エモの定義
同じ趣味でも、世代が違う人と話していると、時々『はっ!』となることがあります。
最近のこの『はっ!』体験は、エモについてです。そもそも『エモい』という言葉自体に馴染みのない世代ですが、使う場面などについてはなんとなく学びました。しかも、エモーショナルなこと=エモいではないようなのです。結構難しい。
最近よく使われる『エモい』は、音楽や写真などが対象になっていて、それが感情を揺さぶってくるような物、つまりキュンとしちゃうものがエモいと表現されるのだなぁーと理解していますが…
そのエモ、世代で感情揺さぶりポイントが違うということを知りました。
ある桜祭りの会場そばを通った時のこと。咲き始めた桜並木にピンクの提灯がずらっと飾られてました。そのには商店街の名前が書かれていて、わたしは『あぁ、あの提灯要らないなー』と内心思ったのです。
だけど、20歳以上若いであろう女性は、その提灯の列を見て「エモい!」と感じたようなのです。
それを聞いて、『へぇー!面白い!』と思いました。年代によって感じ方が違う。それは当たり前で、自分が小中学生だったころに親世代と分かり合えなかったことからも理解できます。
そして、そんな価値観の違う世代と一緒に行動できるのは、『写真』というカルチャーを通じてなのです。