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ラペルカラーのモールスキンの古着 | 50s DUMONT-D'URVILLE MOLESKIN LAPELED WORK JACKET | ヴィンテージ デュモンデュルヴィル モールスキン テーラード ジャケット
こちらも私物、DUMONT-D'URVILLE のモールスキンジャケットです。
オーソドックスな丸襟のカバーオールではなくラペル仕立てのテーラードジャケット、サックコートになります。ワークウェアなのにかちっとしたテーラードタイプは数が少なく、スタイリングの幅も拡がるのでやはり人気が高いです。
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数が少ないとは云ってもユーロ系の古着屋さんではしばしばみかけるものであり、探せばそれなりによいものは出てくるので、そこまでの稀少性とは云えません。けれどもわたしにとってはすこし特別なジャケットで、生地の雰囲気が抜群によくてひと目惚れしてしまい、半年ほどストックしておいて悩んだうえで私物にしてしまったという経緯から愛着のある一枚です。
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モールスキンは経年変化が醍醐味ですが、こちらは理想的な古び方をしているとおもいます。ほつれなど小さなダメージはあっても大きな難点はなく、全体的に綺麗に褪色しつつあり、フェイドしたインクブルーが茄子紺のような色味となっています。生地は柔らかく馴染みながらも肉厚でまだまだしっかりしています。
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付け替えられた中央のボタンがパピエマシェであることにもぐっときます。アクセントになっていますし、そもそもアンティークの紙ボタンは大好物です。
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完全にひいき目かもしれませんが、その後もこれほど雰囲気のよい個体には一度も出会っていません。うちの子がいちばんかわいいんだぞ、というチワワの飼い主にも似た心境です。先の LE MONT ST MICHEL のブラックモールスキンともども永く付き合っていくつもりでいます。
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