帰無仮説 そんなの意味ない?
統計を少しずつ学んでいると、独特の用語に
頭がこんがらがったりします。
たとえば統計的仮説検定
・ある事柄が偶然かそうでないかを統計的に判定すること
そして帰無仮説
・最終的に棄却されることを目指した仮説
仮説をまちがって棄却することを第1種の誤りという。
なかなかわかりにくいです。
どうも統計では、
無に帰る、意味がない、そんなの偶然だよ
という言い分、仮説(帰無仮説)に
いや、そうじゃないちゃんと意味があるよ
なぜならば、と反論をしていくような
独特なスタイルをとってる感じです。
最初から意味や、差や、要因を主張するのでなく、
いったん、それ偶然でしょ?、意味ないんじゃない?
といわせておいて
たとえばその鍼治療効果無いんじゃない?偶然効いたんじゃない?
という帰無仮説を
いや、そうじゃない、なぜなら・・・
とすすめていくわけです。
そして、
ほら、偶然じゃないよとデータを示して
(有意水準p値が5%以下だよと)
証明する、
帰無仮説を棄却する
という用語の使いかたになります。
なかなか
日常の感覚との距離をずいぶん感じますが
たとえば
ある感染症をかからないようするために、あ
るワクチンが
打っても意味ないよという帰無仮説に対して
統計はその有意を語ってくれてることかわか
ります。
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