中国における口座開設の流れと注意点
はじめに
・中国留学で二番目に重要なのは銀行口座の開設。今回は筆者が経験した中国4大銀行での銀行開設の流れと注意について記載していく。
中国の決済事情
・中国では基本的にAlipayやWeChatPayで決済を行うのですが、クレジットカードで紐付けて支払うのでは手数料が気になるところ。
※Alipayでは200元以上で3%の手数料がWeChatPayの場合も同様に手数料がかかります。
・デカいショピングモールや中心街の有名店、マクドナルド、地下鉄等ではクレジットカードが使えるところも増えてきている(意外とJCBも)。
※特に地下鉄ではVISAとマスターカード、銀聯カードの3種類がタッチ決済で乗車可能でAlipay等のモビリティを使わずとも日本のパスモスイカのように地下鉄に乗ることができます。
銀行口座の開設について
・中国で生活する場合銀行カードは必須。特にWeChat上で行われるお金のやりとりが可能になることが大きい。また、外卖(出前)やDIDI(ウーバータクシー)、ホテルのデポジット等にも対応できるのであるとないでは段違い。
※現在、中国で口座を開設するには中国国内住居や電話番号が必須であるため留学や長期出張などの機会がない限り作ることが難しいです。今後中国旅行に行く際にも大変便利に使えるためぜひ作っておくことをお勧めします。
中国の口座開設の流れ
・まずはお近くの銀行支店にいき口座開設する旨を伝える。
・窓口で手続き。
・1〜2時間でデビットカード取得。
・アプリ等のダウンロードと設定。
※中国建設銀行の場合、開設後2〜3日後に本人確認の電話がかかってきます。電話は出なければ最大3回かかってきます。仮に出られなかった場合口座が凍結し、解凍するには支店に出向く必要があります。
中国の銀行口座開設の際に必要となる材料
・パスポートとビザ及び居留許可証
・留学の場合学生証か入学許可証
・日本のマイナンバーカード(忘れがちだが必須)
・電話番号と住所(中国と日本どちらも)
・スマートフォン(SMS認証等に使用)
注意点
・口座を作る場合必ずデビットカードが発行される。その際、限定の券面があるのでもし中国っぽいカードが欲しければ手続きの最初の方で欲しい券面を銀行スタッフに見せれば対応してくれる。
・自分の戸籍謄本は事前にスマホ等で写真を撮っておくことをお勧めする。口座開設する際、日本の現住所と出生地の記載が必須になり便利。
・マイナンバーカードが必須。納税国の納税番号?を記さないと口座開設できず、そこにマイナンバーを記す必要がある。
・中国工商銀行及び中国建設銀行を選択する。
※中国農業銀行のみ外国人はAPPと振込が使えません!!!!!基本的に4大銀行の開設をおすすめしますが農業銀行だけ抜群に使い勝手が悪すぎるので中国工商銀行か中国建設銀行を強くおすすめします。この二つの銀行は基本的に中国人と同様に全ての機能が使えます。
おわりに
・マイナンバー持参と農業銀行ダメ絶対だけでも覚えて帰っていってください😏