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"今"を生きる
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友だちをお見送りしてきた。
将来は英語教室の先生になるんだ!いつか海外に住んでみたい。英語をぺらぺら喋れるようになっていろんな国の人と友だちになってみたい。人生で一回くらいは外国の人と付き合ってみたい。…などと、高校の頃から色々な夢を語り合った友だち。
社会人になって、わたしも友だちも日々に忙殺されていたけど、私が海外に行く夢を捨てずにその手段を探していた頃、その話をしたら友だちも英語をやりたかった気持ちを思い出して、お互いにまたそこから動き始めた。
わたしはひと足お先に海外放浪するはずだったのがパンデミックで頓挫。生活状況が変わり次の一歩を踏み出しあぐねているところ。
友だちは色々なことがあったけど結果的にタイミングは悪くなく出発することができた。
正直羨ましくて仕方がない。
わたしがずっと憧れていた海外生活を、先に叶えやがって。
友だちの出発時期が決まってから、わたしもまた海外に行きたい気持ちを思い出して何度かいろいろな計算や計画をしてみるものの、
やっぱり友だちがいる間にはそっちに遊びに行くことすら難しそう。
でも
羨ましくはあるけれど、あんまり妬まずに済んでいるのは多分、今の自分の生活を自分で選んで、好んでこの状況になっているからだと思う。
何度考え直してもやっぱり難しくて、どうしたもんかな、いいかげん身動き取れないと困っちゃうなとは度々思うけど、今の快適な、すきなことを多めに出来ている生活は捨てがたい。
いつでも時期を逃さないように生活のどこかに英語を取り入れたいなとも考えるけど、それで時間や気持ちに余裕がなくなってしまうのは本末転倒。ワーホリの年齢制限が近付いているけど、一ヶ国に何ヶ月も居続けるよりはやっぱりいろんな国を見たいし、そのためには移動費と宿泊費がそれなりにかかる。貯金のために切り詰めて生活することも必要だとは思うけど、"今"の自分の気持ちを蔑ろにするような生活はもうしたくない。何度考えても、自分が納得できる範囲でタイミングと方法を見つけていくしかない。
そんなわけでいつになるかは分からないけど、わたしはわたしなりの時期を見つけられますように。自分の中の優先順位が変わる時までひとまず様子を見てみる。
その分、と言ってはおこがましいが
あなたはあなたでいろんな体験をして楽しんでこれますように!いろいろな話を聞かせてもらったり、ひとつずつ新しいことに挑戦する姿を見られるのを楽しみにしています。
何があっても、無駄になる時間なんてないから。無理しすぎず自分らしく、充実した日々を過ごせますように。