
Bランク育成はステータスとスキルどっち優先すべきなのか?
どうも、れがと申します。
ジェミニ杯の細かい内容もそろそろ出てくる頃かと思いますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ジェミニ杯オープンリーグ用の育成ツイートを眺めている時、ふと思い浮かんだ疑問がありました。
ステータスとスキルって結局どっち優先すべきなの???
感覚的にはステータスを優先した方が絶対強いのはわかっています。
ただ、オレンジスキルの中ではもしかしたらステータス上げるより効率いいものがあるんじゃないか?
そうだとしたらとてももったいないなって思ったので雑に比較してみました。
1:どう検証していくか
スキルの効果とステータスを如何に比較しやすい形で数値化するか。
比較する為には単位を揃えてあげないといけません。
なのでスキルの効果量とステータスの効果量をわかりやすく数値化する方法を考えてみました。
1、基準ステータスを用意して、スパート理論タイムとスパート速度を計算する
2、「スキルによる上昇速度×スキル効果時間」で「スキルによって稼げた距離」が求められる(それぞれ同条件同タイムで走った場合、スキルで上昇した速度分だけ長い距離を走れることになる)
3、スキル取得で得られる査定ptとなるべく同値付近になるように基準ステータスにスピードを足したステータス(1)とスピードと根性を足したステータスを用意する(2)。
(1)はスタミナを考慮せずにシンプルにスピード変換した仮想的なステータス
(2)は基準ステータスがギリギリの調整をしてると想定して基準ステータス同様にスパートできるように根性も盛った現実的なステータス
となる
(スタミナではなく根性を盛るのは根性の方が査定の点数を低く抑えられるからである)
4、(1)と(2)のスパート理論タイムとスパート速度を計算し、「基準ステータスとの差分タイム×スパート速度」で「ステータス上昇分で稼げた距離」が求められる(それぞれ同条件同タイムで走った場合に追加したステータスの分だけ長い距離を走れる事になる)
2と4を比較する事でステータスとスキルのどちらを優先した方がより効果的か求められる(はず)
おそらくはこの方法でざっくりとですが、スキルとステータスの効果量の比較ができると思われます。
スキルの加速時間やポジショニング、坂などのランダム要因は考慮していないので、それだけはご注意ください。
(まぁ、ステータスとスキル以外は同条件で比較してるわけだから比率自体はそこまで変わらないはず?)
改善点とかあれば教えてくださいー。
2:基準ステータス
まず脚質は先行で考えます。
先行は体力消費量が多く、ある意味1番ステータスを盛りづらい脚質だからです。
そして、今回設定した基準ステータスですが、
B(650) A(890) C+(550) C(473) C(450)
各適性A、固有レベル3、根幹距離◎、円弧のマエストロ、好好転一息
で設定しました。
評価点は7638(スピードスターなど距離や脚質依存金スキルを取得すると評価点8197になる)で、スキルを獲得する事でちょうど絶妙な調整に仕上がる形です。
スタミナ計算機での査定結果は「足りてる(必要スタミナとの差=+97)」評価です。
これはつまり、金回復がきちんと発動してくれれば最大性能でスパートを決められるという事になります。
中々いい感じの性能かと思います。
計算上のスパート性能は以下の通りになります。
先行スパート時最高目標速度:21.781m/s
スパート距離:1066.7m
理論スパートタイム=理論スパート加速時間+理論スパート最高速時間=10.167+39.549=49.716秒
このステータスをベースにスキルとステータスをプラスしてどちらが効率的か検証していきたいとと思います。
3:検証するスキル
今回検証するスキルは以下の5つ(4種類)です。
・末脚(スパート系汎用白速度スキル)
・全身全霊(スパート系汎用金速度スキル)
・スピードスター(スパート系脚質金速度スキル)
・汝、皇帝の神威を見よ(継承固有速度スキル)
・シューティングスター(継承固有速度スキル)
レースにおいて重要なスパートの威力を上げるスキルで代表的なものをピックアップしてみました。
汎用スキルと距離や脚質依存スキルは評価点の査定が少し異なるため、それぞれ別に検証します。
また、継承固有速度スキルについても、効果量が「少し」と「わずかに」の2種類あるため、こちらもそれぞれ検証します。
スキルの効果時間はレース距離によって変動するため、今回はジェミニ杯に合わせて3200mの場合で考えていきます。
加速度スキルについては検証方法を変えないといけないので、今回は取り扱いません。
それでは検証を進めていきましょう!
3-1:末脚
評価点査定217pt
5.76秒間速度0.15m/sアップ
基準ステータスと合わせた評価点査定7855pt
スキルで稼げる距離=0.15×5.76=0.864m
となります。
次にステータスを盛った場合ですが、
(1)[スピードを216pt分盛った場合]:スピード=715、評価点査定7854pt
スタミナ査定:ギリギリ(必要スタミナとの差=+73)
先行スパート時最高目標速度:21.895m/s
スパートタイム=10.531+38.979=49.51秒
基準タイム(49.716秒)との差=0.206秒
スキルと同じ査定分ステータス伸ばした場合に同タイム条件で稼げる距離=21.895×0.206=4.51037m
(2)[スピードと根性を216pt分盛った場合]:スピード693、根性500、評価点査定7855pt
スタミナ査定:足りてる(必要スタミナとの差=+102)
先行スパート時最高目標速度:21.857m/s
スパートタイム=10.410+39.169=49.579秒
基準タイム(49.716秒)との差=0.137秒
スキルと同じ査定分ステータス伸ばした場合に同タイム条件で稼げる距離=21.857×0.137=2.994409m
とそれぞれなります。
スキルだと0.86m、ステータスだと2.99〜4.51mとなるため、スキルを取るよりステータスを伸ばした方が効率は良いです。
3-2:全身全霊
評価点査定508pt
5.76秒間速度0.35m/sアップ
基準ステータスと合わせた評価点査定8146pt
スキルで稼げる距離=0.35×5.76=2.016m
となります。
次にステータスを盛った場合ですが、
(1)[スピードを508pt分盛った場合]:スピード=799、査定8145pt
スタミナ査定:ギリギリ(必要スタミナとの差=+66)
先行スパート時最高目標速度:22.035m/s
スパートタイム==10.978+38.286=49.264秒
基準タイム(49.716秒)との差=0.452秒
スキルと同じ査定分ステータス伸ばした場合に同タイム条件で稼げる距離=22.035×0.452=9.95982m
(2)[スピードと根性を508pt分盛った場合]:スピード756、根性526、査定8145pt
スタミナ査定:足りてる(必要スタミナとの差=+100)
先行スパート時最高目標速度:21.965m/s
スパートタイム=10.752+38.636=49.388秒
基準タイム(49.716秒)との差=0.328秒
スキルと同じ査定分ステータス伸ばした場合に同タイム条件で稼げる距離=21.965×0.328=7.20452m
とそれぞれなります。
スキルだと2.02m、ステータスだと7.20〜9.96mとなるため、スキルを取るよりステータスを伸ばした方が効率は良いです。
3-3:スピードスター
評価点査定559pt
3.84秒間速度0.35m/sアップ
基準ステータスと合わせた評価点査定8197pt
スキルで稼げる距離=0.35×3.84=1.344m
となります。
次にステータスを盛った場合ですが、
(1)[スピードを559pt分盛った場合]:スピード=812、査定8195pt
スタミナ査定:ギリギリ(必要スタミナとの差=+40)
先行スパート時最高目標速度:22.056m/s
スパートタイム=11.045+38.183=49.228秒
基準タイム(49.716秒)との差=0.488秒
スキルと同じ査定分ステータス伸ばした場合に同タイム条件で稼げる距離=22.056×0.488=10.763328m
(2)[スピードと根性を559pt分盛った場合]:スピード764、根性534、査定8196pt
スタミナ査定:足りてる(必要スタミナとの差=+103)
先行スパート時最高目標速度:21.978m/s
スパートタイム=10.794+38.570=49.364秒
基準タイム(49.716秒)との差=0.352秒
スキルと同じ査定分ステータス伸ばした場合に同タイム条件で稼げる距離=21.978×0.352=7.736256m
とそれぞれなります。
スキルだと1.34m、ステータスだと7.74〜10.76mとなるため、スキルを取るよりステータスを伸ばした方が効率は良いです。
3-4:継承固有スキル
評価点査定180pt
基準ステータスと合わせた評価点査定7818pt
①汝、皇帝の神威を見よ(9.6秒間速度0.25m/sアップ)
②シューティングスター(9.6秒間速度0.15m/sアップ)
①のスキルで稼げる距離=0.25×9.6=2.4m
②のスキルで稼げる距離=0.15×9.6=1.44m
とそれぞれなります。
次にステータスを盛った場合ですが、
(1)[スピードを180pt分盛った場合]:スピード=704、査定7817pt
スタミナ査定:ギリギリ(必要スタミナとの差=+77)
先行時スパート時最高目標速度:21.876m/s
スパートタイム=10.470+39.074=49.544秒
基準タイム(49.716秒)との差=0.172秒
スキルと同じ査定分ステータス伸ばした場合に同タイム条件で稼げる距離=21.876×0.172=3.762672m
(2)[スピードと根性を180pt分盛った場合]:スピード687、根性493、査定7816pt
スタミナ査定:足りてる(必要スタミナとの差=+99)
先行時スパート時最高目標速度:21.847m/s
スパートタイム=10.376+39.221=49.597秒
基準タイム(49.716秒)との差=0.119秒
スキルと同じ査定分ステータス伸ばした場合に同タイム条件で稼げる距離=21.847×0.119=2.599793m
とそれぞれなります。
スキルだと①の「少し」系は2.4m、②の「わずかに」系は1.44m、ステータスだと2.6〜3.76mとなるため、基本的にはスキルを取るよりステータスを伸ばした方が効率は良いですが、「少し」系の継承固有スキルについては最終的に評価点に余裕ができてしまった場合には採用しても大きな問題は無いと思われます。
4:結論
基本的に速度スキルは取らずステータスを伸ばした方がスパート性能が良くなるとみていいでしょう。
ただ、積極的に取りに行くほどではないですが、最終的な評価点調整のために「速度が少し上がる」系の継承固有を取るのはありだと思われます。
気づいた事があれば追記していきたいと思いますので、質問や情報等あれば、ここかTwitter(@lega235)までコメント頂けたらと思います。
ではでは、読んでいただきありがとうございました。