見出し画像

ワンデイ・プチトリップ

6/5

5月に行けなかった海に、
今日こそは今日こそはを繰り返して
やっと行けた。
ひさしぶりに自分だけのために時間を使えた感じで、めっちゃ満喫してきた。

曇り空だったけどそんなのどーでもよくて
ひさしぶりに旅気分でるんるん。
昨日の写真整理するのに行きの時間を使ってしまったけど
駅着いてからはフィルム装填して、いざ。

三浦海岸、ヨットの人がたくさん。
鴨川はサーフィンだった。
海岸にも特性がある。

起きてから何も食べずに持ってきたパンを
トビに気をつけながら食べる。
波打ち際の方へ行ってみたけど
濡れても良い足元にしてくることを
すっかり忘れてたし、
座れる格好でもなかったからまあ
動画と写真を少し撮って
あまりのんびりせず移動することにした

昼に起きて、13時に出て、
予定通り15時ごろ海に着いた。
本と屯に間に合うだろうか。

本と屯に向かう前に
候補にあげていたコワーキングスペース
様子を見に行くことに。
少し歩いて、
なんかすごく賑わってた。
昼から酒を飲むようなカフェバーだった。

人の多いところに居たくなくて、
外でひとり座ってみたら
カフェモカを盛大にこぼして
スカートびしゃびしゃにしてしまったのは
とてもショックだった。
今すぐ立ち去りたかったけど仕方なく
るるるるんを少し読んで
そしたらスカートも乾いて目立ちにくくなってたからちょうどいいやと思って移動した

駅まで戻らずバスで向かうことに
行き先わからなくてうろちょろする
合ってるだろうか?とソワソワしながら乗るの
ちょっと楽しかった
間違えちゃってもそんなに急いでるわけじゃないので
やっぱり仕事の日にこれをやることにしなくて良かった。休みの日だから焦らず歩けてよかった。

バス乗ってる人少なかったから
いちばん後ろの席に悠々と座ったら
次のバス停から小学生集団が乗ってきて
グレープ味のグミの匂いをぷんぷんさせて
わちゃわちゃしてるのは居心地悪かったけど
めっちゃ節度がないわけでもないので許した
でも席移動したかった、しそびれたまま

ハイカラ亭
小さなガラス張りの部屋の中に植物が溢れている診療所
すーっとのびて、ぽんぽんと紫色の花がついている植物
まるで空のような外壁の家

三崎港の少し手前で終点のバス
道なりに歩く
気になる空間や建物

港が近づいたら
一気に店が増えて
なんか新しそうなお店も
新しくないけど面白そうなお店もあって
なんだ賑わってるじゃん。
人もちょこちょこ居て
楽しそうに過ごしてた

田舎に住みたいと思わないけど
おじゃまさせてもらうくらいがいいかなと
今は思う

本と屯見つけて、とりあえず入ってみた
ミネさんらしき人に説明してもらうけど
今日は自己紹介せず。

ぐるっと周辺を回ってきてからもう一度お店に戻る
バイトちゃん達が楽しそうにしてる
接客してくれる人がどんどん入れ替わる
お客さんものんびりしてて
無闇に声かけることはなく
必要な時には声かけやすくて
とても良く出来た空間だなぁと思った
本がたっぷり置いてあるのがもちろんとっても楽しくて、
時間のあるかぎり読み漁った。
空間さえあれば
本はいくらでも増えても良いんだよなぁと思う
空間さえあれば。

閉店すぎまでお邪魔させてもらい
いくつか質問をしてから退店。
バスがまだあってホッとした。
るるるるんの続きを読む

女の人2人にやたら気を遣う男の人。
若くてきゃぴきゃぴ話す女の子2人。
夫婦はバスが来るまで散歩。
田舎だけど人がいる場所だった。

外国人ツアー客みたいな?人達が知らない言語で話している
三崎口で降りて電車に乗る
椅子がふかふかで疲れが取れるようだった
田舎の電車だからだろうか、
長距離乗る人が多いから?ありがたい
るるるるんを読みながら
途中顔をあげたら椅子に座れず立っている人がいるほど混んでいた。びっくり

電車を降りて山手線に乗り換えれば
もうすっかり東京、いつもの景色
ちょっと迷ったけどせっかくだから
バックパックブックスへ向かった
今日のプチトリップの良い〆に

納品ないけどお店に行けてよかった
お話しやすいお兄さんなのでありがたい
営業できる人ってすごいよなやっぱり
SNSあんまり動いてる印象ないけど
そんなもの必要ないんだろう

お店がイベントやらないと間に合わないみたいな様子を見ることがあるけど
本来お店ってただそこに在るだけで
機能を果たしているはずなんだよな、
と最近考えていたようなことが
体現されているようなお店だった。

小さくて、そこに光を灯しているだけで
常連さんが通りかかって挨拶する
おしゃべりを目的に来る人もいる
地域に根付くお店
遠くに発信する意味はない

古本を売ること、本は循環すること
旅に行けていないこと
原チャリ3時間
試す勢いで行動できる人の強さ。

買ったけど読めていなかったという本を
先に読ませていただくことにした。
読み終わったらきっとここに売りに来る。

今日はプチトリップなので
普段使っている道を出来るだけ避けるルートで帰る。時間はかかっても安い方がいい。まだ終電には間に合うから。

電車で読み切ったるるるるんを反芻する
同じ鏡というテーマなのに、それぞれの物語がちゃんと記憶に残っている。
小説3本、というのも、私にとっては短すぎず長すぎずでちょうどよかったのだろう。
とくにキツネの話が印象的で、
自分もそれやってみようかなと思ったり。
昔から、誰の記憶にも残らない存在になってみたい気持ちがある。

誰にも知られない場所に行きたかった日の、
ワンデイ・プチトリップ。

たぶん、
"やりたいことをやれない"ことは本人が想像している以上に、ストレスになっているんだと思う。逆も然りで、"やりたいことをやる"ことほど精神を癒すものはないんだろうと思う。

やりたいと思ったことをすぐ行動できる、
気力と体力と時間と余裕が欲しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?