メール・LINEで月間4,000万円売り上げているマーケティングの本質
リストマーケティングが得意
EC(公式・Amazon・楽天・Yahoo!)でサプリメントの販売をしている。
購入者へのメルマガ配信
公式LINE登録でクーポンプレゼント
集めたリストに対して販売するのが得意。
LINE登録者数は18万人超え。
メルマガ登録者数は10万人超え。
LINE・メルマガ経由で毎月4,000万円前後の売上。
ROASは1000%を超えている。
まだこれに広告、アプリ、SEO、SNS、郵送DM、同梱チラシ、ふるさと納税、定期の売上が加算される。
このマーケティングを行っていると、本質を忘れがちになる。
WEBマーケティングでよくある話だが、CV至上主義に陥りやすい。
WEBマーケティングは計測がとれるので、CVという事実がそうさせる。
マーケティングは野球の打順に似ている
1番は出塁する役目、2番はランナーを送る役目、クリーンナップでランナーを返すみたいな。
打点(CV)をあげた選手(施策・媒体)がもちろんヒーローになる。
そして年俸(広告費)も上がる。
点がはいるということは、塁に出た選手がいることを忘れてはいけない。
その選手(施策・媒体)のおかげで点(CV)が入るのだ。
打点を上げない選手(施策・媒体)はダメと言われやすい。
どの打順(施策・メディア)にも重要な役割がある。
メール・LINEの重要な役割は、CV(打点)を獲得することなのか?
例えば、打席数(配信回数)を増やせば、打点(CV)は増える。
でも、打率(CVR)は確実に下がる。
果たして本当にそれでいいのだろうか?
ファン化はむずかしい
メルマガ・LINEマーケティングではよく、「登録者を増やしてファン化させましょう」という話を聞くが、読者全員のほとんどはファンではないと思う。
メリットがあるから登録をしている。
メリットがあるから配信内容を読む。
登録者全員が読んでいるわけではないし、そもそも登録したことすら忘れているくらい。
あなたも割引クーポン目当てでLINEに登録をしたことがあるのでは?
過去にどのブランド(ショップ)で登録したのか空で言えるでしょか?
例え、登録者がファンだとしても一生あなたを応援してくれるのでしょうか?
芸能人のファンのかたでも、一生その人を応援しているでしょうか?
LINE・メルマガを配信する重要な役割は「想起」。
忘れ去られないために配信をする。
そして、読んでもらう。
これが本質だと思う。
ファン化を意識するより、どうすれば喜んでもらえるかを考える。
では、どのような内容を配信するばいいのだろうか?
情報共有を意識
業界やカテゴリー配信内容が異なるのが前提。
メルマガ・LINEで情報共有をしている。
共有する情報は3種類。
1.コンテンツ
目的:ブランド想起
内容:登録者の興味・関心があること(SNS、Youtube、blogなどのようなコンテンツ)
コンテンツを通じて、小さな「なるほど」の積み重ねをする。
2.セールス
目的:LPへの誘導
内容:商品のストーリー、ベネフィット、お客様の声などの内容
ライティングテクニックが必須。
3.想起してほしいサービス
目的:サービスの想起
内容:紹介制度、ポイント利用、ふるさと納税、SNSキャンペーンなど。
うまく活用すれば得する自社サービスなど紹介を何度も伝える。
コンテンツってどのような内容を配信すればいいの?となる人は、その業界の専門家になるくらい勉強するしかない。
その問題は時間が解決してくれる。