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croque_madame
240430 教室の中に薫る「信念」
教室に入るとその教室の担任の「信念」が薫る
4月も末は そんな時期なのだと思う
日直で勤務校の部屋を巡ったり
出張や授業参観で他所の部屋に入ると
程度の差はあれど 担任の「信念」が薫る
「私(担任)は…」とは述べないまでも
掲示物や提示物 その言動や 残っている物からも
「私はこう考えている」というものが伝わる
我が子の授業をのぞいたときのこと
間を置いて再び担任をしていただいた先生の教室は
初めての年に見た言葉やメッセージがあった
それはその方の揺るぎない「信念」なのだろう
シンプルで明確
その揺るぎなさを感じ 親としては安心もする
では自分はどうなのだろうか
自分のいる教室を顧みる
言葉として 掲示物として 「私(担任)」の言葉が…ない
教室の子どもの言葉があり
教室の子どものイラストが並び
教室の子どもの書き残した会議の跡がある
それは「子どもたちの存在を示す」とも言えるし
「私(担任)の信念が見えにくい」とも言える
子どもたちに委ねられている?流動的なもの?なのか
優劣をつけるものではないけれど
どちらかに振れていれば善しということでもない
かと言って どちらも中途半端では心配だ
「私(担任)は何を願っているか」という信念は
示されても良いのでは と思っている
それ(信念)が なかったり 揺らいでばかりいては
子どもたちが不安になる ということなのだろう
あなたの教室に「信念」は薫っていますか?