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フィンランド語のクラス(移民向けの統合コース)についての記録

今日からまたフィンランド語の学校に行き始めました。自己紹介でも書いたのですが、今フィンランドの片田舎でフィンランド語を勉強しています。
去年まではTE-officeという組織が行っている移民向けの統合政策の中にある語学のコースです。ですが、2025年からどうもTE-officeの管轄が国からそれぞれの市町村へと移ったようです。もしかしたら申し込みの方法とか細かなルールに変更があるかもしれないですね。

今回私が受けるクラスはModuuli 3です。
私は2024年の2月くらいに語学のコースへの申し込みが終わり、6月にクラス分けテストを受けて、クラスが始まったのはその年の8月です。本当にクラスが始まる時期は人それぞれなようです。町によっては1が終わってから半年以上待ったという人もたくさんいました。
私の場合はModuuli 2から始めました。物覚えがいいのか、クラス分けのテストの前に軽くSuomen mestari 1という教科書をザっと見た程度で、Moduuli 1ではなく2に行くことができました。
ですが町によってはModuuli 1の中にNopea(早い)クラスとHidas(ゆっくり)クラスがあったりもするらしく、またその時の全体の人数なんかでも変わってくるのかもしれません。

特に家でフィンランド語を使うわけでもないですし、ド田舎に住んでいるせいか外で人と接触するようなこともないですし… (語学が苦手な方はきちんとModuuli 1から行く方がいいかな、と思います)、そのせいか去年はかなりストレスでした。ただフィンランド語の良いところは発音です。日本人にとってかなり易しいと感じる部分があります。なので、クラスでは意味の分からないけど聞き取れる発音の単語をすべてメモして、家に帰ってから整理していました。

そして、私はクラスに通うまで知らなかったのですが、2のクラスからはインターンのようなものに行く必要があります。Kieliharjoittelu、言語研修とでもいえばいいのでしょうか…。言語の習得のために、実際の仕事現場に行かせてもらって、教室ではなく生の言語に触れよう!というものだと思います。私は小学校に行きました。他の人は幼稚園や老人ホームです。語学の先生にもよると思いますが、言葉の練習のためなので、メールなどは使わず、それから突然電話をかけても言葉が下手だと切られてしまうことがあるので、直接アポもなしで学校に行ってこい!と言われ、私もそうしました…。かなり衝撃でしたね…(私は勝手に部外者が学校に入ったら警察呼ばれるんじゃないか…とか考えてました)。

本当に運だと思いますが、私は1回目で無事に許可がもらえたのでよかったですが、自分で見つかるまでいろんなところに行かないといけません…。なかなか見つからない人は本当に辛そうでした…。

そんなこんなで4か月くらいのModuuli 2は無事に終わり、今日からまた新しいクラスです。Moduuli 3では、先ほどのKieliharjoitteluからTyöharjoitteluというものに変わります。Kieli(言語)からTyö(仕事)の研修、言葉を易しくすれば職場体験、よくすればインターンという感じでしょうか。まだどこに行くか、スーパーかレストランか、はたまた…という感じですが、無事に終わることを祈ります…泣 前回は2週間、今回は5週間とかなり長くなるので心配ですが、あまりストレスを抱えずに過ごせたらなと思います。

不器用なりに頑張っています。本当に海外で外国語を使って仕事をしている方々みなさん尊敬します。

また続きは後日。読んでくださってありがとうございます。




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Jasmine
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