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スキマを作る


ステマ、ではなくスキマ。隙間。

近頃、この『隙間』の大切さをしみじみ実感します。

小さいところで言えば、会話。会話は相手がいて成り立つのですが、ずーっとひとりで喋っている人がいます。まさに『口を挟む間もない』くらいに。

そうすると聞いている方はだんだん飽きてくるし、疲れてしまいます。さらには、『この人、わたしには興味ないんだなー』って思ってしまい、話も上の空になります。そうなると喋っている方にも新しい情報は入ってこなくなります。つまり、相手からの情報を受け取る機会を自分で潰してしまうということです。

仕事でも、常に忙しそうで付け入る隙のなさそうな人には声をかけにくい。適度に隙がある人には依頼しやすい。この『依頼しやすい』雰囲気って、実は才能なんだと思います。依頼されたら新しい経験も積めるし、快く引き受けてくれたことに対して、依頼者は感謝をするという良い循環が生まれます。

このように、隙間というのは、受け取るための大事な要素。

そして、この隙間を生むのは楽天的な心なのだと思います。わたしは、人生において真摯であることはとても大切だけれど、深刻さは不要だと思うのです。

深刻さは身も心も萎縮させて隙間を奪います。萎縮すると判断力も鈍ります。深刻になりそうになったら深呼吸して、隙間を意識してみませんか?

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