一途という言葉は存在しない街:売れないホストの給料公開8ヶ月目
お店を移籍して1ヶ月目、2021年10月の1ヶ月の振り返りです。ホストとしては8ヶ月目。(3店舗目)
先月の記事はこちら→消費者金融デビュー:売れないホスト7ヶ月目
新店に移籍しました
10月スタート。先月末から次の店舗の体入に行き、お店が決まったので今月からそこで働くことに。バイトではなくレギュラー出勤。しっかりと、ホストに全うしていきたい。
前のお店に比べると箱も狭いし、働く環境的にはレベルも下がるが、しっかり自分が経験値を積める場所で働きたいのでここに決めた。ここで売れなかったら終わり、それくらいの気持ちでやり切りたい。
とはいえ、キャストも20歳前後の歳下が多く、かなりやりづらさがある。お互い絡みづらい感じがあるせいか、早速孤立している。
お店毎にルールも変わるのも興味深い。今の店舗では、代表の信念みたいなものを朝礼時に全員で合唱する時間があったり、代表へのリスペクトが凄すぎて、やっていけるか早速不安だ。
電話だけで指名のお客様が出来た
出勤初日の初回に一卓だけ付けたが、さっそく送りをもらって出だし順調。
今のお店では、営業前と営業終わりにお客様に連絡することを強く言われる。特に営業終わりになると、一斉にみんなが電話をかけ始める。先輩に言われたとおりに電話をかけてみると、前のお店で送りにも選ばれなかった女の子が早速来店してくれた。電話1つでこうやって指名で来てくれるとは思ってもいなかったので、正直びっくりした。
今まで当たり前のことすら出来ていなかったことを痛感。特にホストを続けている期間は、営業終わりの1時から2時までは、連絡返しの時間として習慣化させていかなくてはいけない。
初出勤の日、前のお店では飲まなかったショットを初めて飲んだ。コカレロ一杯だけでも結構酔った。売れてる先輩たちに話を聞くようにもなった。変なプライドが邪魔して全然出来なかったことだが、もう崖っぷちの現状でそんなこと言ってられない。少しでも売上を作るためにも、嫌いなお酒も飲んでいくしかない。
一途なんて存在しない街
前のお店のお客さんが初回で来店。「担当には内緒にしてね」と言われた。
改めて歌舞伎町の女の子は色んなお店に行くし、一途なんて言葉は存在しない街だと感じる。
イベントの時に先輩の姫が「もう○○君とずっといれないのかなって思うと悲しい。いつか離れなくちゃいけないのかなとか思うし」などと言っていて、こういった一途な女の子もいるのも事実。
それでも、それは限りなくないものだと考えていたほうがいい、そうじゃないと自分が傷つくから。
今も変わらず毎日、女の子にボロボロにされてる。ピュアさなんかお金にならない。お金がなければ誰も助けられない。
30代でグループナンバーにも入っている売れっ子ホストに、「初回は落ちてる一万円だと思って、ナンパ感覚で適当にやっておけ」と言われた。そう言われて、女の子がお金にしか見えなくなる、歌舞伎町に染まってきてる。今は口だけの応援なんかよりも、10,000円がほしい。
ナチュナルメイクに変更
メイクを覚えてから、コスプレイヤーがするような派手なメイクにハマっては日に日に奇抜なビジュアルになっていったのだが、度々「すっぴんの方がいい」と言われることが多かった。お店を変えたこの機会に、すっぴんとまではいかなくてもナチュラルなメイクに変えてみることにした。
髪の毛も金髪で長髪という派手さなので、メイクくらいはナチュラルにして、派手目なメイクはイベントなどでやることにした。
ハロウィンイベント
1年前のハロウィンは盛岡でおばちゃんと野宿していたことを考えると、こうしてホストクラブでコスプレしてハロウィンを迎えていることに自分でも驚きを感じる。
東北旅の記事→冬は東北自転車旅に限る!引きこもりが東京から北海道までゆるいチャリ旅してきた(往復編)【6,000字超え】
お店のハロウィンイベントでは、ホスト人生初めてイベントでお茶をひかなかった。こうやってイベントに指名のお客様が来てくれるのはとても嬉しいし、今後の糧になる。
新店に移籍:10月の給料報告
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