LIVING ROOM|the woman〜「ボヘミアの醜聞」に寄せて〜
最近、シャーロック・ホームズの世界にどっぷり再燃中のレミーとクィンク。
特にレミーは、聡明で美しくホームズをも欺く“アイリーン・アドラー”に夢中!
二人は書棚に収まっているホームズの物語を、端から順に読み耽る事に暫く時間を費やしていましたが、ふと思いついたようにレミーがアトリエで何かを作りはじめました。
どうやら憧れの“アイリーン・アドラー”の人形を作りたい衝動を、抑えきれなかったようです。
淑女そのものといった存在感を放つときもあれば、男性顔負けの手綱さばきで乗馬を楽しむ勇猛果敢な一面も。お天馬で自由な心の持ち主、レミーが憧れを抱くのも当然!
数ある名作の中でも、ホームズと彼女の出会いを描いたエピソード「ボヘミアの醜聞」からイメージを膨らませて、花嫁姿を彷彿とさせる衣装を制作するレミー。
「淑女の顔の下に、恐ろしいほどの聡明さと勇気を併せ持った女性よ。」と、レミーもご満悦。
でも完成したらしきアイリーン・ドールをクィンクがよく見ると…彼女の足元はなぜか裸足。
レミー曰く「彼女には本来、窮屈な靴は全く似合わない。」そうです…!!
こんな風に、作品にも時々お天馬を発揮するめちゃくちゃなレミー節にクィンクもびっくり、笑いが止まりません。
いつでも着せ替えてシャーロック・ホームズごっこを楽しめるように、完成した裸足のアイリーンを丁寧に額装しました。
今回作ったアイテムは、チュールとシルクの肌着、ドレスシャツ、オーバースカート、ベルト、カクテルハット。
「次は男装したアイリーンも作らなくっちゃ!神父様に変装した罰当たりなホームズもね!」と、レミーのホームズ熱はまだまだ冷めそうにありません。
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作家名|Lemmy's atelier
作品名|the woman〜「ボヘミアの醜聞」に寄せて
リネン・コットン・シルク・和古布・チュール・アンティークレース・豚革・羊毛・ワイヤーモール・わた他
作品サイズ|
[本体]約19cm
[額]外枠33×26cm/内枠25×15cm/厚さ4cm
制作年|2021年(新作)
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