「世界で一番長い遺書」という心の本音。
あなたはトレンドに上がっていた日本一長い遺書
という個人ブログサイトをご存知ですか?
実は私はそのブログを探していたときに三年間更新されていた
「世界で一番長い遺書」というまた違う個人ブログを見つけた。
11年ほど前から音沙汰はないが、
このブログ主は、ブログを封印しどこかで生きていると私は思っている。
「“生きる価値”など未塵すらないのでは無い人間」
の生きた証
そのブログは当初、趣味のバンドや石集め、飼い猫などの当たり障り無い
日常を綴った物で、
文字を見ても心が弾んでるのだろうかと考えるほど明るく、楽しそうなブログだった。
ただ、最初の自己紹介を除いて。
きっと後々のなって編集したのだと思う。
このブログを最初に見た人は、
どんなことが書いてあったのか覚えているのだろうか。
様子が少し変わっていくのは最初の九月。
祖母が危篤から持ち直したという報告に見え隠れする諦めに似た何か。
家族にとって都合がいい、きっと死んで何か思う人はいない。
彼女はどうしてこう考えたのだろうか。
それはあなたが全てを読み、お考えください。
私はこのブログを見て涙を流してしまった。
ここに書いて、いつかブログ主様が見つけて、
「それをを掘り返さないで」と怒られ削除させて欲しい。
そう思ってしまいました。