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2.5次元推しのススメ〜中の人の恋話に遭遇!〜

2023年4月から突然2.5次元推しに堕ちた私が、楽な考え方や創作の仕方を模索します。 

役柄と役者さん

2.5次元とはドラマや映画、特撮、ミュージカルなどの登場人物のこと。
あくまでそのキャラクターの魅力を愛し、推すことが前提ですが、演じている俳優さんの存在も切っては切れない重要なものになってきます。

絵や小説などの二次創作をする時も、俳優さんの外見の特徴を借りることになるので細心の注意が必要です。
大っぴらに発表せず、鍵のかかるところで楽しんだり、友達と内々に送り合ったりすることが多いですね。

中には、役柄は好きだけど中の人は苦手…という場合もあるでしょう。
でも中の人も好きになってしまった場合、他の作品も追いかけたり、SNSをチェックしたり、雑誌の記事を見たり、いつの間にか作品の垣根を超えて、中の人の熱狂的なファンになってしまうことも。
だって!作品はそのうち終わってしまうじゃない?
長寿作品ならともかく、連ドラなら数ヶ月、続編があったとしても数年で終わるじゃないですか。

それでもし、中の人が嫌いでなかったら…
大好きなキャラの面影を求めて追いかけてしまうのは当然の流れですよね。


本当にこれでいいの?

作品が終わったらおしまい、よりは、その後の楽しみがあった方がいい。それは確か。ロスを埋めるには新しい楽しみが必要ですよね。

でも本当に好きだったのはあのキャラだけなのに…
そんな気持ちにもなります。

三次元に片足を踏み出して俳優さんのことをあれこれ知って。
二次創作と称して、役柄と中の人のイメージが入り混じった絵を描いて。

楽しいけど、本当にこれでいいの?という気分になってきます。
やっぱり描きたいものは描きたいし、見たい情報を我慢するのも難しいけど。
中の人に興味を持って、それを取り入れてしまった時点で、それはもうその作品の二次創作ではない。
三次元とのクロスオーバーになってしまう。

楽しいし、避けては通れない道なんだけど。
その作品のそのキャラが好きだ!という気持ちをまっさらに、綺麗に残しておけたらどんなに良いか。


中の人の恋愛話!

もうこれは完全に自業自得。俳優さんのインタビュー記事で、自身の恋愛話を語っているところを見つけてしまいました。
あれこれ漁るからだよ〜私。

いや、良いんだよ。
恋愛も結婚も子育ても、人として幸せになってくれたらそれでいいよ。
でもキャラが好きな気持ちと中の人が好きな気持ちが入り混じっていたら…
どうしても冷静に見られない!乱れてしまう!
こういう気持ちの持ち方はだめだ!と思いました。


どう推していけばいいか

あくまでキャラを好きでいたい。
俳優さんの名前でそのキャラを呼ぶことがあっても、外見ありきの推しだとしても、終わってしまった作品だとしても、自分は「そのキャラのファン」だということを忘れずにいたい。

二次創作も、俳優さんではなくキャラ自身を思い浮かべて描くようにする。
俳優さんはそのキャラを表現してくれている大切な存在で、尊敬すべき人。
すごいな、立派だなと思いながらも、キャラに対する愛おしい気持ちからは切り離して考えないと、後でもっと苦しいロスや失望が待っているから。

こんなことは当たり前にできていると思っていたけど、意外にも難しかったです。
感情の落とし穴。
作品を見終わって寂しい時や、創作が大っぴらにできなくてフラストレーションを感じた時、つい境界線を超えてしまう。

私が推しているのは、そのキャラだけ。
俳優さんは、素敵な作品を書いてくれる先生とか、大好きな二次創作の絵師さんとか、ゲームのクリエイターさんとかと同じにとらえたほうがいい。

わかってはいてもやっぱり俳優さんも好きだな、可愛いなと思ってしまう。
今日も気持ちのバランスをうまく操れるよう、手探りで歩いています。

こうすべきとか、こうじゃなきゃいけないなんてことは本当は何もない。
自分の気持ちの流れる方向はどうしようもないこともある。
だからこそ失いたくない、後悔したくないと思ってこの記事を書きました。同じような境遇のかたがいらしたら、何かしら心に届くと嬉しいです。

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