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おかっぱりでの釣りフィールドは4種!それぞれの狙い方を解説

海さえあれば、誰でも釣りが楽しめる!

海は広いし、釣りができる場所はたくさんあります!

もちろん、船で沖に出ればもっと大物を狙えますが船釣りはどうしても費用がかかりますし、気軽にできるものではありませんよね。

そこでおすすめなのが

岸(おかっぱり)から狙う釣り。』

実は岸釣りでも、ちょっとした工夫やポイント選びで驚くような釣果を得られるんです。

今回は岸釣りで楽しめる【代表的なフィールドを4つ】ご紹介し、それぞれの攻略法や注意点を詳しく解説します。

これを読めば、次の釣行がさらに楽しくなること間違いなし!

釣り道具を手に取って、楽しい岸釣りの世界へ飛び出しましょう。


手軽に出来る堤防での釣り


手軽に釣りが楽しめる堤防

【釣り】と聞いて、多くの人が真っ先に思い浮かべるのが堤防釣りでしょう。

初心者から上級者まで楽しめる堤防釣りは、足場が安定しておりアクセスの良さや多様な魚種を狙える点が魅力。

車を横付けできる場所も多く、ファミリーフィッシングにも最適なフィールドといえます。

では、堤防での釣果を上げるための攻略法を解説していきましょう。

堤防釣りの攻略法

堤防で効率よく魚を釣るには、以下の3つのポイントを意識することが重要です。


1️⃣ストラクチャー(構造物)を狙うべし!
堤防周辺には、テトラポットや敷石といった人工的な構造物が多く見られます。

これらのストラクチャーは、魚が隠れるための絶好の場所。

特に【ロックフィッシュ(カサゴやハタなど)】は、こうした障害物に潜むことが多く、ワームやジグヘッドリグを使用して丁寧に探ると高確率でヒットします。

💡攻略のポイント
テトラポットや敷石の隙間は魚が好むポイント。

ルアーを際に落とし込み、細かくラインを操作して誘いましょう。

底を引きすぎると根がかりの恐れがあるため、浮かせ気味で丁寧に探るのが成功の秘訣。


2️⃣潮目(しおめ)の見極めるべし!
【潮目】
とは、異なる潮流がぶつかり合うことで海面に道のような色の変化が現れる部分を指します。

この場所にはプランクトンが溜まりやすく、小魚が集まりやすいんですよね。

それを狙う【フィッシュイーター(シーバスや青物など)】も多く集まるため、絶好のポイントとなります。

💡攻略のポイント
潮目が見える場合は、その近くにルアーをキャストするのが効果的。

潮流の動きをよく観察し、流れに逆らわないよう自然なリトリーブを心掛けることで魚の反応が得られやすくなります。


3️⃣足元も忘れず探るべし!
魚は必ずしも沖にいるわけではありません。

堤防の足元、特に堤防同士の【継ぎ目やスリットが入った部分】には魚が潜んでいることがよくあります。

足元にルアーを落とし、【8の字】【テクトロ】と呼ばれる操作で誘うと簡単に釣れることもあります。

💡攻略のポイント
足元を狙う場合、重めのジグヘッドリグや小型のミノーが効果的。

特に影になった部分に潜んでいるケースが多く、ゆっくりとフォールさせて自然に見せることが重要です。

堤防釣りの注意点

堤防釣りは手軽さが魅力ですが、混雑やトラブルを避けるためのマナーも重要です。


1️⃣先行者優先のマナーを守ること
釣り場の暗黙のルールとして、先に釣りをしている人が優先。

後から来た場合は無断でその近くにルアーを投げ込むのではなく、一言挨拶してから釣りを始めるのがマナーです。


2️⃣停泊中の船に配慮すること
堤防近くに停泊している船も魚が集まりやすいポイント。

しかしキャストミスで船内にルアーが飛び込んだり、ロープに絡まったりするリスクがあります。

こうした場合、漁師や地元の人々とのトラブルに発展することもあるため船の近くを狙う際は特に慎重にキャストしましょう。



堤防釣りは、小型のアジやメバルから大型の青物やシーバスまで、多彩な魚種が狙える魅力的な釣り場。

基本的なマナーを守り安全第一で釣行すれば、初心者でも簡単に釣果を上げられる可能性が高い最高の場所です。

テクニックが磨ける河口での釣り


テクニックが磨ける河口での釣り

【河口】とは、川と海が交わる場所を指します。

川の水には豊富な栄養分が含まれており、多くの魚が集まりやすいことから絶好の釣りスポットなんです。

塩分濃度が低い汽水域を好む魚もいるため、近所に河口がある方はラッキーですよ!

河口釣りの攻略法

河口で狙いたいポイントは主に以下の2つです。


1️⃣橋脚部分をねらうべし!
川にかかる橋を支える【橋脚部分】は、魚にとって絶好の隠れ場所。

特にシーバスチヌ(黒鯛)は上流まで遡上することがあり、「こんな上流で釣れるの?」と思うような場所でもヒットすることがあるんです。

橋脚周りは流れが複雑でエサとなる小魚が溜まりやすいため、フィッシュイーターが集まりやすいんです。

💡攻略のポイント
橋脚周辺にルアーをキャストし、ゆっくり引くことで魚の興味を引きましょう。

スピンテールジグやバイブレーションなど、遠投できて操作しやすいルアーが効果的です。


2️⃣流れ込み
流れ込みとは
・川同士の合流点
・工場の排水口
・小さな段差から水が落ちる場所

こういった流れ込みは魚が集まりやすいポイント。

水が撹拌されることで泡が発生し、酸素が豊富になるためプランクトンが発生しやすくなります。

それをエサとする小魚、さらにフィッシュイーターが連鎖的に集まるんですよね。

💡攻略のポイント
流れがぶつかる場所を狙い、沈むタイプのルアーを使ってボトム(底)を探るのがおすすめ。

潮の満ち引きを考慮して釣行するのがポイントです。

河口釣りの注意点

河口は非常に豊かな釣り場ですが、特有のリスクも伴います。

以下の点に注意して安全に釣りを楽しみましょう。


1️⃣増水による危険を理解しておくこと
河口エリアでは、雨が降ると川の水量が急激に増えることがあります。

特に【ゲリラ豪雨】【台風の影響】で水位が上昇すると、釣り場全体が危険な状態になることも。

川の流れは見た目以上に強力で、万が一流されると命に関わります。

雨上がりの濁った水は魚の活性が上がるため魅力的ですが、天候や水位の変化には細心の注意を払ってください。


2️⃣地元のルールを守ること
河口エリアでは漁業権や地元の規制が設けられていることが多く、【釣り可能なエリア】が限定されている場合があります。

また、使用する釣り具や方法に制限があることも…。

これらのルールを無視すると地元住民や漁業関係者とのトラブルにつながり、釣り場閉鎖の原因になることもあります。

事前に地元の規則を確認し、漁業協同組合や自治体の情報をチェックしておきましょう。



河口は、多様な魚種とドラマチックな釣り体験が楽しめるフィールドです。

適切なポイントを見極め安全第一で楽しむことで、最高の釣果を得られるでしょう!

大物とのファイトが楽しめるサーフでの釣り


大物が潜むサーフからの釣り

サーフとは、いわゆる【砂浜】での釣り場を指します。

この広大なエリアでは【ヒラメ】【マゴチ】といったフラットフィッシュをはじめ、【シーバス】【青物】といった大物も狙えるのが魅力。

波打ち際から沖のポイントを探り、地形の変化を読み解きながら釣果を狙うサーフ釣りは、スリルと楽しさ満点ですよ。

サーフ釣りの攻略法

サーフで狙うべきポイントは、大きく2つに分けられます。

1️⃣波が崩れる場所
波が一定のリズムで押し寄せてくる中で、突然崩れる部分があります。

これは、海底が急に深くなったり浅くなったりする地形の変化を示しており、魚が付きやすい場所でもあります。

こういった地形の変化は小魚が集まりやすく、結果としてフィッシュイーターも寄ってきやすいんですよね。

💡攻略のポイント
崩れる波の向こう側や手前にルアーをキャストし、ゆっくりとリトリーブすることで魚の捕食スイッチを刺激しましょう。

底を狙う釣りであるため、重量のあるメタルジグやシンキングミノーが効果的。


2️⃣払い出し(離岸流)
【離岸流】とは押し寄せた波が沖に戻る流れのことで、砂地にできた凹みに沿って流れることが多いです。

海水浴では危険な流れなんですが、釣りとなると話は別!

この離岸流は小魚の通り道となり、フィッシュイーターが集まりやすい絶好のポイントになるんです。

💡攻略のポイント
離岸流の中心にルアーをキャストし、流れに沿って引いてくる方法が有効です。流れを利用した自然なアクションでヒット率が上がります。

サーフ釣りの注意点

サーフ釣りは広々とした場所で自由に楽しめる一方で、いくつかの注意点があります。


1️⃣防水対策の重要性
波打ち際での釣りになるため、波をかぶる可能性が高いです。

このため【ウェーダー(防水スーツ)】を着用することで、水濡れを防ぎ快適に釣りを楽しむことができます。

ただし、ウェーダーを着用しても安全ではありません!

波にのまれると足元を取られる危険があるため、波の状況をしっかり確認して釣行しましょう。

2️⃣危険生物への注意
海には【エイ】など毒を持つ生物が潜んでいることがあります。

エイを踏むと、尾のトゲで刺されることがあり非常に危険です。

水に入りやすいサーフでの釣りの場合は足を引きずるように移動し、エイを踏まないような動きを意識してください。

3️⃣海水浴やサーフィンエリアとの共存
サーフは釣り以外にも、海水浴やサーフィンを楽しむ人々が利用する場所。

釣り針やルアーが事故につながる可能性があるため、こうしたエリアでは釣りを避けましょう。

地元のルールを守ることも大切です。



サーフ釣りは、大物とのファイトが楽しめる魅力的な釣り場です。

広い砂浜でのびのびと釣りを楽しみつつ、安全とマナーを守って最高の釣果を狙いましょう!

魅力たっぷりのナイトフィッシング


光がポイントのナイトフィッシング

夜の釣り…いわゆる【ナイトフィッシング】は、釣り人にとって特別な魅力を持っています。

昼間とは異なる静かな雰囲気の中で、大型のフィッシュイーターを狙えるのがナイトフィッシングの醍醐味。

特に夜行性の魚が活発になるこの時間帯は、狙い目のターゲットを絞り込んで大物を狙う絶好のタイミングです。

ナイトフィッシングの攻略法

ナイトフィッシングで成功するためには、【明暗】を意識することが重要と言えるでしょう。


1️⃣常夜灯の下の明暗部を狙う
港や堤防、河口などに設置されている【常夜灯の光】は、プランクトンを引き寄せます。

これにより小魚が集まりやすく、それを狙うフィッシュイーターも近くに潜んでいる可能性が高いんです。

ただしフィッシュイーターは用心深いため、明るい場所ではなく暗がりから獲物を狙う習性があります。

💡攻略のポイント
明るい部分にルアーを落とし、暗い部分に向けて引いていくアクションが効果的。

特にシーバスやタチウオを狙う場合には、この方法が鉄板です。


2️⃣月明かりの利用
常夜灯がない釣り場では、月明かりを利用して釣るのも効果的。

月明かりが海面に反射することで、小魚やフィッシュイーターの動きが活発になることがあります。

💡攻略のポイント
月明かりが差すエリアと暗がりができるエリアの境目を狙い、ミノーやスプーンなどを使ったスローなリトリーブを試してみましょう。

ナイトフィッシングの注意点

ナイトフィッシングは昼間の釣りに比べてリスクが高い部分もあります。

以下の点に注意し、安全に楽しみましょう。


1️⃣転落事故に注意
夜間は視界が悪いため、岸壁や堤防での足元の確認が難しくなります。

特に魚がヒットした際、ファイトに夢中になるあまり足を滑らせて転落するケースも少なくありません。

『実際、私は1度落ちたことがあります!』

しかも岸壁って、自力で上がるのは不可能に近いんですよね。

一緒に行った釣り仲間がいなかったら…。

釣りに行く時は1人で行かず、ライフジャケットを着用することは必須です!


2️⃣周囲への配慮
夜間は釣り人以外にも、地元住民の生活があります。

堤防なら漁師さん、河口なら住宅地が近いかもしれません。

特に住宅地が近い場合は光や騒音などに注意し、周囲への迷惑にならないよう心掛けましょう。

3️⃣防犯対策
夜間の釣り場は人目が少なく、トラブルに巻き込まれるリスクもあります。

夏場なんかは、ヤンチャ少年たちが花火を楽しんでいる事も多いんですよね…。

人気の少ない場所では安全を最優先に考え、無理をせず撤退することも大切です。


ナイトフィッシングの最大の魅力は、静寂の中で大型魚を狙う特別な時間です。

常夜灯の下でヒットした魚が暗がりを切り裂く瞬間!

月明かりに照らされた釣り場での静かな釣りの時間は、昼間の釣りでは味わえない感動がありますよ!。

釣りは紳士の趣味であれ!

釣りは自然の中で楽しむ素晴らしい趣味ですが、残念ながら一部のマナーの悪い釣り人によって【釣り禁止】になってしまった場所も少なくありません…。

本来は誰でも気軽に楽しめるはずの釣り場が失われるのは、非常に残念なことです。

なぜ釣り禁止になるのか?

❌ゴミの放置
釣り場に釣り人が残した
✅仕掛けのパッケージ
✅弁当のゴミ
✅使用済みの釣り糸

これらのゴミが散乱している光景は、よく見られます。

特に釣り糸は動物が絡まる危険があるため、環境破壊の観点からも大きな問題。

❌違法駐車
釣り場に近い路上や私有地への無断駐車は、地元住民とのトラブルの元になります。

これが原因で釣り禁止になるケースも少なくありません。

❌事故やトラブル
落水事故や地元住民とのトラブルが発生することで【釣り場が危険】と判断され、閉鎖されることがあります。


こういった事態を避けるためには、釣り人一人ひとりがマナーを守らなけらばなりません!

大切な釣り場を守るためには、以下のポイントを心がけましょう。


1️⃣ゴミは必ず持ち帰る
ゴミを残さないのは釣り人としての基本中の基本。

釣り場を訪れる際には必ずゴミ袋を持参し、ゴミは自宅で処分しましょう。

2️⃣駐車はルールを守る
地元の駐車場や指定された場所を利用しましょう。

どうしても駐車場が見つからない場合は、地元の人に相談するなど配慮を忘れずに。

3️⃣ルールと地元の規制を確認する
漁業権が設定されている場所や、釣りが禁止されているエリアには絶対に立ち入らないこと。

事前に調べることが大切です。

4️⃣安全対策を怠らない
特に夜間や堤防などでの釣りでは、ライフジャケットの着用や同行者との行動が命を守る鍵となります。

5️⃣トラブルを避けるための心遣い
他の釣り人や地元の人々に対して挨拶をしたり、釣りの際に一声かけたりすることでトラブルを未然に防ぐことができます。


釣り場は私たちの大切な宝物。

『その場を利用するだけでなく、守る意識を持つことが釣り人の役割!』

落ちているゴミを拾うなどの小さな行動が、地域や環境に大きな影響を与えます。

釣りは自然と向き合い、自分のペースで楽しめる趣味です。

それを次世代にも引き継いでいくために

『マナーを守り、釣り場を大切にしましょう!』

みんなが気持ちよく利用できる環境を維持することが、釣り人としての真の楽しみ方ではないでしょうか?


これからも素晴らしいフィッシングライフを満喫していきましょう!

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