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また一つ楽しみが増えた

パンクロッカーの井下斗和です!

11月3日と4日に「TAMARIBA2024」というフェスティバルのスタッフをやることになった。これは、自分にとって新しい挑戦だ。きっかけは、以前こまちで「TAMARIBA」の関係者と出会い、彼に誘われたこと。いつも通り「とりあえずやってみよう!」というスタンスで、特に深く考えずに引き受けた。フェスの裏方の仕事も興味があったし、なにより新しい人たちと関わるのは楽しい。だけど、今日になってそのイベントがさらに自分にとって特別なものになるということが分かった。

自分が大好きなサニーデイ・サービスのフロントマン、曽我部恵一がこのフェスに出演するのだ。彼の名前を見た瞬間、思わず声が出てしまった。それほど彼の音楽は自分にとって特別な存在だ。輪道開珍にも90年代のアーティストが出演してくださったことがあるし、自分の音楽仲間にはその時代に活躍していた人たちが何人もいる。音楽を通じて、少しずつそうしたレジェンドたちとつながっていくことができたのも、正直嬉しいことだ。

特に自分は渋谷系で育ったといっても過言ではない。サニーデイ・サービスをはじめ、カジヒデキや小沢健二、そして小山田圭吾が自分の音楽的ルーツを築いてくれた。彼らの音楽を聴きながら、音楽の楽しさや自由さに目覚め、今の自分があるのだ。だからこそ、曽我部恵一というミュージシャンを、ただの観客としてではなくスタッフという立場で間近に見ることができる機会は、これ以上ないほど楽しみだ。

実は、ずっと曽我部恵一さんには、自分が主催するフェスにも出演してもらいたいと思っていた。彼の音楽には、いつか一緒にライブを作りたいという強い憧れがあった。その夢が少しずつ近づいているのを感じる。今回のTAMARIBAで、もしかしたら直接お話できるかもしれない。もしそうなれば、必ずつながりたいと思っている。尊敬しているだけでは終わりたくない。尊敬のその先に、一緒に音楽を作り上げる未来を描きたいのだ。

自分は、プロとアマチュアの垣根なんて関係ないと思っている。音楽はどんなステージでも、どんな立場でも爆発できる。だからこそ、自分のイベント『輪道開珍』でも、そんな壁を壊していける空間を作っていきたい。音楽は誰かを感動させるだけじゃなく、演者も、スタッフも、そして観客も一体となって爆発するものだ。その瞬間こそが、ライブの醍醐味であり、自分が目指す場所だ。

TAMARIBA2024に参加することが、また一つ新しい扉を開けてくれるかもしれない。そして、自分のフェスにも彼を招き、一緒に最高の音楽を届けたい。今、その夢に少しずつ近づいている気がする。音楽は奇跡を生む。そして、その奇跡を自分自身の手で引き寄せていきたい。

井下斗和でした!

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