やっぱり逆転裁判4とオドロキくんが好き【逆転裁判への独り言まとめ3】
なにこれ
Discordの個人鯖でだらだら書いていた逆転裁判についての独り言をまとめたものです。
一部原文ではなく編集や加筆を加えています。
今回は文章の順番も話題ごとに入れ替えています。
基本ソースを確認せずにダラダラ語っているのでご注意ください。
あと当然のようにネタバレを含みます。
やっぱり逆転裁判4とオドロキくんが好き
※こんなタイトルですが他ナンバリングの話題も含みます。
オドロキくんと周辺人物(主に事務所と牙琉霧人)の話が多いです。
4の元凶が6な話
「全ての元凶」というか「色んなキャラの因縁が一箇所に集中してる設定」が癖なんだけど、
多分原因は逆転裁判のせい。
いいですよねどんどん影響が盛られていくDL6号事件。
‥‥まあプレイ順的に自分の「始まり」は或真敷だったわけですが。
自分が6も好きなのは、その「或真敷のゆがみ」の
さらなる元凶が出てきたからかもしれん、基本4中心で考えるから。
なんで異国の女王暗殺事件が日本の或真敷一座のゆがみに繋がるんだよって話だけど、
そりゃそん時クラインに王泥喜一家がいたからだよと。
4の事件精査して見ると、
マジで女王暗殺事件がなければ起こり得なかった事件ばかりなんだよな。
女王暗殺事件
↓
奏介死亡
↓
優海が一座に戻る
↓
ザック・バラン・ユーミの三角関係再燃
&
みぬきちゃん誕生
&
優海誤射事件発生
で、誤射事件をきっかけに天斉が狂い、一座のゆがみが発生。
その果てに天斉殺害事件が発生し、
(元)担当弁護士の牙琉霧人が捏造と殺人に走って、
成歩堂は弁護士バッジを失い4-1(逆転の切り札)と4-4(逆転を継ぐ者)が発生でしょ?
みぬきちゃんが生まれたことでマジックパンツも生まれ、
結果的に宇狩の車を止めて宇狩の移動速度が大きく落ちて、
美波を川に捨てる前に滝太と鉢合わせして4-2(逆転連鎖の街角)発生でしょ?
優海誤射事件のせいでラミロアが現れ、
マキをパートナーとし牙琉響也と接点を持ったことで、
マユの密輸ルートができて4-3(逆転のセレナード)発生でしょ?
元凶となった行動は優海が一座に復帰したことなんだけど、
本人は特に何も悪い事してないどころか被害者も被害者なのほんと可哀想。
影がかかってるのが好きな話
自分の初逆転裁判は4なわけだけど、
123を後からクリアして4の問題点を理解した後も、
何なら検事シリーズや56や大逆転シリーズをクリアした後も、
この作品は自分を狂わせて来る。
唯一無二だと思うんだよね、逆転裁判4の、なんというか、
登場人物ほぼ全てに影がかかっているというかダークな感じ。
その中で徐々に謎が解き明かされていくのが好きで‥‥
自分が王泥喜法介のことが好きなのは、
その影がかかった感じを56でも引きずってるところがあるからかもしれん。みぬきちゃんはそんな影のかかってちょっとかっこいい感じなんてオドロキさんじゃないみたいなこと言ってたけど
456で背景情報が明かされてなお、
それ以外の余白に「暗がり」を想像できる余地があるのもすごいよな。
ここは例の裁判~4までの成歩堂にも言えるんだけど、
彼はほらあの時点ではもう大人だから。
葵に対する方便だったかもしれんけど、
「お母さんがいない」こと気にしてたような発言あるんだよな王泥喜。
この発言からして日本での主だった養育者は男性である可能性が高いよな、
どっかの養子になったにしろ施設育ちにしろ、「母親」と見なせる人がいなかったってことだから。
あの時代はまだドゥルクのことを信じてたって考えると、
「日本では父親と見なせる人もいなかった=施設育ちで親密な関係にある職員もいなかった」可能性も出て来るな。
「父親がいない」と見なさなかったのはあくまでドゥルクがいたからってことで。
母親がいないことを気にしてて、
(育ての)父親は信じてたのに十年以上経っても迎えに来なくて、
うーん闇。
その闇を照らした後絶望に叩き落としてくるのが6。
オド+みぬ(断じてオド×みぬではない)は闇の中の光という話
それでみぬきちゃんもみぬきちゃんで実父のこと気にしてるわけだけど、
「あ。でもね。みぬき、さみしくないよ。
だって、ホラ。パパ(成歩堂)がいてくれるし。
今は、オドロキさんもみぬきを笑わせてくれるし」
う~ん闇の中の光!
そうだよ逆転裁判4のもう一つの最大の魅力は濃密なオド+みぬなんだよ。
実父がいなくても寂しくない要因として、
養父の成歩堂と共にオドロキくんを並べ立ててるんだぞ!
確認してきたら(ちゃんと)出会った2話から一ヶ月も経ってないぞ!
2話終了時点で「みぬきたち、いいコンビだし」って言ってるんだよなあ。
真相知った後だともう兄妹にしか見えないんだよ兄妹だし、お互い無自覚なのに。
オド+みぬは「無自覚お兄ちゃん(6では兄バカくらいまで行く)」と
「無自覚お兄ちゃん子な妹」が同時摂取できる、健康に良い。
王泥喜法介をみぬきの兄だと知って事務所に引き込んで、
二人のことを生きがいとまで言ってる成歩堂龍一、
多分一番いい空気を吸ってる。
愛娘とその兄が仲良くやってんだもんな。
ラミロアさんにもっと近況報告しろ。
そしてラミロアさんは早く打ち明けるタイミング見つけろ。
逆転の切り札と王泥喜法介と牙琉霧人とその他諸々とかの話
成歩堂なんでも事務所の詳しい成り立ち、
闇すぎてココネちゃんには語れない説。
事情を知らないのココネちゃんだけなんだよな。
(詳しくは不明だけど)アメリカにいた頃ナルホドさんに助けてもらってその縁で入所って経緯だから。
↓成り立ち↓
成歩堂が弁護士バッジを失って以降「成歩堂芸能事務所」になってたけど、
王泥喜の元居た事務所の所長にして師匠がみぬきの実父殺害して、
そいつがその罪を成歩堂に擦り付けようとしたから、
捏造証拠を用意した成歩堂とそれを提出した王泥喜が罪を立証して、
結果王泥喜が失業したところに成歩堂が声をかけて引き込んで、
事務所に弁護士が追加されたので「成歩堂なんでも事務所」に。
まあ、牙琉霧人被害者の会と言ってしまえばそうなんだが、
それぞれの立ち位置が危ういというかなんというか。
牙琉霧人に父親を殺されたみぬき。
牙琉霧人の罠により弁護士バッジを失った成歩堂。
牙琉霧人を最も尊敬する弁護士とし師事していた王泥喜。
牙琉霧人との関係だけ書き出すとこうだから、
オドロキくんの身の振り方が適切すぎて逆に怖い。なんだこいつ。
オドロキくんが牙琉先生に傾いていたIF超怖い、想像を脳が拒む。
「大事な人が裁判で有罪になって投獄されたから弁護士になって助ける!」
を見事実践して見せたココネちゃんはすごいんだけどさ、
その心の持ち主の視点で4-1の事件見たらどうなるんだろうね。
見てほしくねえ~~~~~~~~~
オドロキくん過去のことはあまり話さないタイプだし、
必要がない限りは牙琉法律事務所時代のことは話さないと思う。
でもあの事件のことをなかったことにしてるわけではないんだよな、
5でも6でもちゃんと「散々」って言ってるし。
牙琉先生のこともまるっきりなかったことにしたわけではなくて、
少なくとも「大切なのは真実です」って教えは忠実に守っていると思う。
それに従った結果、先生の罪が立証されただけで。
そんな真実を作ってしまった先生が悪いです、はい。
5当時さ、王泥喜が心音を告発する展開を批判してる声を見なかったわけじゃないけどさ‥‥
初戦から「最も尊敬する先生」を告発して罪を立証した男だぞ王泥喜は。
むしろ成歩堂に疑念を打ち破ってほしいって頼んでる時点でかなり情で揺らぐようになってるよ。
4と5の違いは成歩堂から「依頼人を信じる」って教えを受けてるかどうかなんだよな。
4は確かそんなのないから牙琉先生の「大切なのは真実」ベースで仕事してる。
5以降のメンタルのオドロキくんに4-1やらせてえ~~~~~~~
(ココネちゃんに対してはあった心遣いはどこに行ったんだお前)
牙琉霧人、存在がアンチ逆転裁判すぎる。
信頼?
私は新主人公の尊敬する師匠で旧主人公の親友ですが真犯人ですよ?
法廷では証拠が全て?
では証拠を残さなければ問題ありませんよね?
加えて7年前ザックに担当弁護士から外される前から
プライドを守るためなら何でもする畜生だったのが悪質すぎる。
弟の記念すべき法廷デビューでの兄弟対決を、
弟の善意を利用して作った捏造証拠で勝利しようとするってさあお前。
現状出てる情報からすると、
他人に狂わされたある種の被害者ではなくて、元から悪人なんだよ牙琉霧人。
王泥喜法介が牙琉法律事務所に来るずっと前から、悪人。
加えて表向きはあの事件が起きた後に成歩堂に友人として接してる弁護士なんだよな。
はーほんと悪質。
王泥喜法介、成歩堂龍一、成歩堂みぬき、牙琉響也、そして何人かのサブキャラクター達。
彼らの人生にしっかり影を落としてるの悪役として最高に好きだよ牙琉霧人。
4-4では罪の立証からは逃れつつも新たな法廷の形を示されてプライドをズタズタにされるという、
試合に勝って勝負に負けた結末を迎えるところもね。
考えてみると、成歩堂がみぬきの兄を見つけるチャンスを与えたのが
他ならぬ牙琉霧人なのヤバいよな。運命に作為を感じるレベル。
王泥喜法介が師弟の「教え」ではなく「情」に傾いてしまう人間だったら、
みぬきと引き合わせるのもう無理だったよね。
だって牙琉霧人はみぬきの本当のパパの仇だもん
それに牙琉霧人が疑われる段階だとあいつは成歩堂に罪を着せようとしてくるから、ピアノがヘタな今のパパの仇にもなりかねなかった。
ほんとどの視点でも怖いんだよ4-1‥‥
あんな奇跡的な1話ある??????
牙琉霧人って計画のほとんどをイレギュラーに潰されてるんだけど、
一番のイレギュラーはどう考えても王泥喜法介の人間性。
4-1の成歩堂、終始全部わかったような涼しい顔でいたよね。
実際事件のことは全部わかってたんだろうけど、
担当弁護士の王泥喜法介の動きだけは未知数だったはず。
「牙琉霧人=悪意を持った殺人犯」っていうのはあくまで成歩堂視点の話。
王泥喜に弁護を依頼することに決めた以上、
「王泥喜視点だとどうなのか」を考えなかったということは無いはず。
123踏まえると「尊敬する師匠である弁護士」の重みっていうのは成歩堂は重々理解している、
千尋さんにサイコ・ロック出されただけでかなりショック受けてたし。
‥‥となると結局4でも綱渡りだったんじゃねーか成歩堂お前!
後から考え直したけど成歩堂のこれさあ、
「(或真敷の力を持つ)みぬきに嘘はつけない」
↓
「同じ力を持つ兄にも嘘が付けないのでは?」
ってことで牙琉霧人の本性をみぬいてもらうのを期待してた可能性もあるよね。
実際は王泥喜の力は4-1で指摘されてやっと目覚めかけた上に、
牙琉霧人はその時対象にならなかったわけだけど。
相手が未熟な弟子相手には緊張もあんまりしなかったんかねえ‥‥
(緊張すれば必ずクセを出すというわけではないと思うが)
4-4で緊張するのは自身を独房に追い込んだ相手だからってので納得できる。
いつか牙琉関連掘り下げられないかのう。