狙いを定める
もう相当前の話ですが、勤めていた企業の社長に言われたことを、今でもふと思い出すことがあります。
営業として働いていた当時、その社長は冗談交じりに言いました。
「イメージをイメージで語ると、ダメージになるぞ」。
営業って、どこでどう数字を積み上げるか、明確なビジョンを求められます。それをふわふわとしたイメージだけで語るのではなく、明確にしていきなさいよ、ということだったのですが、めちゃくちゃ印象に残っていて、今でもふっと思い出します。
その社長の名言はいくつかあるのですが、それはまたの機会に書くとして、この言葉はすごく的を射ているなぁと思います。
何をするにも、明確なゴールが必要です。ゴール設定がしっかししていればしているほど、そこに到達する道が描きやすいからです。そのゴールをふわっとしたイメージでしか設定していないと、踏み出したとたんに道に迷います。
ゴールはなんでも良いのです。ぶれないゴールをひとつ決めて、その途中の道筋は柔軟に変えて行けば良いのです。雨が降る日も風が吹く日もあるから、進み具合も柔軟に。到達したい場所だけははっきりと思い描いて、今日も小さな一歩を繰り返して、少しずつ進んで行きましょう。