黒ひげ危機一髪

狭く深くvs広く浅く論争、永遠のテーマである。

自分をどちらかにカテゴライズするなら間違いなく後者で、以前狭く深くを諦めた、という投稿を書いたこともある。

が、最近その「深さ」に対して別の捉え方をするようになった。

それは、一方向に深く掘り進めていくというより、ひとつの円に多方向から刺していくイメージ。
どんな物事も多面的で、視点を変えることの重要性は色んなところで説かれてきたけれど、それならば物事を突き詰めるというのは同じ方向に刺し続けるのではなく網羅的に攻めていくということなのでは?
多くのことに手を出す、というと一見広く浅くを目指しているように見えるけれども、ひとつの目的や目標に向けて多角的に進めているということなのだ。

この多方向から刺していくというのがどうも引っかかって…どっかで見たことあるぞこれ…

黒ひげ危機一髪やーー!幼き頃のおもひで。
今のベイビーちゃんたちにとってもベストセラーなのか?どうなのでしょう

ともかく、黒ひげ危機一髪みたいに色んな方向から物事を見て、捉えて、理解して、攻めていくっていう感覚は結構いいのでは?と思った
そして。このおもちゃのゴールは、黒ひげが弾け飛ぶこと。

面白さは、どこで弾け飛ぶか分からない、ところにある。

人生だって何が上手くいくかなんて分かったこっちゃない。だからこそ上手くいくまで色んな方法を何度も試してみるの。

いわゆる質と量みたいなものはこういうことなのかもしれない。
質は、指す方向性の多様さ、
量は、指す剣の数。

同じところに何度刺し直しても意味が無いし、
刺せば刺すほど黒ひげが宙を舞える可能性は高まる。

今私自身ひとつの大きな目標があって、それに向けて走っていて、
集中しているのはひとつのことだけど、色んなことに手を出してみている。
ひとつ大きなものが軸にあるからこそ、選択への迷いがなくなったし、常にある不安は剣を刺すことでぷすぷす空気抜きしてあげればいい。

飛距離に差はあれど、必ず、黒ひげは「いる」はずだから!

久々に人生論をビジュアライズしてみようシリーズでした。
過去作⏬
第一章 三角ゲーム
第二章 くれよんのくろくん
第三章 ルート

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