𝙳𝚎𝚊𝚛 𝙻𝚒𝚝𝚝𝚕𝚎 𝙼𝚎,

かつてのわたしは
おとなになったわたしが
なにをしてて
どんなふうに暮らしてると
おもってたかな

かつてのわたしが
いまのわたしをみたら
なんて言うのかな

いまのわたしは
風を感じるのが好きで
木や植物たちをみているのが好きだよ

たくさんのことを経験して
たくさん学んで吸収して
たくさん失敗もして
後悔もしたけれど
それがすべて
わたしという土地を耕し
肥やす栄養になったんだ

だから
人生という道を歩くとき
たくさんの道草をくって
道端の花々を眺める時間も
あるとおもうけれど
そのひとつひとつが
どれもみんな必要で
大切なことだからね

そのすべての出会いが
わたしという花束になるから

ときには
変わったイロのお花や
匂いがキツイお花も
あるかもね

でもそれも
たのしい花束だね
わたしは好きだよ

あなたがひとつひとつ
目を留めて
いいな
素敵だな
とおもったものなら
なんでも素敵だとおもうの

だから
あなたのこころの目だけを信じて

あなたが選んだお花でつくった花束は
この世界にたったひとつだけの
世界でいちばん素敵な花束だから