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2024.12.29 万貴音 presents 「じゃんごーじゃんごー!」vol.38〜ensemble〜(その1)

年も押し迫った12月29日、1年ぶりにLIVE café Jiveでの生万貴音。
楽器で埋まったメンバー6人の場所も相変わらず狭いけど、それ以上にみっしり埋まった満員の客席。
もうテーブル出すキャパギリギリだったんじゃないかな(人の多いジャイブは椅子だけの時もある)
いつものBGMに密集状態のフロアに熱気と期待が高まる。
 
『FMはつかいちのうた』
時間内にお客さんが入りきれず、定刻を少し過ぎたところで登場した生万貴音の6人が最初に出した音は『FMはつかいちのうた』!
こだわりが出るライブの1曲目にこれはきっと誰も予想しなかった選曲!
5月の万貴ちゃんのお誕生日会で初披露された曲を年末に回収するのが憎い。
限られた地域で流れるコミュニティラジオ局のテーマソングであるにも関わらず、ラジオだけじゃなくてライブでも積極的にセットリストに入れて7ヶ月かけて刷り込んだ\ハッピートゥギャザー/ \はっつかーいちー/ \ななーろくーいち/は立派に育ってた。
 
『アンケート』
場をあっためたところで更に熱を上げるみんな大好き『アンケート』。
ライブの鉄板曲のようで、実は生万貴音ではあんまりやってなかったりする(去年の年末位)
今まで2、3番手を担ってた『Stay Smile』から後半に持ってきがちなこれをぶっ込んで来るあたり、緩急はっきりした流れになりそうな雰囲気がアウトロの貴音くんのテンション高い「よいしょー!」に表れてた(まだ2曲目)
 
『生万貴音のテーマ』
この日の新曲!こう来たか!
めっちゃカッコいいイントロから「なーままきねー!なままきねー!」ってまんまやん!
ど直球のメンバー紹介ソングで、普通は名前を告げてから呼ばれたパートが音を出すのがこれは逆パターン!
ギター小田原政広さん、キーボード住麻衣子ちゃんと進み、ベース山本優一郞さん…のコールがない?と思ったら気付いた万貴ちゃんとフォローしようとした貴音くんが同時に叫んでた!笑
後のMCでベースに見とれてたと白状する万貴ちゃん。わかるわかる。
それから最後のドラム森川泰介さんが呼ばれて無事メンバー紹介終了。
 
『暁スリーパー』
バンドサウンドが映えまくるから生万貴音でやる機会があるなら絶対はずしたくないだろうし、オーディエンス的にも是非セットリストに入れて欲しいロックチューン。
爽快なメロディーがど真ん中に決まって、安心してメンバーに背中を預けた貴音くんがほんっとに気持ち良さそうで顔がほころぶ。
これさー、まるっと1曲、ライブMVにしてもいいんじゃない?
 
『Days』
児童虐待防止推進月間である11月には毎年意識的に唄われてるものの、シリアスなテーマがはっきりしていて、ワンマンで、しかもバンドセットでやるにはちょっと異色なナンバー。
11月末にサブスクリリースした『Ancient Collections 2013-2016』に入ってて、少し前にじゃんごりあんさんがこの曲をカバーしていたことが今回の選択理由みたいで、受け取ってくれる人への寄り添い方が万貴音らしい。
全体的に楽器の音が控えめだから、2人のボーカルが際立つ。
麻衣子ちゃんの呟くピアノが後半で感情の波のように音を変えてまたピアノに戻る。
込められた願いはたくさんの人の処に届いていると思う。
 
『ユキマチ』
ステージのないジャイブで私の位置から万貴ちゃんの手元は見えなかった、けど、「次に行きましょうか」と貴音くんが言った時に小さく聴こえた…シャン…キタ!!!
大事そうに抱えた(貴音くんいわく「愛し子のように」)万貴ちゃんのスレイベル!
しかも棍棒仕様の借り物じゃないマイスレイベルに瞳がキラキラ輝いてる!
間奏の小田原さんのギターに強めに重ねた鈴の音が去年以上にクリスマスモード増し増しだった。
途中シャラーン!と大きく振った時、皆が万貴ちゃんの虜になる魔法がかかったよ。
改めていい曲なんでクリスマスシーズンにしか聴けないのがもったいないと思いつつ、今年もこの時期が来たねと感じる特別感には勝てないなぁ。
 
『ヒネクレモノトーン』
曲に入る前「気持ちを18年位前に戻して」と言われて浮かぶ『Double Blind』のジャケット。
この中でバンドバンドした曲といえば…と脳内で3曲ピックアップしたところで森川さんのイントロのどんどん!でボタンを押す!イントロドン!ぴこーん!
うおっ!これをライブで聴くのは一体何年ぶりー!
同じ『Double Blind』収録でも『最後の嘘』『アンケート』『pf』は今もまぁまぁやってるから本当にレアい!
うん、バンドで聴くとさらにイケメン!
 
『2秒後』
続くこれはシンバル1音目のジャン!でわかった!2秒と言わず1秒後!
歌詞だけ見たら悩める男子のラブソングなのに、『Re:Bound』とはベクトルの違うアグレッシブさと疾走感がグイグイ迫る。。
速い!音数多い!(BPM175はこれ?)忙しい皆さんが限られたスタジオの回数で完璧に合ってて、6人の演奏のクオリティの高さを否応なく魅せ付けてくれる!
間奏で「ギター!」ってソロが入るのロックの王道だよね!
大サビ1回目の「今、ボクのものにできるのなら どんなにキモチイイだろう」のベースラインがめっちゃ好きなんで優一郞さんの音で聴けて大満足でございます!
 
その2に続く→

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