弁護士に依頼したけど凍結解除できなかった話
初めましての方、初めまして。そうでない皆様も初めまして。
半年ぐらい前にTwitterアカウント凍結しました。
だいぶ時間経ったのですが、具体的に何が起きたのか、どういう対応をしてきたのかなど、当時の行動を忘れる前にちゃんと残しておきたいなという趣旨のnoteです。
自分用自分向け。「こんなことがあったんですよ~」という雰囲気のやつです。
私自身の体験や、あーだこーだを吐き出していこうかなと思います。
◆前置き
本noteについて
・本noteでは、X(旧Twitter)を全て「Twitter」で表現統一します(凍結当時はXではなくTwitterだったため)
・本noteの内容は、あくまで一個人の体験や感想・お気持ち表明自語りです。それ以上でもそれ以下でもありません
・2023年5月~9月当時の内容です
◆まとめ
<概要>
2023/5下旬頃にTwitterのアカウントが凍結し、そのまま永久凍結した。
※正確には、凍結後に運営に勝手にパス書き換え&垢削除された。その後、アカウントのみ凍結状態で復活。
<原因>
凍結原因は今現在も不明。Twitter側からも情報開示されず。
<弁護士関連>
対応を弁護士に依頼したが、最終的に解決せず終了。
対戦期間(アカウント凍結~弁護士側の対応終了まで)約4ヵ月、費用計 約76,000円。
<自語り>
しんどすぎ、アカウント返してほしい(要約)
以降は、上述の詳細を書いていきます。
だいぶ長いので、本noteの概要だけ知りたい方はここまで読んでいただければ大丈夫です。
◆時系列(凍結〜対応終了まで)
凍結発覚~対応終了までの出来事の時系列です。おおまかなイベントを抜粋しています。
時刻は同日2イベント以上あるものの前後関係を分かりやすくするための目安です。
弁護士と打ち合わせをしたり、その他待機時間が発生したり等もありましたが、細かいイベントについては省略しています。
◆各イベントの詳細
①Twitterアカウントの凍結
5/23にアカウントが凍結したことを確認。
「ご利用のアカウントは凍結されています」と表示され、TL読み込んでも最新取得されない状態(凍結時点で更新が停止しているような状態)に。
永久凍結が示唆されてはいましたが、当時誤凍結が流行っていたこともあって、自分も同じものだと考えていました。
②ヘルプセンターからの異議申し立て
ヘルプセンターから異議申し立てを実施。文章はWebで検索した内容を参考に作成。(文章やTwitter側との対応内容は割愛)
後に異議申し立ては却下されたため、却下後すぐに2回目の異議申し立てを実施。
※異議申し立てを続けることで、凍結解除された事例を確認したため
異議申し立てに対する回答が来る前に、何の前触れもなく突如としてTwitterアカウントが消滅しました。
③Twitterアカウントの削除(アカウント復活申請)
アカウントが消滅したというか、Twitterにログイン不可に。何度ログインしようとしてもエラーでログインができなくなりました。
別アカウントから当該アカウントのページを確認したところ、「アカウントは凍結されています」ではなく「このアカウントは存在しません」と表記が変わっていることを確認。
また、ヘルプセンターのアカウント復活申請のページから申請ができる状態であることを確認したため、この時点でTwitter側が勝手にログインパスワードを変更した上でアカウント削除を行ったのだろうと理解しました。
即座にアカウント復活申請を行いましたが、2回とも以下の通り自動応答が来ました。
まとめると、以下の状態です。完全に手詰まり状態になりました。
アカウント復活の前提条件が未凍結であること、というのにはやられました。
復活申請自体はログインしなくても申請可能な仕様であったためです。
永久凍結だけならまだアカウント自体は残ってはいるので、いつかもしかしたら凍結解除ができる日がくるかもという希望が持てましたが、
完全にその望みが断たれた感じです。
④弁護士への相談
アカウント削除後は30日経過で完全にアカウントが消滅してしまうこと自体は認識していたので、とにかく時間が無い状態でした。
色々情報を探していると、弁護士経由で凍結解除に至ったというブログやツイート等を何件か発見。
確認後、Twitter関連の実績がある法律事務所にメールで無料相談予約をしました。
無料相談時に今困っていることを弁護士に相談、それに基づき弁護士側で対応頂ける内容や費用感などを確認・合意し、そのまま契約締結。
⑤書面での異議申し立て
対応方法としては、弁護士に異議申し立ての書面を作成頂き、Xcorp.(アメリカ本社)およびTwitter Japan(日本法人)に送付頂くというものです。
書面送付は合計で4回行って頂きました。
※内容は弁護士が作成したものを確認後に送付頂く。
1回目
本社および日本法人宛に、アカウントの削除凍結は不当なものであるとしてアカウントの復活および凍結解除の書面を送付。
EMSで本社宛に送付した返事が、メールで弁護士の元に届く。結果としては却下。
Twitter側から返事が届く前に、アカウントが復活。(※凍結はしたまま)
なぜアカウントの削除が取り消されたのかは不明。
※恐らく、書面の内容(異議申し立て)が妥当なものかどうか調査するために、Twitter側が一時的にアカウントを復活したものと推察しています。
それか、申請フォーム以外から異議申し立てが来た場合は暫定的に復活させる運用があるか。どちらにせよ憶測の域は出ませんが…。
2回目
弁護士から「日本法人宛にのみ送付することで凍結解除された事例がある」とのことで、日本法人宛にのみ改めて書面を送付。
(凍結はされたままだが、アカウント復活自体はしたこともあり、連続して書面を送ることで凍結解除までたどり着ける可能性も考えられたため)
結果としては却下(または対応されなかった)。
※国内への書面送付なのに1ヵ月近く間が空いたのは、法律事務所からの連絡が一切なかったため。
最終的に日本法人からの連絡は一切なく、また法律事務所側も日本法人からの連絡が無い以上動けなかったためと推察しています。
私から状況伺いのメールを法律事務所宛に出したところ、「日本法人から返事が無いがどうするか」と弁護士側から打診がありました。
3回目
この時期でTwitterからXへ変わる大きなイベントがあったことからも、再度本社および日本法人宛に凍結解除依頼の書面を送付。
結果としては却下。(本社から、1回目と同一文章の返事がメールで弁護士宛に届く)
4回目
書面内容を一部変更して、再度本社宛に凍結解除依頼の書面を送付。
※少し別方面からアプローチかけるような内容に変更してもらいました
結果としては却下。(返信内容は1回目と完全同様。)
⑥対応終了
弁護士から「これ以上の対応はできない」と連絡を受け、そのまま対応終了。
着手金 + 雑費(EMS料金など)で約76,000円。案件失敗扱いのため、成功報酬の支払いは無し。
期間にしてトータル約4ヶ月程かかりました。
⑦その後
弁護士対応が終了してからは、特に何もしていません。
何もしてないというよりは、これ以上に手の打ちようが無いから何もできない状態という方が正しいです。
もしかしたら他にも何か手段があるのかもしれませんが、何かしらのアクションを起こすことでアカウントの再削除に繋がってしまったら最悪なので、何も動けていない状態です。
唯一の救いは、アカウントの削除は取り消されたという点です。これの解決が急務だったため、最悪の事態は免れたというところでしょうか。
◆凍結の原因など
①凍結原因
今現在も原因は分かっていません。
当時、DMグループを作成して会話していた際に参考のためにと外部サイトURLを掲載したのですが、アカウントの凍結時期がその数日後だったのでそれが原因ではないかと推察しています。
(複数人のDMグループを作成してURL送ったことによる外部サイト誘導スパムとして勘違いされた可能性)
他に考えられるのは、犯罪業者(複数アカウントによる一斉通報)のターゲットになったとか。まだ「アカウント復活させたきゃ金払え」みたいなメールは来てないですが。
アカウントは10年以上利用していてban歴も一切ないのもあり、本当に思いあたるものがありません。
ブラウザのアドオン有無や数年以上前のツイートがトリガーになっている?…等、原因となりそうなものは考えれば沢山出てくるのかもしれませんが、結局Twitter側からの理由開示は一切ないので、これ以上考えても無駄かなと思っています。
②開示されない凍結理由
Twitter側に対しては、書面で凍結理由を開示しろと何度も伝えていますが、「調査したが、アカウント凍結解除はできないことを確認した。(要約)」の一点張りでした。
そのため、①でも記載した通り、どのツイートが原因か・どういうアクションを起こしたからなのか・外的要因なのかといった実際のところの凍結原因は一切不明のままです。
なお、当時のTwitterの理念だかポリシーに「なにが原因だったかをユーザーに知らせる(例:削除すべき対象ツイートが表示され削除を促す等)」があったような気がしますが、
それはあくまでも理念でありTwitter社のルールではないので、守る必要はない(=情報開示を求めても応じる必要が無い。開示しないのはルール違反ではない)もののようです。
よって、例え誤banであってもこちらの依頼に応じないことに対しては咎められないとのことでした。心底腹は立ちますが、飲み込むしかないのかなと。
③そもそもなぜ「削除」なのか
それでも不可解なのは、直接アカウントを削除してきた点です。
Twitterの理念には「アカウントはTwitter側の判断で永久凍結することがある(要約)」と記載はありますが、「パスワードを書き換えた上で削除することがある」とは、自分が調べた限りでは記載されていなかったと思います。要は一番重い措置が「永久凍結」だと理解していました。
(削除=永久凍結 という意味も込められて使用されているのであれば、もうお手上げですが。もし私の見落としがあったら申し訳ございません…。)
なので、なぜ直接アカウントを削除してきたのかは本当に謎です。永久凍結をも超える措置をしてくるのであれば、尚更理由が知りたいところです。絶対回答は無いでしょうが…。
◆その他 補足や所感など
①弁護士費用について
調べた感じだと、成功報酬を含めた弁護士費用の相場は10~15万円程度だったのですが、自分はこれに対してそこまで高いとは感じませんでした。
高いと感じなかったというよりは、この金額で自分のアカウントを取り戻せるのであれば出します、といった方が近いです。
Twitterアカウントは、自分にとってはそれだけの価値があるものだったので。消されたからといって易々と別垢作ってどうこうすればいいとかいう話ではなかったです。
ここは各個人の価値観の問題なので、感じ方は人それぞれだと思います。
②異議申し立て時の文面や書面内容について
各アカウントで実行できる異議申し立て時の文面については、検索したら多く出てきたのでそちらを参考に作成しました。
だいぶ丁寧な長文(日本語・英語の双方)を作成しましたが、全て定型文で返ってきたので、内容自体が運営に対しどう効果があったのかは判断できません。
弁護士に作成頂いた書面については、すみませんが契約上公開NGのため詳細はお伝えできません。
③Twitter日本法人について
日本法人については、今回の件のみで考えると一切機能していないと思わざるを得ませんでした。
少なくとも凍結してからの4ヶ月間で、日本法人から何らかのアクションが返ってくることは一切ありませんでした。
(日本法人宛に書面を送付して1ヵ月近く本社からも反応が無かったあたり、日本法人から本社に対しエスカレーションもしてなさそうかなと。そもそもそういう案件は対応してないのでは?という気さえもしています)
弁護士からは「日本法人宛に書面を送ることで解決したケースがある」と過去事例を紹介頂きましたが、イーロンがトップに立って内部もガラッと一掃されてしまったと思うので、2023夏以前の事例については信憑性はかなり低くなっている可能性もあるのかなと考えています。
④運営側に"削除されてしまった"場合、本当に何もできない
③で述べた通り、今回の件は正確には「永久凍結された」ではなく、「運営側に勝手にパス書き換えられた上に削除された(最終的にアカウントが復活して永久凍結状態に"戻った")」です。
削除された状態、および凍結に戻った現在のどちらも、ヘルプセンター経由で運営に対してのアクションを一切とることができなくなります。
例えば他のアカウントから運営に対して「なんとかしろ!」と問い合わせすることは可能かもしれませんが、ネットで検索しても有効そうな事例が見当たらなかった点と、下手に動いて悪い方向に進む可能性も捨てきれなかったのでこの択は取りませんでした。
また、Twitterサポート等の公式アカウントに対してDMを送ることは現在できなくなっています。一昔前は公式アカウントに対しリプやDMを送ってコンタクトをとる手段も存在していたようですが…。
本社宛の電話やメールも公開されておらず、ヘルプセンターも使えずSNSでコンタクトをとることもできない。
イーロンに対して何回か直接リプで訴えかけもしてみましたが、勿論何も起きず。試してみる価値自体は0ではないと思いますが、ほぼ期待はできないと思います。
他に何か方法があるかも考えてみたのですが、自分の中では有効打になりそうなものは思いつきませんでした。なので、これもあって「弁護士にお任せしよう」となりました。
⑤削除が絡むケースについて
インターネット上に蔓延っている「凍結されても諦めないで!」という類の手法は、基本的には凍結のみくらったアカウントが対象であって、今回のように「パスワード変更+削除」が絡むケースでは適用されないと考えています。
少なくとも当時調べていた限りでは、そもそも「勝手にアカウントが削除された」というようなケースに対する凍結解除事例は確認できませんでした。
(※私と同じ状況になっていらっしゃる方をTwitterで何人か確認はしたので、特別珍しい対応というわけではないのかもしれません)
ブログ等で本ケースの類似事例を確認できなかったのでサンプルは自分1人の経験談のみになってしまいますが、恐らく凍結解除は難しいだろうなと考えています。
問答無用にブラックリスト?のようなものに突っ込まれてる感じでしょうか。
もしこのnoteを見て頂いている方の中で、私と同じ状況下で凍結解除にいたった事例をご存知である方がいらっしゃいましたら、ご教示頂けますと嬉しいです。
◆あとがき
そんな感じで、長くなりましたが「弁護士に依頼したが凍結解除できなかった」話はここで終わりになります。
突如アカウントが凍結してからもう半年以上が経過しました。
永久凍結された場合の対応として自分がとった行動が最善だったのかどうかは今でも分かりません。
ただ、自分が経験したことを何かしらの記録として残しておきたいと思い、今回はnoteを作成することにしました。
記録というか、頭の中に抱えておきたくないので吐き出した、という方が表現としては近いような気がしますが。
色々と変化が多い昨今、意味不明な誤ban・永久凍結が増えてくるかもしれません。自分が突然凍るかもと構えて暮らせという訳ではないですが、こんなことが起こる可能性もあるんだなぁと、記憶の片隅にでも置いて頂ければ幸いです。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。
以降の「自語り」は、ただただお気持ち表明する書きなぐりパートなので、読まなくて大丈夫です。
◆自語り
怨念の吐き出し
①正直すぐ解除されると思っていた
当時は誤ban祭が流行っていたのもあって、最初凍結されたときは「巻き込まれちゃったか〜でもまあすぐ解除されるだろうな」って軽い気持ちでいたんですよね。解除手順を踏んでたら突然アカウント消滅した時は本当に吐きそうになりました。
ちょうど仕事もクソ忙しい時だったので、仕事も手付かずだわで当時は相当参ってたと思います。
いざTwitter使えなくなるとこんなに精神やばくなるんだねってその時初めて知りました。学びました。情報仕入れたり人とコミュニケーションとったりするの、自分はほぼ全部Twitterに依存してましたからね。
そしてなおかつツールではなく今までのアレコレが全て蓄積された、大袈裟にいうなら人生の履歴みたいなもんですからね。Twitterって。
それが突然消滅ですよ。一瞬で。おかしくならん方が無理じゃないですか?って感じです。
②もしかしたらいずれは、という希望
今は「永久凍結」という形で落ち着きましたが、対応過程で奇跡的にもアカウントの削除自体は取り消されたので、「もしかしたら将来的には凍結解除されるかもしれない」という叶わなさそうな希望を持つことができています。だからこそ、今現在は精神的にも少し安定できているのかもしれません。
逆に言うと、そういう希望を少なからず持ってしまっているので、将来的に何かの拍子でアカウントが完全消滅してしまったら、相当なダメージを負ってしまうんだろうなという気がしています。爆発するの分かってる時限爆弾みたいな。パラメータ制御で表示されてないのと、物理削除されてるのでは全くの別物ですし。
そりゃまあ10年以上使っていたアカウントなので、首の皮一枚でも繋がってたら少しでも希望持っちゃうでしょと。もうそんな日は来ないんだろうと確信してても、そういう風に思っちゃってるんだろうなぁと感じます。
③自分が思ってたより大事なものだったんだなって話
いつまでもグジグジしてんなよ!というのは仰る通りです。本当にその通りですけど、自分にとってそれだけ大事にしてきたものを一瞬で刈り取られたもんなので、すぐに立ち直ることちょっと無理じゃないですか?というか、自分もまさかこんなに深いダメージ受けると思ってなかったんで。
今でこそ普通に話題に出せるぐらいには昇華できてますが(できてると思いたいですが)、弁護士の対応終了してから3ヶ月以上経ってんのにま~だ引きずってるなんて自分自身が想像つかなかったですね…。
検索すればいつでも過去の自分に出会うことができる。もちろん痛い発言なんか鬼のようにありますが、それ含めて自分なので。
当時のつぶやきから自分自身が当時どう考えていたのか。どんな風に悩み、何を学んで、何を感じて生きてきたのか。それが全て振り返れなくなった。インターネットに流れていたくだらない日々のなんでもない呟きや会話が、全部消えて行った。原因も分からずに。
自分は本当に「今なにしてる?」をずっと呟き続けてきたので、Twitterに人生のその大半の痕跡が記録されていたと言っても過言ではありません。どんだけ何でもかんでも呟いてきたんだよって思いました。
自分にとってはそんだけ大事だった、というかそんだけ大事だったんだなって消えてからめちゃくちゃ気づいた。やばすぎだろと自分でも思います。なんなんだろな~。
④今後について
将来的には何かしらの手段で、改めて凍結解除の異議申し立てを行いたいという気持ちはあります。じゃあどうやって?という手段は、ほんとどうしよって感じではあるんですが。(どうしたらいいんですかね…)
ただ、問答無用でアカウント削除されてしまったということは、それが仮に誤banであったとしてもTwitter側にとっては本当に一発アウトな案件である筈です。
(まともな運営をしているのであれば)運営側で本アカウントへの対応履歴が残ってる筈なので、こちらから何かしらアクションを起こすことで「あ、そういえばこいつのアカウント削除しなきゃじゃん」的な感じで即削除される可能性も十分に考えられます。
凍結は解除したい。でもアカウント再削除されてしまうのは困る。時間が解決してくれればいいのですが、恐らくそうはいかないのだろうなと。とても難しいなと思います。
⑤永久凍結に戻れたから、まだマシなのかもしれない
もともとは「勝手に削除された」状態だったので、そこから「永久凍結まで回復した」と考えれば、まだマシなのかもなと考えています。削除取り消しされてなかったら今もうアカウント完全消滅してますからね…。
永久凍結とはいえ、自分のアカウントIDで検索すればそのページは出てくるので、どんなに過去のツイートが見れなかったとしても、「確かにそこに存在していた」という証拠にはなるからです。
「永久凍結」は、インターネット霊園に漂うTwitter区画のデジタル墓地とでも表現するのが、個人的に一番しっくりくるかもしれません。
永久凍結は、痕跡のあるインターネット上の死です。生きた証がまだ「墓」としてそこにあるだけマシなのかも、と考えています。アカウントIDが他の人に渡ることもありませんから。
たまに墓地を確認しに行って、墓参りをする。「ああ、そこに自分は確かに存在していたんだな」と、分かっていた溜息をつく。
いつかアカウントが完全に削除されてしまったら、その時こそ完全なインターネット上の死を迎えるのだろうなと。
そして完全に削除されたらIDのひも付きが無くなるので、いずれIDを誰かに取得されてしまう可能性は非常に高いでしょう。自分がいなくなった後のインターネットで自分のIDで検索すると、どこかの国の見ず知らずの人間が"生きている"。そのIDの前世なんてものは存在しない。自分がTwitterに存在していたという痕跡は消滅する。上書きされる。インターネットホラー。
自分が10年以上使ってきた名前(ID)で、全く知らない赤の他人が活動してるような場面に遭遇したら、きっと自分は耐えられないんだろうなと思います。
墓参りしようと自分の墓ページを開いたら、何かが生きてるわけですよ。あまりにも無情すぎるなと思うわけです。そしてそんな未来がきっと近くにあるのだろうという恐怖に怯え、日々自分の墓がそこにあることを確認して生きていくのだろうと思います。
⑥おまけのさいごに
まとめると、とにかくキツイ。ほんとそれに尽きます。
消えたものを何とかして取り戻したいが、きっともうどうにも出来ない。なので前向いて改めてくしかないけれど、どこかずっとそれを引っ張ってしまっている。
そして仕方ないとはいえ、原因が分からないのが一番しんどいですね。どんな理不尽な理由でも構わないから、最低限何がダメだったのかが分からないと何も対策することさえもできない。
結局できる自衛から始めていくしかないのですが、自分を守るために多方面に警戒しながらアカウント凍結に怯え続けるSNSってなんなんだよって感じ。それでも結局SNSが無いと厳しいタイプの人間なので、なんとかごまかしながらこれからも生きていくのだと思います。
そんな感じで気づいたら10000文字近い超大作お気持ち表明noteになっていました。なんなんだマジで。
もしここまで読んでくださった方がいらっしゃれば、ありがとうございました。
無いとは思いますが、もし進展があればまたそのうち何か書きたいなと思います。
それでは