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まぁ、そっか
11月半ば、今年は色々あったなぁ。
勤め先は変わらないけど、雇用形態変わったり。
同僚も変わったり。
なぁーんて思ってたら、お腹が痛い。
仕事忙しかったしね、食欲もなかったね…
まぁ、便秘か。ピオフェルミン飲んどこ。
あれ?どんどん痛くなってるな。これはなんかおかしい。
ただの疲れとかじゃないな。でもお腹痛くて動けない。
時々訪れる痛みがほんの少し軽くなる瞬間、
「これは、さすがに病院にいこう」と思った。
日曜だったから土日夜間窓口に電話したら、「ここはクリニックだからねー 検査とか出来ないの お腹痛いんだったら検査必要だもんねー ○○病院さんだったら今日消化器の先生いるからそっち行くといいよー」とのこと。
ふむ。めんどくさい。
でもお腹は痛い。
○○病院の救急に電話してみる。
患者さんがたくさん待ってるから、すぐには見てもらえないことなどの説明があって「お金と保険証持ってきてね」と。
よし、行くか!
病院に到着して、しばらく待ってMRI取ったり、また待ってたらふと名前を呼ばれた。
医師が開口一番、「これねー 腸とかじゃないよ 多分卵巣 めちゃくちゃ大きくなってる
婦人科の先生に確認するけど、これ多分取らないといけないんじゃないかなぁ 多分だけどね」
んんん? どうゆうこと?
私が勝手に期待してたのは「お腹張ってますねー ガスがたまってるのかな? お薬出しておくのでしばらく安静にしてくださいね」だった。
いやいや、え?
いやいや、大ごとじゃない!
ヤバイやつだ!うわー!
もしかしてガンとか?え?家族どうしよ?
あれ?明日から仕事じゃん?今入院とか無理じゃない?あれ?え?でも… あれ?
こんなことばがずぅっと頭のなかで追いかけっこしてたら、今度は婦人科の医師が説明に来てくれた。
「こんばんはー」
15時頃に病院についたはずなのにもう「こんばんは」の時間になってることにまずびっくりしてしまった。まだ17時だった。
「あのねー、今日の画像見たけど、多分卵巣がね、大きな腫瘍になってるぽいの んで、痛いんでしょ? このまま放っておくわけにもいかないから、このまま入院して手術しちゃいましょ ね? とてつもなく大きいからねー 痩せちゃうよ!体も楽になるよー」
なかなかフランクなのに説得力のある話し方をする先生で、思わず
「なるほど もうこのまま帰宅せず入院ということですね」と口から出てしまう。
家族に「ごめん、入院するみたいだ これから色々迷惑かけるわー」と伝える。
感受性の強いその子は瞳の奥に涙をためながら「わかった」と一言。
(うわー もう最悪だー)と思いながら、そのまま看護師さんから入院の説明を受けて、付き添ってくれてた家族には必要なものを持ってきてもらうために家に帰ってもらいついでに他の家族への伝言も伝えてもらう。
そこでまたしてもハッとした。
明日から仕事どうしよ?
とりあえず、上長二人に連絡しなくちゃ!
やば!二人のうち一人の連絡先知らないかも!
同僚にお休みを連絡してごめんねといいつつ事情を説明。
同僚も慌てながら上長の連絡先を教えてくれた。ありがたい。
上長に連絡して、事情を伝えるとゆっくり治してね、色々連絡してねという心遣いの言葉のなかに✕✕の作業って手順書ありましたっけ?の言葉。
こりゃ大変だ!