食べ物か愛情か 二次的動因説
母親に愛されたい
のは
愛情そのものを求めているのか
それとも
お腹が減るという生理的な欲求をみたす為な
のか
シアーズは子供が母親に愛されたいと思うの
は順番でいえば2番目で
1番目の理由は生理的な欲求を満たしてくれ
るからで愛情は2次的なものとしました。
お腹が満たされたあとに愛情も欲するように
なるということです。
オペラント条件付けの発想ですね。
最初から母子の絆があるわけでなく、
学習されるものという立場
くれるからー好き、愛着
これに対して動物学者のローレンツは
インプリンティング、刷り込みといって
アヒルやカモのヒナが卵から生まれた直後に
目にしたものを親と認識することを突き止めました。
反復的な学習でなく、特定の時期にあたえら
れた刺激が半永久的に消えなくなる
実感的にも、人間でいえぱ敏感期までに親が
誰かをすりこまれたら、愛着も生まれ、あと
から消そうとしても消えません。
ハーローの子猿による代理母実験でも、お腹
を空かしていても子猿は針金の授乳器付き母
人形よりも、肌触りのよい布で包まれ母人形
の方を選びます。食べ物よりスキンシップと
いうわけです。
行動主義の生理的優位説と
愛着理論の愛着優位説と
母子の関係性をみなさんはどう考えるでしょ
うか。
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