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50代、お金なし、キャリアなし、学歴なし

私がハイクラス女子会を始めたのは2018年、9月。
既に50歳を過ぎていました。

独身時代はバブルを経験し
将来の不安など考えたこともなく
何の努力もせずに
呑気に過ごしていましたが
自分の置かれている立場に焦りを感じたのが
結婚し、育児のゴールが見えてきた50歳を過ぎた頃でした。

若いころに描いていた未来と
だいぶかけ離れている現実。

年金が少なくなる?
夫は大手企業だから安泰と思っていたけど
どうも現実はそう甘くはなさそう?
両親は子供の頃に感じていた感覚とどうも違うみたい?
これは経済的にどこか当てにしていたのかもしれない。

他人任せの人生が当たり前だった私は
自分で力をつけてこなかった自分に無力さを感じました。

ろくに就職したこともなく
一般社会で通用するスキルは皆無。
パソコンをいじったこともない
事務さんの仕事って、電話とったりする?
書類整理や、何やら発注したり、会計したりするのかしら?
何から何まで自信のない私は
50歳過ぎて履歴書に書けることは何もなく
就職は絶対にできない!と諦めた。

でも、なんとかしないとこのままではやばすぎる。
将来お金がない人生は想像したくもない。

頭の悪い私は手段を考えることもできず
とにかく動いた。
世の中の人は何をどうやって稼いでいるのか?
〇〇セミナーや、交流会、食事会などで知り合った人に
アポイントを取ってとにかく会いに行きました。

ダイエットコーチや、浄水器の販売や、保険の営業マン・・・
多くの人に会ったけど、みんな私に営業してくる。
誰からも何も買わなかったけど
そこから見えてくるものがありました。
みんな売りたい人ばかりだなぁ。
みんな売るの下手くそだなぁ。
だって、私は誰一人からも買いたいと思うことがなかったから。
こういう人たちに売れるマーケットを提供したら
喜ばれるんじゃないかな?
なんて簡単に考えてしまいました。

でもこれには訳があって
実は私、たまたま行ったアルバイトが
着物の展示販売会の集客のアルバイトで
そこではまぁまぁいい感じで仕事ができていました。

単純な私は、買いたそうな人たちを集めてあげたら
売りたい人は喜ぶだろうなと考え
思いついたのがランチ会。
そこに双方呼んで、流通が起きたらみんな喜ぶだろうと考えました。

本当に単純な発想でしたが
そこに私なりのこだわりの演出を付け加えたわけです。

ただのどこにでもあるランチ会じゃなくて
人が来たくなるようなランチ会にする!
と思った私は会の名前を
「ハイクラス女子会」にしたのです。

オシャレじゃない、ベタな名前だけど
名前を聞いた人がどんな会なのか聞きたくなるような
インパクトある名前にしました。

これが私のハイクラス女子会のスタートのきっかけでした。

実は、このスタートでは無謀な私の初めの試練がありました。
続きは次の記事へ。





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