暑さの堂々巡り
暑さの引き金は、私たちの環境へかけた負荷なのだと思うのですが、そこには対処せず、さらに負荷をかけるような行動を促すって、この矛盾はいつ解消されるのでしょう。もちろん短期的にはエアコンは有効です。だけど、そのもうひとつの車輪として、環境への負荷を取り除く行動が促されなければ、いつかこの地球は人間の住めない星になるのではないかと危惧しています。
毎年毎年『記録的な暑さ』が更新されて、体温より高い空気の中にどっぷり浸かる日が続いています。東京都心は猛暑日が続き、夏大好き・海大好きなわたしでも青息吐息です。
東京湾沿いのマンションは風通しが良く、数年前までは扇風機で過ごせるくらいでしたが、今はちょっと無理…
こうなってくるとお決まりの『家でも熱中症になる恐れがあるので、適切にエアコンを使う』という、推奨がなされます。そして東京はさらにヒートアイランド化していき、イタチごっこの堂々巡りです。
先日、セルフネグレクトという記事を読んだのですが、これは地球規模のセルフネグレクトに近いのではないかと思いました。
もちろんこの馬鹿げた暑さにも、ですが。