったことはありませんか?

今回はイベントで困る「袋関係の問題」について考えます。

※今回の記事では、単純に「袋」と書いている場合、小さな袋で簡易的なラッピング用袋を想定しています。

※ショッパーと記載がある場合は、品物をまとめて入れることができるような大きさの袋を本記事では指します。

お釣り問題に困っている方はこちらもお読みください▼

袋ってそもそも必要?

事前に「お買い物袋は有料です」と注意書きがあったり、購入の際に「そのままのお渡しでも良いですか」と聞かれたりすることがあると思います。

もちろん事前に知っていたり、その場で使いたい場合などはこちらから不要の旨を伝えたりすることもあるでしょう。

しかし、お買い物袋はあった方がいいです。お客様に手渡した後、どのような状態で品物が運ばれるか分かりません。

自分が出店者側ではなく、お客様の立場だった時を考えてみましょう。お客様がご自宅で改めて作品を見たとき、袋がないことによって汚れや傷がついていたら?

お客様が気持ちよくお買い物できるように最大のケアをするのも、出店者としての役目だと思います。

ささいな問題かもしれませんが、思わぬトラブルに発展する可能性があるので、お買い物袋はあった方がいいと考えています。


どこで買えばいいの?

袋を用意する時、どこで買えばいいか分からないよ〜という方もいると思います。そんな方向けに簡単におすすめの購入場所を書いておきます。

100円ショップ

我らが100円均一です。ダイソー・セリア・キャンドゥなどが一般的かと思います。

それぞれのお店で枚数や大きさなど微妙に違うと思いますが、比較的少量で色々な種類が揃っているため買いやすいです。

JANコードを見せれば在庫照会や取り寄せ(おそらくセリアのみ?)をしてくれるサービスもあります。

文房具店

駅ビルならLoftや、地方であれば地域の文具店にラッピング袋が売っている場合があります。ただ、あまり種類や大きさの選択肢はないです。

パッケージプラザ

パッケージプラザとは、「包装用品のコンビニエンスストア」をコンセプトにした地域密着型の包装用品販売チェーンです。

地域によって「パッケージプラザ〇〇」のように後ろに付いている店名が異なります。

100円ショップに比べると値段は少々お高めな商品もありますが、何といっても豊富な品揃え、大容量で入っている場合が多いです。店頭で取り寄せをしてくれるサービスもあります。


どんな種類の袋を用意すればいい?

用意する袋の大きさは、ご自身が販売する品物の大きさに比例して決まります。実際にその袋が入れやすいかどうか、自宅で事前に予行演習しておきましょう。

紙袋

コスパで言えば紙袋が一番安いでしょう。中身を見せたくない、日焼けを防ぎたい商品などは紙袋に入れるのがおすすめです。

ただし紙袋の場合は水濡れなどには対応できませんし、開け口をのり もしくは シールで止めてお渡しする必要があります。

OPP袋

OPPとは、Oriented Polypropylene(二軸延伸ポリプロピレン)の略称です。
紙袋と異なり、透明で中の商品がしっかり見える作りとなっており、防水性にも優れています。

しかし折り目がつかないように持ち運ばないといけなかったり、開け口ののり部分の保護フィルムの捨て場所など、イベント当日は対策を考える必要があります。

このような見た目の袋です▼


何枚くらい持っていけばいいの?

何枚持っていくかは、正直、当日どれくらい売り上げたいかによると思います。

もしくは全部売り切ってしまうことも想定して、在庫を全て入れられるだけの袋の枚数分+予備を持っていくのがおすすめです。

※2024年5月のデザフェスでは、120枚+予備を持って行きましたが、足りない勢いでした。少し多めに…と200枚くらい持っていけばよかったです。


ショッパーは必要?

ブランド店などでお買い物をされた経験がある方は、ブランドの名前やロゴが入った大きな紙袋をもらったことがあると思います。あれが俗に言うショッパーです。

しばらく前からお買い物袋自体がそもそも有料になり、それなりのブランド店でも「20円で紙袋お付けできますが、どうなさいますか」なんて聞かれることも。

じゃあ個人でショッパーなんか必要あるのか、と考える方もいるかもしれません。正直、私は個人レベルの出店であれば必要ないと思っています。

ただし、必要があると考える場合は以下の3タイプです。

①重い物(食器など)、かさばるもの(洋服など)を取り扱われる方

②小物でもたくさんお買い上げいただくことが多い方

③自分の作品をブランドとしてPRしたい方

ショッパーを個人レベルで作るとなるとかなりコストがかかると思いますし、何より出店の準備がより大変になることは明白です。

私も個人レベルで作るとなるとかなり大変だし、しばらくは必要ないと思っていました。

しかし、イベントで複数購入されるお客様が徐々に増えており、個別包装のものをいくつもお渡しする機会が何度かありました。

そこで、上記のような袋を購入し、自作のラベルシールに作家名のみ簡易的に記したものを貼って使うようにしています。

(中に入っているのは作品のサンプル写真と取り扱い説明書です。)

私はかなりペラペラの薄いショッパーですが、①に該当する方は厚手の大きな紙袋を用意した方がいいと思います。

また、③に該当する方は印刷所に依頼して作ってもらうとブランドイメージとマッチして良いかもしれません。


今回は簡単にイベントの時の袋の必要性と入手場所・種類についてまとめました。
今後はデザフェスに向けての準備もかねてノートにまた書く予定です。

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