見出し画像

宮古島への帰省は日帰りで

飛行機に乗って出かける身近な旅といえば宮古島への帰省。
これまで何十回となく帰省してきました。
「帰省」を「旅」と言っていいのかは微妙ですが、とりあえず飛行機に乗っていくわけですから、ボクは「旅」に位置付けることにします。

ここ数年、毎年5回ほど宮古島に帰省しています。
お正月を除くとほとんどが日帰りでの帰省で、仕事が休みの土曜日に行くことがほとんどです。

「宮古島に日帰り帰省してきたよ」
「えっ、宮古島って日帰りできるの?」

上の会話は何十回となく経験してきたもの。
沖縄本島に住んでいる方でもこのような認識の方が多いのです。
実は余裕で日帰りができるんですよ、宮古島は。
ボクは何十回となくそうしてきたのですから。


1.宮古島の位置

那覇から宮古島までの距離は300キロちょっと。
航空会社の時刻表では55分ほどとなっていますが、実際に飛んでいる時間は40分あるかどうかというところです。
離陸して水平飛行になったと思ったら着陸に向けて下降を始めるので、機内サービスは希望者へのウーロン茶とあめ玉の提供くらい。
操縦席からの機内アナウンスでも「短い空の旅をお楽しみください」というのが定番です。

島を出てから40年以上になりますが、学生時代を過ごした大阪では宮古島を知っている人はほとんどいませんでした。
今では人気の観光地になっているようなので、全国的な認知度もかなり上がっているはずです。
「宮古島バブル」といわれるくらいリゾートホテルの建設ラッシュが今も続いているので、島出身者としては微妙な気持ちでいます。
この島にこれだけのホテルが必要なのだろうか、というのが本音。
位置からいうと地図のとおり那覇の南東に位置し、人口5万人ほどの島です。(伊良部島などを含めると宮古島市として5万5千人ほど)

2.宮古島へのアクセスは飛行機の一択

以前は沖縄本島と宮古島間を結ぶフェリーも運航していたのですが、なくなって久しいです。
夜に出港して早朝に到着というのがとても便利で、乗船するとすぐにビールを飲み弁当を食べ、知り合いを見つけたら一緒に泡盛を呑んで、横になっていると早朝5時くらいに平良港入港の船内アナウンスがある、というのどかな船旅でした。
再開を待ち望んでいるバックパッカーの方もいると思いますが、いまだに再開していません。

というようなことで宮古島への帰省は飛行機便の一択。
飛行機恐怖症の方には辛い空の旅ですが、幸いなことにボクは飛行機大好き人間なので、短時間であってもいつも空の旅を満喫しています。

天気が悪かった日の宮古空港に着陸するJTAサクラジンベエ(B737-800)

3.那覇から宮古島へのアクセス

那覇空港から宮古島へ渡るには、JTA(日本トランスオーシャン航空)、RAC(琉球エアコミューター)、ANA(全日本空輸)のいずれかで宮古空港まで行くか、または、SKY(スカイマーク)で下地島空港まで行き、伊良部大橋を渡って宮古島に行くという方法があります。

 那覇空港 → 宮古空港(宮古島) (JTA、RAC、ANA)
 那覇空港 → 下地島空港 → 伊良部大橋 → 宮古島 (SKY)

2025年1月の運航は次のとおりです。

那覇空港→宮古空港
  JTA 7時20分の便を始発に18時00分発までの 一日8便
  RAC 8時00分発の 一日1便
  ANA 7時15分の便を始発に16時50分発までの 一日5便
那覇空港→下地島空港
  SKY 11時05分発と15時35分発の 一日2便

人口5万人の離島にしては結構な便数だと思います。
ちなみにボクの実家は島の東側にあるので、宮古空港への便しか利用したことがありません。
妹家族は「航空賃が安い」(片道3000円のセールを最近もやっていました)という理由で下地島空港を利用したりしますが、一度、正月帰省のときに先に帰る妹たちを下地島まで送ったことがあります。実家から40分くらいかかりました。
15分で行ける宮古空港とは大違いで、正直、往復の運転で疲れました。
観光でレンタカーを借りるのであれば宮古空港でも下地島空港でも、どちらでも楽しい旅行プランをたてることができると思います。

4.沖縄県外から宮古島へのアクセス

ボクは利用したことはないのですが、県外から宮古島への直行便も飛んでいます。
東京、名古屋、大阪、神戸からの便がありますが、知らないうちに便数が増えていて驚きました。
県外からは宮古空港への直行便と下地島空港への直行便があります。
季節により便数が変わることもあるようです。

2025年1月の本土からの直行便は次のとおり。

羽田空港 → 宮古空港
  JAL:一日1便
  JTA:一日1便
  ANA:一日2便
名古屋(中部)空港 → 宮古空港
  ANA:一日1便
大阪(関西)空港 → 宮古空港
  JTA:一日1便
  ANA:一日1便
羽田空港 → 下地島空港
  SKY:一日1便
〇神戸空港 → 下地島空港
  SKY:一日1便

全部で一日9便の直行便がありますが、羽田からの便は意外と多いですね。
そのほかに宮古空港へは石垣空港、多良間空港からの便もありますので、離島の空港としてはかなり賑わいのある空港といえます。

2024年に帰省したときの航空賃を確認してみたら片道運賃で次のとおりでした。
1月(7,500円)、4月(5,410円)、6月(5,410円)、9月(10,800円)、11月(10,410円)で平均すると7,906円でした。
復路の何回かはマイルを使って特典航空券を入手したので、平均すると3,664円でした。

できれば4、5か月くらい前には安いチケットを予約・購入して、計画的に日帰り帰省ができればいいなと思っています。

夕暮れ時の那覇空港

5.帰省のときのスケジュール

ということで、宮古島へのアクセスはかなり便利で運賃もそう高くはないということを書きました。
では、ボクの日帰り帰省のスケジュールはというと、ほとんど毎回、同じようなパターンです。

〇那覇空港から宮古空港へ
 RAC801便 8時00分→8時55分
このプロペラ機に乗るのが多いです。宮古島までの所要時間はジェット機とあまり変わりません。
夏に島での時間を少しだけ長くしたいというときだけ、7時20分発のJTA551便を利用しています。

〇島での時間
空港でレンタカー会社の送迎を受け、レンタカーで移動しています。
まずは池間大橋、伊良部大橋、栗間大橋のいずれかの橋を目指します。
そして、宮古島のさらに離島の島をドライブしながら景色のいい場所で写真撮影をするというパターン。雨だと市立図書館で郷土資料などを読んでいます。いずれにしても、2時間くらい自分の時間を楽しみ、その後、昼食時間に間に合わせて実家に寄り、午後は母親とスーパーでの買い出しに行ったり、兄のさとうきび畑の様子を見に行ったりしています。
レンタカーの借用時間は、7時間から7時間半というところ。

伊良部大橋から伊良部島に向かっているところ

〇宮古空港から那覇空港へ
 ANA1730便 18時20分→19時10分
帰りの便はANAの最終便がほとんどです。夏は那覇空港に帰る時間帯はまだ明るいですが、冬は暗いというのに季節を感じたりします。

6.おわりに

宮古島への日帰り帰省は、いつもひとり。妻は完全なインドア派なので、誘っても「行っといで」であっけなく終了。
ただ、ボクは「ひとり旅」をこよなく愛するタイプなので、むしろ一人での帰省が気楽です。

ゴルフも好きですが、プレー代と同じくらいの額で日帰り帰省ができるので、定年退職する今年からは帰省の回数を1回でも増やせたらと思っています。(本音は毎月帰省したい)
ときどき、宮古島のことなども紹介する予定です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!