Goethe-Zertifikat A2を受験してきました
本日(2019/09/18)Goethe-Institut東京にてGoethe-Zertifikat A2を受けてきました。A1を受験したのが去年ですからゲーテの試験を受けるのは約一年ぶりです。独検2級を受験したのは昨年十月ですからドイツ語の試験自体が久しぶりです。
試験前は緊張というより憂鬱でした。実は八月二十日から九月十三日までGoethe-Institutの短期集中A2-2クラスに通っていたのでへとへとで、クラスが終了するとともにエネルギー切れを起こしてしまったのです。体力がなくて悲しいです。
ただA2-2のクラスはとても楽しかったですよ。短期間であんなにドイツ語を聞き、話したのは初めてでした。あの四週間で大変力がついたと思います。皆さんもゲーテの語学クラスいかがですか? おすすめですよ。
さて試験です。会場に着いたのがギリギリで、入ったときにはもう本人確認のための列が出来ていました。受験票に判子を押していただいて、会場に入ります。なにやら封筒が置いてあり、何に使うのかと思っていると説明が始まりました。まず封筒に名前を書いて、スマートフォンを中に入れ、封をするようにと案内されました。なるほど封筒はこのためにあったのですね。スマートフォン入りの封筒が回収されると、いよいよ試験の説明です。使用して良いのは黒もしくは青のボールペンのみ。鉛筆や消せるペンは不可。(一応予備に万年筆を持って行ったのですが、万年筆はアリなのでしょうか。使いませんでしたが気になります)回答欄の記号の下に×を書いて回答する。間違えたら回答欄の四角を塗りつぶして他の記号の下に×を付ける。塗りつぶしたところがやっぱり正解だと思ったら四角の上にRを書く。前回と同じ回答方法です。
説明が終わるとあっさり試験が始まって私は一瞬たじろぎました。初めはLesen(読む)です。ところが最初から苦戦しました。選択肢に知らない単語が混じっていて困惑し、何度も本文を読み返してどうにか答え、ようやく次に進めるといった感じでした。最後の頃は時間がギリギリで訳が分からないまま埋めました。おかしいな、A1ではLesenが一番簡単だったのに、と青ざめました。次はHören(聞く)です。英語で言うリスニングですね。A1では一番できなかったところです。構えていると、なんだか聞き取れるではありませんか。なるほど苦手と思っていたHörenですが、一年経つ内に上達したようです。直前に短期集中コースに通っていたのが大きいとは思いますが。続いてSchreiben(書く)です。作文を2つ書きました。作文はたまに自主学習でやりますし、くもんでよく書く練習をしますから、まあまあ要領はわかります。そんなにはできませんでしたが、まずまずといったところです。
ここまでが筆記です。次は面接ですが、三時間ほど間が空いていたので一旦外に出て、食事を摂り、書店に寄って時間を潰しました。(ちなみに町田康『夫婦茶碗』『きれぎれ』を購入しました)
外の空気を目一杯吸い込んだところで戻ってきて、面接を受けました。Sprechen(話す)の試験ですね。二人一組で面接を受けました。語学クラスで練習していたのもあり、自分なりに力を発揮できたと思います。納得できる出来でした。これははっきり語学クラスのおかげだと分かります。副文、ずいぶん練習しましたからね。
以上のような感じで今回のA2の試験は終了したわけです。受かったかどうか分かりません。口述試験だけならおそらく受かったでしょう。筆記がなんとも言えません。皆さんによい報告ができるよう願うばかりです。