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フィリピンでコンドミニアムを買った話

セブ島の不動産ツアーに参加したお話を書こうと思っていますが、
実はうち、すでに1軒コンドミニアムを買っています。
なのでまずはそちらの話から。

クォータービザが取れて永住できることになった時、真っ先に考えたのは「住居」でした。
で、夫と二人でサイトで検索して良さげな物件を見に…行ったのはよかったのですが…。
当然、検索するのは日本語なので日本語対応の不動産屋さんが出てきます。
で、その方が紹介する物件と言ったら

お高い!!

のです(笑)
「日本人なら金持ってるだろぉ?」とは言われませんでしたが、そういう感じ前提だったのかとにかくお高いです。
ディベロッパーはRockwell Land
いや、そりゃお高いわ!!
物件はそりゃもう良いものでした。
マクタンの海沿いにあって、めっちゃ広くて綺麗そう(まだ影も形もなかったのであくまでイメージ)です。
しかし、その頃はまだ今よりもマクタン島の道は整備されていなかったし、物件が建っている場所の周りはちょびっと危ない感じの地域でした。
「ここはなぁ…家に引きこもるならいいけど買い物するのも不便かも」
あくまでも私達の場合はコスパが良くないなと判断しました。
(引退してメイドさんを雇い、海が見えるお家でのーんびりと悠々自適の生活を送る、みたいな方にはすごくいいと思う!)

こんなところで暮らしたい!

その他、紹介していただいたのも「シェラトン」とか。
世界のシェラトンですよ!!
そりゃお値段も世界規模ですよ!(たぶん)

で「物件、なかなか難しいねぇ」と一旦は諦めかけたのですが
翌日ご飯する約束をしていたフィリピン人の友達と会った時に「昨日、家買おうと思って物件見に行ったんだけどめちゃめちゃお高くて諦めた~」という話をしたら「Rockwellほどすごくないけど、結構大きな街になるみたいな広告見たけど行ってみる?」とショールーム以外は全く何もないある場所に連れて行ってくれました。
そこも周りはまぁ、あんまり安全とは言い難い感じの場所でバラックとかも建ってました。
しかしすぐ近くに小さいけどモールがあり、動物病院が入っていました。
猫飼いの私にはそれがとても魅力的でした。
また、ショールームもすごく素敵で。
案内してくれた方の対応もものすごくいい。
まだ何もない土地だったけど、今後の発展予想図を見せてもらうとコンドミニアム(マンション)というよりは、マンションを含んでひとつの街ができるという規模のものでした。
スーパーマーケットはもちろん、カフェ、レストランなどの商業エリアやビジネスタワーなどができる予定らしいです。

あくまでイメージです


「ここなら、最悪この街から出なくても日常は事足りそうだねぇ」と二人で結構気に入ってしまって。
その日のうちに手付け打っちゃいました(笑)
コンドをぽんと買えるほどの金持ちでは全くありませんよ!
これ、よく誤解されるので2度言いますが「金持ちではありません!」
ホントに。
でもクォータービザ取るために保証金というかデポジットしなきゃいけないお金が結構な額で、それをフィリピンの銀行に預けっぱなしにするのが怖かったので、できれば使ってしまいたいという気持ちが夫にはあって。
コンドミニアムの頭金にすればいいんじゃないかと。
なのでコンドミニアムは買う予定だったんです。
で、ショールームで気に入って、ここはすぐ売れてしまいそうだと思ったので手付けを打った、という次第。
手付けは本来はいくらという決まった金額があるようですが、フラッと立ち寄ったためそれだけの持ち合わせがありませんでした。
でも担当の方が大変熱心で「日本円でもいい」「クレジットでもいい」と。
そう押されると何だか不安になってしまう日本人夫婦ふたり…。
「今はちょっと持ち合わせが…カードも置いてきたし日本円も持ち歩いていない」というと、なんと手持ちの金額で良いと。
これなら万が一このお金(手付金)を手放してもまぁいいかと思える金額だったのでそのまま一部屋ブックしました。
その後の契約に渡ってはさすがに怖いので、ちゃんとフィリピンの顧問弁護士に契約書をチェックしてもらったりして最終的には購入しました。

それが、セブでの我が家になる予定でした。
コロナさえ流行らなければ…。

長くなったので不動産ツアーの話は次回に続きます。
メインはそっちです(笑)
セブで家を買ったはずの私達が何故、また不動産ツアーに参加したのか。
不動産ツアーとはどのようなものだったのか。
そして結果はどうなったのか。
次で書けたらいいなと思っています。

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