あいまいな記憶システム
そもそも自分の3歳以前の記憶は思い出せな
かったり
ショッピングモールの迷子といって
ロフタフの実験では
親から聞き取った被験者の子供のころのエピ
ソードに、実際には経験していない、ショッ
ピングモールで迷子になったエピソードを加
えて被験者に話すと
そのことを事実として
思い出すというものがあります。
また
物忘れや不注意だったり、喉元まででてるの
に思い出せなかったり、情報の出どころがは
っきりしなかったり、暗示にかかってしまっ
たり、忘れたいのに、ことあるごとに思い出
してしまったり、記憶を書き換えてしまった
り
ははなはだ不正確で曖昧なものなんですね
記憶というものは
上記の記憶の7つの誤りについて述べるシャ
クターは
そもそも全部正確に記憶しようと
すると情報量の多さに人はパニックになって
しまうとし、
そもそも私たちの記憶のシステムは上手に働
くために上手に忘れるようになっているとい
います。
うまく憶えておけるように、うまく忘れる
なんて
なんだかホッとしますね。
高齢の患者さんとのやりとりで
少し耳の痛い話(食べすぎ注意や運動のすすめなど)は
そもそも記憶に入らないかフィルタリングさ
れてすぐに忘れさられます。
本来、人はそれでいいんですね。
そこをうまく興味を持ってもらい楽しくモチ
ベーションをあげていくのが私の仕事になり
ます。
さて今日もがんばろう。
いいなと思ったら応援しよう!
もしサポートしていただけたら、とってもとっても励みになります