金のための音楽?
パンクロッカーの井下斗和です!
今日は、HIU(堀江貴文イノベーション大学校)の新人歓迎会に参加してきました。今回は新人が二人か三人ほどで、いつものメンバーともたくさん話すことができ、改めて楽しい時間を過ごしました。こうした新歓の機会を通じて、さまざまな人と出会い、その積み重ねが今の自分を形作っていると感じます。本当に、この機会を作ってくださっている皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、本題に入ります。
先日、私のバンドのギタリストが正式に脱退することが決まりました。彼は、中学3年生のときから一緒に音楽を奏でてきた、まさに初期メンバーです。しかし、彼がバンドを辞める理由が「お金が稼げないから」というものであったことには、正直驚きました。
音楽で生計を立てられる人なんてほんの一握りであり、私たちがバンドを始めたころから、稼ぐことを目標にしていたわけではありません。音楽とは、楽しむために、情熱を注ぐためにやるものだと私は思ってきました。しかし、「稼げないからやらない」という彼の言葉を聞いたとき、一瞬何を言っているのか理解できませんでした。それが、バンドを続けるかどうかの判断基準になるのか、と愕然としたのです。
特に、彼はお客さんを呼ぶための努力すらしていなかったこともあり、私はますます彼の決断に疑問を抱きました。音楽を続けることが楽しいと思う気持ちや、仲間と一緒に成長していくことが重要だと信じていた私は、彼の決断にショックを受けたのです。
しかし、そんな考え方をする人も世の中にはいるのだと、少しずつ理解するようになりました。彼の意見を冷静に聞き、話し合いを重ね、最終的には穏便に解決しました。
そして、最後に彼に伝えた言葉があります。「いつか、電気が走るようにビビっとくる仲間と出会ってほしい」と。私にとって、音楽はただの娯楽ではなく、人生を豊かにするものです。だからこそ、音楽を楽しみながら続けることができる、心から共鳴できる仲間と出会えることを願ってやみません。
井下斗和でした
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?