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からだってすごい!

『あの人は体力がある』とか『わたしは体力がないから』とか、割と日常で口にすることがある『体力』。では、体力っていったいナンジャラホイ?と思って調べたら、こういう定義があるそうです。

体力とは、人間が生きて行動するにおいて、それを支える身体資源の総称のことです。広義にとらえた体力の定義は、「人間として生存、生活するための基礎的能力」とされ、大きく身体的要素と精神的要素の2つから構成されています。(公益財団法人長寿科学振興財団HPより抜粋)

体力って、どちらかというと体と心の持久力…みたいなイメージがありましたが、なるほど。筋力だけでもダメだし、心だけ強くでもダメ。まさに両輪。

そして、最近身に染みて思うのが、『人体の精密さ』です。人体だけではなく、あらゆる動物がこの精密さを持っていますが、わたしが人間なので人間に限定します。

例えば、今、文章を考えてキーボードを操作して入力するという作業をしていますが、これも【考えて】【文章にして】【文字打って】という作業が、分断することなくシームレスに流れていきます。あまりに当たり前すぎて、とくに意識をすることもないけれど、この作業のために実はいろんな膨大な機能や神経が動員されています。

歩く時も、【右足を出す】【左足を出す】なんて、何も考えずに行っているように見えるけれど、この単純な作業のために、脳から運動神経から筋肉から、それこそ数えきれないくらいの動きがシームレスに繋がっています。

この中のひとつでも機能しなかったり障害されたりすると、あっという間に当たり前だったことが当たり前じゃなくなります。

最近、この【体のすごさ】というのを、しみじみ感じるようになりました。ありきたりの言葉になりますが、【生きているって奇跡だ】って、本当にありがたく思うようになりました。

いつまでこの体が動くか分かりませんが、動く限り大切に扱おう。そんな気持ちです。

操作もメンテナンスもこなすボートレーサーたち。その作業もシームレス。

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