司法試験受験を決意した経緯2
今日は、私が司法試験受験を決意した理由の2つ目をご紹介します。
理由2(目標達成可能性)
司法試験受験に興味を持ってから、司法試験に関する情報をかき集め始めました。
合格者数は?合格率は?試験科目は?ロースクールって?等々、いくつもの疑問が沸き上がって、ネット検索をしまくったのを覚えていました。
前回も少し書きましたが、この時の私は新しい目標が見つかって気分がハイになっていたせいか、司法試験受験を決意してから1週間ほどなかなか寝付くことができず、昼夜を問わず情報収集にいそしんでいました。
こんな情報収集を経て、司法試験を受験するには受験資格が必要で、そのルートにはロースクール経由、予備試験経由があること、ロースクールに既修・未修とコースが分かれていること、司法試験・予備試験受験者の多くは予備校を利用していること等々、いろいろな情報をインプットすることができました。
そして、様々な情報を考慮して、多くの社会人受験者が選択するように、私は予備試験合格を経由して司法試験に合格しようと決意するに至りました。このような決意に至った理由は、概ね下記のとおりです。
・現在40代で残りのキャリアを考えたら、少しでも早く実務に出たいので、最短で司法試験受験資格を得ることができるから
・ロースクールで若い学生さんに交じって勉強することに対する変な恥じらい
・最悪予備試験に受からなくても、予備試験対策の勉強によってロースクール入学・修了の力がつくはずと思ったから
・「俺ならできる」という根拠レスな自信(笑)
もちろん、「もういい年だし試験に受かるかな」「勉強時間をどう確保すればいいのかな」といった不安も頭をよぎりました。
平成18年から開始した現在の司法試験制度に代わってから、旧来の試験制度に比べて合格者数、合格率は格段に上がったものの、そんなにたやすく受かる試験ではありません。今から思うとなんて大それたことを考えたんだろうと思います。
ただ、元来の楽観的な性分のせいか、はなまた気分がハイになっていた影響なのか(笑)、「まあ、なんとかなるっしょ!」とたかをくくり、勉強開始を決意しました。
新しいことにチャレンジするとき、最後は理屈を超えて、感情に突き動かされて人は行動すると、私は考えています。
こんな感じで、司法試験合格のイメージを勝手に持ってしまったのが、2つ目の理由です。
次回は、3つ目の理由についてご紹介します。