240712 六月危機の先に
ご無沙汰してました。
学級づくりなどでしばしば言われる「6月危機」
学級が崩れたり、生活指導案件が頻出したりと言われる時期です。
ボクの身の回りでも例外なく、綱渡りの月でした。
学級の内外で 変化はなくても 静かに崩れることもある
そんな言葉としての「6月危機」が頭をよぎりながら
日々の出来事をそこと重ねて不安に過ごしたひと月でした。
自分の担任していた学級で言えば
4月から続けていたことが機能しなくなっている
担任の願いと学級の実態に乖離が生まれてくる
そうしたことに担任が凹んでいく時がある
「本当にこのままでいいのかな?」とか
「立て直したいけどどうしたらいい?」みたいな
不安に思うんですよね。
それに輪をかけて
一学期の指導内容が終わるかどうかが見えてきて 焦る。
それなのに、小さな学校行事で授業が後回しになるとか
…担任ってけっこうそういう時間管理にヒヤヒヤしている。
ちょっと挫けそうになった6月をやり過ごした(?)
そんな自分をちょっと認めつつ、今、気づくことがありました。
3ヶ月。続けたものが開き始める7月という見方もあるな、と!
それは例えば
係や学習方法の「システム」が定着して自走するとか
「友達と一緒に学ぶことの意義」みたいなマインドが浸透するとか
広く言えば、学級で大切にしたいことが「学級文化」になる感じ。
そういうことが7月になってポツポツと見えて
ささやかな喜びを感じる時がある。
夏休みまでもう少し
あなたの教室で 芽吹いた文化 どんなものがありますか?