採卵前日
処方された点鼻薬は、採卵2日前の夜23時と24時に打つことが条件でした。散々気持ちが揺らいで、散々泣いた後です。目はパンパンで、目を瞑ったらすぐにでも寝れそうな勢いでした。それでも何とか指示通りに全てをこなすことができました。これで排卵を誘発するみたいですが、何せ鼻のスプレーですので…。本当に効果あるのかな…量少なかったかな…と不安になりました。
採卵前日の気持ちを記しておこうと思います。
採卵自体に恐怖はありませんでした。ブログではよく、採卵が痛すぎて苦しかったというものを目にしてました。しかし、私の通う病院は、静脈麻酔をかけてもらえます。痛みがない、寝ている間に終わる、という情報を得ておりました。恐怖よりも、意識がなくなる時ってどんな感じなんだろう…という興味のほうが強かったです。
そんなことよりも怖かったのは、ついに現実に迫ってきたという事実でした。採卵が終わっても、その先の治療に進めるのか。まだ可能性は残されるのか。最悪の事態を想定すると、これで終わりということになります。これらを考えるのが一番怖かったです。
仕事帰りにスーパーの駐車場で母と話し、大きな勇気をもらい、とにかく今やれることを精一杯やるしかない!と、ポジティブに考えるようになりました。
くよくよしたって始まらない。
結果がどうなるかは、誰にも分からない。
覚悟を決めて、泣くより笑って過ごそう。
帰宅後は気分も軽くなり、平常時のテンションで過ごすことができました.旦那さんにも、『今日は元気そうで安心した。』と言われました。
まずは、無事に採卵が終わりますように。そして、1つでもいいから、受精卵ができますように。