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三井住友銀行 SMBC ART HQ Part 2 - 大林コレクション

ご閲覧ありがとうございます!

今回は三井住友銀行東館1Fアース・ガーデンで行われているSMBC ART HQ Part 2について。

SMBCのコレクションと国内メジャーコレクターの作品で構成されるSMBC ART HQ2回目のテーマはポートレートです。今回は大林組会長である大林剛郎さんの近現代コレクションがメインとなっています。

大林さんは米国アートメディアであるArtnewsのTOP200 Collectorsにも選ばれるような方。安藤忠雄デザインのご自宅にあるゲストハウス外壁はオラファー・エリアソンによるタイルが敷き詰められています…!

ゲストハウスの壁には
オラファー・エリアソンのタイルが。

会場には大林さんが書かれた展覧会解説があり、展示の作品/アーティストについて美術史を絡めた文章が。

ネットで見つからなかったのでこちらに載せます。
シワが読みづらくてすみません!

計36点の展示ですが、いくつか抜粋させていただきました。

Gilbert and George, 1997, Wolfgang Tillmans
a.k.a., 2008-2009, Roni Horn
幼少期の写真とセットでアイデンティティーを表現。
Diana, Princess of Whales, 1999, 杉本博司
蝋人形を撮影したシリーズ
Idol, 2021, Christian Rex Van Minnen
Untitled, 2020, 加藤泉
Pleasure of Picasso - Mother and Child No.236, 2020-2022, 田名網敬一
Picasso and I, or an Attempt at a Facsimile of Pablo Picasso's Portrait de Femme au Chapeau à Pompons et au Corsage Imprimé (1962), 2017, Ryan Gander
So Precious, 2023, Toyin Ojih Odutola
"彼女は一貫してアフリカ系の人物のみを描いていますが、
そこには西洋美術史に内在するレイシズムを解体すると言う意図も込められています。"
解説より
100 Years, 2001, Hans-Peter Feldmann
0歳から100歳までの家族、友人、知り合い101人の写真で構成されています。

"100 Years"はご自身がニューヨークのP.S.1で実際に見た時衝撃を受けられたそう。実際、作家が感じた被写体に対する想いやその場の空気感がどの写真からも伝わってきました。今回の展示はこちらがメインだった気がします。

SMBC ART HQ Part2 - OBAYASHI COLLECTION
多様化する人間像とアート
近代から現代まで
2023年8月25日~10月20日
三井住友銀行東館1Fアーズ・ガーデン
開館時間:9:00~18:00/13:00~18:00(土日祝)
入館料:無料

これだけの作品群を無料かつ、ゆっくりと見れる場所って他にないと思います。
アートに興味ある方、またアートコレクションしている方は是非見に行って頂きたいと思いました。

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最後まで読んで頂きありがとうございました!

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