ニイハウシェルと馬酔木
ハワイ好きな方ならご存知のニイハウシェル。ニイハウ島で採れるいくつかの種類の貝殻で、サイズは数ミリのものから1.5cmくらいです。ニイハウシェルはとても高価なもので、小さいものほど加工が難しく高価になる傾向があります。
ニイハウ島は個人が所有する島なので一般の人は立ち入ることができません。市場に出回るのは、ニイハウ島の近くのカウアイ島で採れたものがほとんどです。
わたしも友人が作ったネックレスを購入しましたが、当時はチョーカータイプで3万円くらいでした。今では貝そのものが採れなくなってきていることに加えて円安。いったいいくらくらいするのか聞くのも怖い(笑)。
そのニイハウシェルの中でもMomiと呼ばれるものによく似たものがあります。それが馬酔木の花。
サイズも形もよく似ているのです。数個の花がぶら下がっている様子は、まるでニイハウシェルのピアスのようです。
陸のものと海のものがこれだけ似ているというのには、ちょっとびっくりしてしまいます。
美しいと思う感情を起こさせるものの造形というのは、どこか共通点があるのでしょうか。