こころが安定した。
私はスナップ写真が好きで、2002年からずっと撮り続けているのだけれど、コロナ禍でスナップ写真を撮影することについて悩み戸惑っていました。
そんな時に、普段から仲良くしている作家仲間のイラストレーターのugさんに相談をしました。
写真の事は詳しくないけれど、真剣に考えて回答をくださいました。
以下、LINEで相談した時のやり取りです。
私(Yukari Isobe):
ゆうじーには理解できないかもしれないけど、コロナ禍でスナップ写真を撮る危険性や罪悪感を持ちながら、ギリギリのところで作品作りをしてる。
それをアートに変えようとしてるねん。
スナップ辞めたら、私がやりたいこと辞めることになるから。
ug :
コロナ禍のせいで危険性や罪悪感という壁が高くなったからこそ、その中(制限やルール内)でいかに今の現状を、日常を切り取れるかが面白いんじゃないの。
世界がここまでパニックになることって中々ないことやん。その光景を撮れる絶好のチャンスだと思えたら気持ちが楽にならへんのかな。自粛して下さいって言っても、意識をしていても、マスクをしてたり、消毒まではしててもお出かけはするし、飲みに歩いてる人たくさんいるしね。
スナップ写真をすること自体はしゃべったり、密接したりしないから何も問題ないと思うけど。
前にも言ったけど、外出することが気になるんなら感染者数が多い時だけは、家で出来る写真にまつわることをすればいいと思うよ。
なんだったら、そのタイミングだと思えばいいのかも。
うーん。
こういうことじゃないって言われるやろうけど、朝のLINEを見てそう思ったかな。
ugさんは、イラストレーターの作家仲間です。全く分野外の事に、私の立場で考えて頂いたのです。
睡眠取れてないんじゃないの?とか、色々心配して、LINE電話で私の話を聞いてもらいました。ご自身もイラストを描かれていて、趣味の時間も過ごしたいはずなのに。
そして、私の誕生日に桜の写真を撮っている私を描いたイラストをプレゼントしてくれました。
そのイラストをみて、嬉しくて涙がこぼれました。大好きな作家さんで、自粛中一人で家にいる時にugさんの画集のイラストやコンセプトをみて励まされてます。文章にユーモアがあって分かりやすくて面白いんです。