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creepy nutsについて。

の続きの文章。


カラオケから帰って、まずcreepy nutsの曲をランダム再生してみた。やはりメジャーどころは歌ってくれてた曲なんだ!と思う。

するとひとつ、聴いたことのないはずなのにやけに耳に馴染む曲がある。

それがよふかしのうた。



よふかしのうた
照らしてってmoonlight
目を奪ってブルーライト
ネオンサインが呼ぶ表裏ーー

冒頭、ドキドキするようなイントロからよふかしのうたああああああと語尾を伸ばす。いい感じだな、とは思ったものの、なぜここまで心地よく耳に馴染むのか、よくわからなかった。ちなみにMVを見た記憶はなかった。オードリーが出ている。
そこでこの曲について調べてみた。

この曲を元にして、コトヤマ先生の漫画「よふかしのうた」が生まれていたということ。
敬愛する週刊少年サンデーで連載中。なるほど。なるほど!!!!!連載開始から毎週読んでるが??????
そしてこの漫画とクリーピーナッツの曲のコラボ動画が約一年前に投稿されていることに気づく。
かつてきっと見たのだ!このしっくりくる感じ。誰が歌っているのかなど気にせずに。
そのPVはこちら。

Twitterに冒頭部分も上がっているのでこれも読んでほしい


夜。
身近な場所ががらーんとしていて、世界中自分一人になったようなトリップ感。わくわく感。
世界の秘密を独り占めしたような全能感。

ガキの頃から夜が好きだった
9時に寝るのが何か嫌だった。
何となくただもったいなかった
お前のことが知りたかった


どこを切り取っても気持ちよくその時の情景を歌い上げているなあって思う。

やっちゃいけないが溢れて
知っちゃいけないに塗れてる
迎えに来る闇に紛れて
お前はいつも気まぐれで…


一つのエピソードを思い出した。


高校の時、あれは夏だったかな。
真夜中の体育館に忍び込んだこと。バレたらどうなるのかなーとも思ったけど、部活のバスケの練習面白くないなあと思っていたんだよなあ。
その時ただ欲望のままに一人でやったバスケの練習は最高に刺激的だった気がする。結局バレなかった。やっぱ夜更かしは最高だぜ。


あの頃は毎日の授業の復習に追われるし、朝練に毎日行かなくちゃだったのでな、毎日5:30とかに起きてたので気が狂ってた気がする…早起きは毒。たまのお出かけの時だけでいい。朝練の参加率で評価する先生だったので…。なぜそんなに朝練に執着するのかというと答えは明快で、定時制も存在するので放課後はあまり練習できなかったから。

継続は美学としてとらえられがちだけれど、ドロップアウトする勇気がなかったんだと自分では思ってる。一長一短。

よふかしして遊べる体力があるうちに遊ぼうな。

初めて誰にも言わずに夜に出た時ってこの時かもなあ。コトヤマ先生の漫画の冒頭を読んでそんなことを思った。

愛とか恋とか教えてくれる先生。まあそれがボクにとっては音楽だった気がするな。とか。いやまだ全然わかんないけど。実感ないし。ナズナちゃんかわいい。


漫画の方のよふかしのうたにはもう一つPVがある。せっかくなのでこちらも紹介させて欲しい。

ヨルシカというバンドはn-bunaというボカロPが作詞作曲、suisがボーカルを務めている二人組のバンド。もともとn-bunaさんのボカロアルバム時のライブでsuisさんをボーカルを呼んだわけ。意気投合してというかsuisさんという人間、声、表現力に魅了されて彼女に合わせて曲を作るようになった。推しバンド。結婚してくれ(非公式見解)。

このバンドのというか、n-bunaさんの推しポイントは音楽にしか執着がないということ。アルバムが発表された時には次のアルバム曲がもう大体できかけている。自分の曲が売れるかどうかはたまたまで、自分の作りたい曲を作るだけなので、聴いてくれる人は嫌いになったり飽きたりしても全然構わないってスタンスであること。音楽は芸術で、誰かのために作るものじゃない。自分の幸せのために。芸術こそが人生の上に君臨するものであるべきだと。

どうしても人生が紐づいてしまう芸術と芸術至上主義の自分との葛藤、「だから僕は音楽をやめた」はまさにそんな話のアルバムなので全人類聞いてほしい。長くなったけど。最高傑作です。そんな人間に希望を与えたエルマ。二つで一つの表裏一体の物語。


今思うとこんな推しがおるんだからクリーピーナッツも然るべきタイミングではまった気もするよね。n-bunaさんはここ4年くらい追ってる推しなので。またライブ行きたいな。


話が飛びに飛びました。「かつて天才だった俺たちへ」というクリティカルヒットに「よふかしのうた」というもう一点が加わることで点が線になった。このたとえ伝わるかな。結構1次元から2次元に広がるこの感じ好き。

話が長くなってきたけどもう1テーマについて書かせてほしい。


次に焦点を当てたのはcreepy nutsというグループについて。芸術と人間は切り離して考えたほうがいいという教訓はあるけれども、やっぱり音楽のバックボーンには何があるのか気になる。MCのRー指定さんとDJの松永さんの人となりを。

Rー指定さんについて調べれば調べるほど、親しみが湧いていく。
なぜならかなり近しいものがあるからだ。物理的な意味でも、趣味、年代的な意味でも。
物理的というのは地元があまりにも近すぎるからである。具体的なものは割愛。
ラジオを聴いていると地元の高校の名前がパッと出てきてびっくりした。曲にもよく聴くと入っている…本当にびっくりした

現在地元を離れているので懐かしい気持ちが溢れる。帰りてえの気持ちはある。いい感じのきっかけさえできれば。遡って会話を辿ればより親近感が湧くんだろうなあ、会話を聴きたいなという気持ちが湧く。


そして趣味。歌詞をよくよく聞いているとバスケ関連のワードが頻繁に出てくる。例を挙げれば、シックスマン、スリーポイント、ベンチウォーマー、田岡(スラムダンク)とか…どのレベルで好きなのかって話だけれど、Rさんはスラムダンク好きなのはわかる。松永さんは知らんらしい。


かつてバスケ部だった頃と重ねてしまう。彼はミニバス(小学生までの地域のバスケットボールチーム)から始めて高校途中でドロップアウトしたらしい。中学から高校でボールの号球が変わるもんね。女子は同じなのに。6号から7号へのギャップ大きいと思うんだよな。


わたしは中学校から始め、高校卒業まではバスケを続けたものの、正直なところ高校では活躍できず挫折に近かったなあ。ボールが大きくなることがやっぱり1番大きかったなあ。

それでもバスケのことが今でも大好きなのでよく試合を見る。特に高校バスケが1番好き。高校バスケを見るためだけにウィンターカップ見にきたりしてた。

だからRさんが今でもバスケが好きなの本当にうれしいし、それまでのバスケの話、もし見ていたら今のバスケの話いっぱい聞きたいなの気持ちあり。


DJの松永さんについて。

DJについて知見は多少なりともあった。サンリオのShow By Rock!という音ゲーに楽曲提供しているボカロPのyksbがいたり、推しof推しのボカロPのcosMo@暴走PがDJをする様を見に行ったりしていたからだ。作曲した曲を使ったり、時にはアレンジしたり、リミックスしたり、とにかく盛り上がる。持ち曲があるDJのところにはそもそもファンが来るからね。

これがきっかけとなってボーカロイド曲イベントをするクラブハウスにも行ったことがある。こちらは、ほんとに浴びるようにボカロ曲を感じられる。知らない曲でも盛り上がれるし、知ってる曲はより一層うれしいし盛り上がれると知った。気の向くままに心揺らし身体揺らし楽しめる。だからきちんと調べるまでDJについてわかった気になっていた。彼の栄光はクラブDJとは全く違う、バトルDJだった。


続く。次は武道館の話と松永さん中心の話をしたい。

Rさん、Rくん、R-指定さん、R-指定、呼び方が安定しない。


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