レスターの夏移籍を考察<後編> ~加入選手を妄想~
現在延期となっているプレミアリーグ。こんな時だからこそ、チームの現状を見つめなおし、来夏に誰を取ってほしいか。誰が来たら合うか。こんなことを妄想していきたいと思う。中編、後編では、実際に誰に来てほしいかを独断と偏見で勝手にランキング形式で紹介していきます。後編は5位~1位を紹介します。 最後まで読んでいただければ嬉しいです。
前編をまだ見ていない方はこちらもぜひご覧ください。↓↓↓
中編をまだ見ていない方はこちらもぜひご覧ください。↓↓↓
前編のふりかえり
前編では主に3つの補強ポイントを見つけた。
・今後エヴァンスの後釜を担える第3CB。
・エンディディが不在でも安心して任せられるアンカー。
・右SHの中でプレーする(できれば左利きの)質の高い選手。
・(レンタル中のスリマニを戻す)
これを踏まえて誰に来てほしいかを妄想する。
中編のふりかえり
中編ではこの5人を選んだ。
10位 ボーウェン(ウェストハム)
9位 ジェルダン・シャキリ(リヴァプール)
8位 富安健洋(ボローニャ)
7位 ペドロ(チェルシー)
6位 イーサン・アンパドゥ(チェルシー)
ではいよいよ本題!5位~1位を紹介します!
5位 ブエンディア(ノリッジ)
ノリッジで高い評価を得ている攻撃的MF。2列目はどこでもプレーでき、ドリブル、パスを高いレベルでこなすことができる。一瞬の加速で相手をはがすドリブルはプレミア屈指。今季は最下位チームながら、7アシストを記録している(レスターで7アシストを記録している選手はいない)。守備も献身的にこなせるのも魅力だ。今シーズンはまだ得点はないものの、2部では8得点を挙げていたので、ゲームを支配する展開が多くなれば得点も増えるだろう。
ブエンディアには多くのクラブが注目していると言われているが、レスターに来る彼の姿はイメージしやすい。ノリッジの予算はプレミアの中ではかなり少ないので、ある程度のオファーが届けば放出せざるを得ないだろう。2年前にはノリッジに所属していたマディソンを獲得した過去があるので、もしからしたら実現するかもしれない。
レスターに加入したら、メインポジションは右SHだろう。彼はドリブルが得意だが、自分から相手に挑んでいくドリブルより、食いついてきた相手をかわすのが得意の選手だから、内側にポジションをとって味方との連携をする役割になるかなと思う。守備面でもハードワークできる選手なので、レスターには必要な選手になれるはずだ。
4位 久保建英(レアルマドリー)
日本中、いや世界中が注目している期待の若手。確かな技術を持っていて、相手に奪われないドリブル、正確無比なパス、振りの早い左足、日本人離れした戦術眼、守備時の器用さ。。。彼の良さを挙げたらきりがない。最近は得点の機会も増え、よりスーパーなアタッカーに成長した。右足のシュートの精度も上がり、これからますます成長が期待される。攻守におけるポジショニングの質の高さも特徴の選手だ。
今シーズンはレアルマドリーからマジョルカにレンタル中の久保。来シーズンどこでプレーするか様々な憶測が飛び交っている。一番濃厚なのは、ウーデゴールが所属していたレアルソシエダ。しかし先日アーセナル移籍の噂が上がっていて、もしかしたらプレミアのチームに移籍するかもしれない。プレミアの強度とCLの舞台を体感できるのは彼にとってもレアル側にとっても間違いなく+だ。獲得するとしたらレンタルになるためこの順位にしたが、個人的には来たら1番合う選手だと思う。
レスターに加入したら右SHで起用されるだろう。右から内側に入って、バーディーに決定機を演出したり、マディソンらと質の高いパス交換をしたり、上がってきたペレイラとコンビネーションしたり、彼がの良さが活きる形で起用できるだろう。右のSBに対人の強いペレイラがいることで、久保の守備の負担が少し減るのも彼にとってメリットだろう。IHでのプレーも可能で、守備面では若干不安だが、起用法によってはIHで輝く久保が見られるかもしれない。(シティのダビドシルバの役割を期待。)レスターはマジョルカと比べてボールをつなぐチームなので、久保のスタイルから考えてもぴったりのチームだと思う。
3位 ルイス・ダンク(ブライトン)
今夏、今冬にわたって実際にレスターが獲得を狙ったブライトンのキャプテン。タイプ的にはエヴァンスに近く、リーダーシップがあり、自らもボールを奪い取る力がある。シュートブロックもうまく、優れたCBだ。ダンクは空中戦の強さも売りで、攻守において魅力的だ。ビルドアップにおいても、ブライトンにポッターが来てからどんどん良くなっている。スピードは若干遅いものの、それをカバーする準備力の高さがあるためそこまで気にならない。
ダンクはブライトン一筋のため、彼を呼ぶのはなかなか難しいと思うがレスターがCL出場権を獲得したり、ブライトンが降格したりした場合、より現実的だろう。年齢的にも今がピークであるため、次の移籍市場で獲得しておきたいところだ。
ダンクが加入した場合、誰をレギュラーにするかわからない。レギュラー陣と比べても十分序列を覆すだけの力を持った選手であるし、現状レギュラーの2人も安心できないだろう。CLかELと並行して戦う場合、間違いなくレギュラークラスのCBが必要であるため補強してほしいところだ。プレミアで通用するレベルというのを既に証明しているのも大きい。おそらく、チームはもう一度ダンクの獲得に向けて動くだろう。
2位 ナビル・フェキル(ベティス)
フランス代表としてW杯優勝も果たしたレフティー。攻撃的なポジションはどこでもこなすことができる選手だ。左足のキックの質が異常に高く、プレースキックも得意としている。ドリブル成功数はメッシに次ぐ回数で、柔らかいボールタッチに加えて、スピードもあるため、手を付けられないドリブラーだ。味方を生かすプレーも得意としていて、決定的なラストパスも出せる。自ら得点を取ることもでき、今季はリーガ初挑戦ながら7ゴール、2シーズン前はリヨンで18ゴールを挙げている。
ベティスは今夏に補強したばかりだが、すでにアーセナル移籍の噂も出ている。ベティスは現在12位と苦戦しているため、フェキルがステップアップを望む可能性は十分あると考えられる。マフレズの後継者になれる素質は十分にあるので、移籍金は高いと思うが獲得してほしいところだ。
レスターに加入したら、メインポジションは右SHだろう。久保同様、中でプレーして高い攻撃センスを発揮してくれるだろう。フィジカルの強さもあるのでプレミアの強度でも十分通用するだろう。スピードもあるため、カウンター時の推進力のあるドリブルが両サイドにあるというのは魅力的だ。(左にはバーンズがいる。)インサイドハーフでのプレーも可能で、マディソンやティーレマンスがケガをしても攻撃レベルが下がることは無くなるだろう。
1位 ジャン=クレール・トディボ(バルセロナ)
バルセロナからシャルケにレンタル移籍中の若手大型CB。今季はバルセロナでCLも経験した。190cmと恵まれた体格を生かした空中戦の強さと圧倒的なスピードを生かしたカバーエリアの広さが魅力だ。若手だが、クロス対応もよく、ボールウォッチャにならずに冷静に対応できる。対人も強く、安定感もあるためバルセロナ在籍時もトディボの起用を推す声が多かった。さらにビルドアップも上手く、アンカーをやっていた経験もあるため、エンディディが不在でもアンカーを高いレベルでこなせる選手。
バルセロナからシャルケに買い取りオプション付きのレンタル移籍をしていて、シャルケ側は買い取る意向。その金額は30億円程度ということでイヘアナチョを獲得した値段より安い値段で設定されている。(レスターが買い取るにはもう少し金額が必要だと思われるが。)シャルケは現在6位とEL出場圏ギリギリという順位なので、レスターがCLに出れればもしかしたら移籍してくれるかなという期待を込めて1位に選んだ。
レスターに加われば、1年目はショユンジュと同じような道を歩みプレミアとチームに慣れることが優先され、レギュラーは現在の2人になるかと思う。トディボがチーム内で確かな力を示せば十分序列が覆る可能性はある。いずれにしても、ポテンシャルは高いのでチームにおいて重要なピースになるのは間違いない。エンディディが出場できない試合でも、トディボがアンカーを務められるので、本当に都合がよい。ビルドアップもうまいので比較的レスターのスタイルに合うと思う。右SBのペレイラが高い位置をとってそれによって空いたスペースを使われても、トディボがスピードを生かしてカバーできる。より彼の良さが生きるだろう。
まとめ
5位~1位を発表しました
右SH:ブエンディア・久保建英・フェキル
CB:ダンク・トディボ(アンカー兼)
こういった結果になりました。上から1人、下から1人来てくれれば最高です。トディボに関してはバルセロナから呼ぶのは現実的ではないと思われるかもしれませんが、バルセロナが買い取りオプション付きでレンタルに出したことを考えると、トディボがシャルケよりレスターに行きたいと思ってもらえればあり得ると思います。(ほかのチームも狙うと思いますが) ただ、プレミアを経験しているのも考慮して現実的にあり得るのはブエンディアかダンクかなと思います。久保が来てくれたら本当にうれしいです。
中編含めて1人でも当たったら褒めてくださいw(ダンクは例外)
これにて「レスター夏移籍を考察」は完了です。最後まで読んでいいただきありがとうござました。 完
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