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パリのハーブ薬局アドレス~フランス在住植物療法士のおすすめ5選~

こんにちは、キキです。
前回、植物療法(フィトテラピー)とは? の記事を意外と沢山の方に見て頂けたようで嬉しいです。

▼植物療法(フィトテラピー)が気になる方はぜひご覧ください!


フランスで人気再熱?ハーブ薬局(エルボリステリ)とは?

今回は「ハーブ薬局」についてご紹介します。

フランスをはじめヨーロッパには、ハーブやハーブを材料とした製品をメインに取り扱う「ハーブ薬局」があります。
日本でいう、漢方薬局みたいなものというとイメージしやすいでしょうか。

フランスではハーブ薬局のことをHerboristerie(エルボリストリ)と言います。そこにはハーブの知識を持った専門のスタッフがいて、症状などに合わせてハーブを選んだり、アドバイスをしてくれます。

日本では、ハーブやエッセンシャルオイルと聞くと女性が多く利用しているイメージですが、フランスのハーブ薬局には女性だけではなく男性も多く訪れます。
実際に私もハーブ薬局に何度も行っていますが、毎回お客さんは老若男女。年齢や性別に関係なくハーブが生活に根付いているのだなと感じます。

パリのハーブ薬局アドレス

ここからは、パリにあるハーブ薬局(エルボリステリ)やハーブ・フィトテラピー関連のお店をご紹介していきます。

①Herboristerie d'Hippocrate

まずは、青い外観が可愛い小さなエルボリステリ。
名前のHippocrateは医学の祖であるヒポクラテスのことです。店内にもヒポクラテスの小さな像がありました。

乾燥ハーブ、エッセンシャルオイル、チンキ剤やクリームなどが置いてあります。
手書きでハーブの名前やグラム数、値段が書いてあり可愛いです。ハーブは紙の袋にパンパンに詰めてあります。

優しいマダムが、私の拙いフランス語を辛抱強く聞いてくれました笑。ローカルの人達に愛されているこじんまりとしたハーブ薬局です。

ハーブを4種類とローズマリーの精油を購入しました。全部で30€くらいでした。

Herboristerie d'Hippocrate
・Adresse : 42 Rue Saint-André des Arts, 75006 Paris
・最寄駅 : メトロ4号線 Saint-Michel Notre-Dame駅, 4,10号線 Odéon駅
・営業時間 : 11:00~13:30、14:00~19:30
・定休日 : 土曜日、日曜日

②Herboristerie du Palais Royal

次はパレ・ロワイヤル庭園のすぐ近くにある、「エルボリストリ デュ パレロワイヤル」です。
ハーブや精油はもちろん、カプセル剤や植物由来のサプリメント、パウダーなどなど様々な製品が置いております。入口近くには、植物療法関連の本も置いてありますよ。

他のお店に比べて種類が豊富な印象です。老若男女問わず、いつも店内がにぎわっていて、スタッフさんも他店に比べ多いです。

壁一面にハーブ製品が所狭しと並んでいて、時折梯子を使ってスタッフさんが製品を取ってくれるのですが、その光景が何とも素敵です。(全然関係ないですが、美女と野獣のベルがはしごを使って本を取っているシーンを思い出す)

平日の日中ですがお客さんでいっぱいの店内

Herboristerie du Palais Royal
・Adresse : 11 Rue des Petits Champs 75001 Paris
・最寄駅 : メトロ1,7号線 Palais-Royal – Musée du Louvre 駅、7,14号線 Pyramide 駅、3号線 Bourse 駅
・営業時間 : 10:00-19:00
・定休日 : 日曜日
・公式HP : https://www.herboristerie.com/

③Herboristerie de la Place Clichy

①の姉妹店で、現存するパリ最古のハーブ薬局だそう。なんと1887年創業!
外観や店内もレトロな雰囲気で、お店に入るとタイムスリップしたような歴史を感じる空間です。

扱っている製品は①と同じものが多いです。
シンプルなパッケージの紙袋やオイルのガラス瓶には、手書きでハーブの名前が書いてあり、とてもぬくもりを感じます。

専門のスタッフさんも温かく、親身に相談にのってくれます。

通常は写真撮影NGらしいのですが、スタッフさんに聞いて許可を頂きましたのでいくつか載せます。

クラシカルな外観
紙袋に詰められたハーブが壁面にぎっしり並べてあります。
反対側の壁には精油やチンキ剤、クリームなどが置いてあります。

Herboristerie de la Place de Clichy
・Adresse : 87 Rue d’Amsterdam 75008 Paris
・最寄駅 : メトロ2,13番線 Place de Clichy 駅、13号線 Liège 駅
・営業時間 :
 月曜 11:00-13:00、14:00-19:00
 火曜~金曜 10:00-13:00、14:00-19:00
 土曜 10:00-13:00、14:00-18:00
・定休日 : 日曜

④番外編:Boutique Aroma-Zone Paris Haussmann

老舗のハーブ薬局ではないですが、番外編としてご紹介します。
まずは、Aroma-Zone(アロマゾーン)。
こちらは、日本でいう生活の木みたいなお店です。とても人気でいつもお客さん(特に若い女性)でいっぱいです。

手作りコスメをお家で作れる材料などが売っています。
エッセンシャルオイル(精油)やベースのオイル、専用の容器などが置いてあり、自分の好きな組み合わせでヘアカラー剤、洗剤、バス製品、スキンケアやコスメなどを作ることが出来ます。
レシピ付きのキットなども売ってあり、見ているだけでワクワクします。

パリに3店舗くらい、フランス全土で6店舗ほどあるようです。

▼私も以前、こちらの製品を使ってバスソルトを作ってみました。

材料は全てAroma-Zoneで揃います。

Boutique Aroma-Zone Paris Haussmann
・Adresse :73 Bd Haussmann, 75008 Paris
・最寄駅 : メトロ3,9番線 Havre - Caumartin 駅、Saint-Lazare 駅
・営業時間 : 
 月曜~土曜10:00-20:00
・定休日 : 日曜
・公式HP:https://www.aroma-zone.com/


⑤番外編:Conservatoire des Hémisphères - Art du thé

こちらはおしゃれなちょっと高級お茶専門店。
左岸にある老舗デパートのボンマルシェのすぐ近くにあります。

世界中から色々な種類のお茶が集められており、色とりどりの見た目も香りも楽しめるなんとも優雅な製品ばかり。
パッケージが繊細で綺麗で、缶に名前を書いてくれるサービスもあります。

お土産にもぴったりです♡
ハーブのティザンヌも置いてありますよ。

Conservatoire des Hémisphères
96 rue du bac 75007 Paris
公式HP:https://hemispheresparis.com/

それから、普通の薬局やBioのスーパーにもフィトテラピーコーナーを設けているところが多いので、そういった棚をチェックしてみるのも楽しいです。

ハーブ薬局を訪れる際のTips

ハーブ薬局には英語を話せる方もいらっしゃるのですが、特に老舗のハーブ薬局はやはりフランス語が会話のメインです。
フランス語でのハーブは英語や日本語(カタカナ)名と違うので、自分が欲しいハーブの名前はフランス語でメモして持っていくと良いと思います。
また、特定のハーブではなく、自分の症状に合わせて選んでほしいという方は、その症状名やどんな不調を直したいのかをフランス語で言えるように、もしくはメモで準備しておくと良いです。

もしパリに来られる際には、是非ハーブ薬局(エルボリストリ)も訪れてみてください。パリ滞在が素敵な時間になりますように🌟

そしてパリ以外の都市、そしてフランス以外の国にもハーブ薬局は存在します。ヨーロッパの色々なハーブ薬局を訪れるのがちょっとした目標でもあるので、またnoteでもシェアしていきますね。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
現在私はフランスに住んでいます。
パリやフランスのVlogをYoutubeにアップしているので、もし良かったら覗いてみてください!

#植物療法 #フィトテラピー #ハーブ #エッセンシャルオイル #ハーブ薬局

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