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アクエリアス杯におけるオープンリーグ用B育成指針

どうも、れがと申します。
仕事がバタついてたりやる気がダウンしたりして少し遅れましたがアクエリアスオープンについて書いていこうと思います。
ぶっちゃけネタ切れ感がすごいので基礎理論的なお話は今回は無いのです。

おそらく月末のアップデートで色々と仕様が変わると思われるので、ここで色々書いてもしゃーない感ありますし…
個人的には序盤スキルの5秒制限を撤廃が1番ありそうかなーとは思っています。
先手必勝が現状あまりにも不遇すぎる…

1:基本方針

今回のレース条件ですが、
東京レース場 ダート 1600m 冬 晴れ 良バ場
となっています。
レース場補正はスピードとスタミナを参照します。

まぁ、ある程度覚悟はできていましたが案の定ダートが来てしまいました。
しかもフェブラリーS条件でよりにもよって良バ場です。
3ヶ月連続で鬼畜外道な条件のチャンミをぶち込むとかサイゲには人の心は無いのでしょうか?

この条件は一見そこまで大したことがないように見えますが、ダートレースの中でもかなり上位のクソ難しい条件となっています。

コース詳細はいつものJRAのコース詳細を見てください。
今回はキャンサー杯と同じ東京1600mですが、ダートということもあって微妙にコースの性格が変わってきます。

アクエリアス条件の速度変化グラフ(逃げ)
今回の特徴で特筆すべきはポジションキープ区間にある2回の登り坂である

今回は芝コースと違い、コーナーの長さがやや長くなっていることと、坂が増えていることが特徴として挙げられます。

最初のクソポイントはこのコーナーの長さです。
最終コーナーが長くなっている上、終盤が最終コーナー終わり30m手前となっているため、終盤コーナーで加速する固有スキルが軒並み産廃と化しています
まぁ、よくあることではあるんですが、今回はダートを走れる貴重なウマのうち、赤マルゼンスキー、タイキシャトル、モンクエルコンドルパサーの3人がこれに引っかかって選択肢から脱落しているのがめちゃくちゃ痛くなっています。

そして、キャンサー杯と違い、今回は終盤コーナーの長さが30mほどに増えているので、キャンサー杯で猛威を奮ったエル固有はほんのり弱体化しています。

次のクソポイントは今回の条件が良バ場である点とポジションキープ区間にある登り坂です。

まず、ダートレースではパワーに大きなマイナスの補正がかかります
この補正量ですが、バ場状態が稍重で-50、良、重、不良で-100されます
直感的には良バ場であることは良さそうな気はしますが、実際のところ大きなマイナス補正がかかっているということです。
最初のダートレースだからせめて稍重の緩い条件でやってあげようという優しさは一切ありませんでした。

さらに、ポジションキープ区間にある2つの登り坂が難易度を引き上げます
特に最初の登り坂は序盤〜中盤の境目に存在します。
この坂により、序盤になるべく引き離したい逃げはそのアドバンテージを潰されやすく、中盤に向けて位置取りを少しでも有利にしたい先行以下の脚質は大きく出遅れやすくなってしまいます
2つ目の坂も最初の坂ほどではありませんが同様の働きをします。

つまり、今回もパワーの重要度はかなり高くなるということです。
特に後方脚質のウマはパワーが低いと確実に最後方に押し込まれてしまいます
有効加速もそこまで多いわけでもないので、パワーは高めに用意しておくのが無難です。

2:おすすめウマ娘と脚質毎のスキルと目標ステータス

今回は正直コース特性で話すことはそこまで多くはありません。
ダートだし登り坂きついからパワー上げようねぐらいです。
そのかわりウマの選択肢が恐ろしく少ないのでそちらに重点を置いていきたいと思います。

2-1:おすすめウマ娘

独断と偏見でピックアップした今回の選択肢たりえるウマたち
上の魔改造組にあるブルボンは今回新しく追加されたバレンタインブルボン、あとファインモーションも魔改造枠に加えてもいいはず。
あと正月ウララは中々強い枠にクリスマスオグリは一応走れる枠にそれぞれ入ります

最初に言っておくと、今回はマジで強いウマはごく僅かです。

ダートを無理なく走れる(ダート適性E以上、マイルB以上)ウマは現在14人いますが、そのうち3人(タイキ、赤マル、モンクエル)が先に説明した理由で固有が死んでいるため選択肢から脱落しています
この時点でやる気ゲージに大きなダメージが与えられていますが、さらに苦難は続きます。

固有スキルのうち、最終直線スキルも概ね加速途中に暴発するためヒシアマゾンも固有が半分くらい死んでいます

ウララはそもそもマイルで回復する意義はほぼ皆無なので優先度はかなり落ちます(ただ、スタミナリソースをパワー賢さに回せるのはそれはそれで強みではあるかもしれません)。
クリスマスオグリも同様です。マイルで回復3つはリソースをかなり食いつぶします

通常シチーは乗り換え上手を自前で持っているのと、固有がギリギリ有効加速になる可能性があるのでワンチャンはあります
ただ、なるべく終盤に近いあたりで固有を出したいのでかなり運ゲーになります。

オグリは固有が鬼のように強いウマですが、豪脚と乗り換え上手を取得するハードルが高いのが難点です。

正月ウララは固有が接続しやすいので中々強いはずです。
追込運用で直線一気、豪脚と組み合わせるのが最適でしょう。

で、ここからが本格的に強いウマたちです。

筆頭は和装ゴールドシチーです
固有の発動条件がガバガバな上、環境的に逃げが多くなるはずなので、接続しやすいのも魅力的です。
差しだと豪脚や乗り換え上手と固有が噛み合わないので先行運用するのが一番効果的だと思われます。

次はスマートファルコンです
序盤〜中盤に出る固有のおかげで先頭の維持がすごくやりやすいです。
おそらくスピードイーターを1番効果的に運用できるウマなはず。

また、逃げでは水着マルゼンスキーも有力な選択肢です
固有の発動に回復が必要なので、効率はやや悪くなりますが、優秀な中盤固有とマイル最凶スキルのスピードイーターを自前で習得できるのは大きな利点となります。
ちなみにバレンタインブルボンの継承固有もごく僅か(0.35%)に体力を回復するので水マル固有のトリガーになります。覚えておくと便利です。

そして今回の差し追込の有力枠はアグネスデジタルです
固有スキルは概ね加速途中に暴発するので半分くらいあってないようなものですが、自前で有効金加速(厳密には違いますが)の狙うは最前列を持っています
要するに迫る影が固有と言われがちなナリタタイシンと同じような感じです。
狙うは最前列は加速はするものの、扱いとしては横移動スキルなので、評価点が394ptと豪脚や乗り換え上手より165ptも安く習得できます
その分ステータスを盛りやすいのでかなり有力な選択肢となります。

そして最後はエルコンドルパサーです。
固有スキルは発動しさえすればかなり高威力で、マイルとダート適性も高く、一見大正義枠には見えます。
しかし、今回の強いウマを見るとわかる通り、逃げの有力ウマは2人とも中盤速度スキルを持っています。
さらに強いウマがそもそも少ないことから環境的には逃げと差しが多くなるはずなのでおそらく固有を発動できるポジションにつける事がかなり難しくなると考えられます
そのため逃げと先行のどちらの脚質でも戦うのはかなり難易度が高くなってしまうので正直おすすめできません

一見強そうな選択肢にも罠が潜んでいるのでほんと今回の条件は鬼畜です。

魔改造枠はダートとマイルをA以上にできればどれもかなり強くなるはずです。
逃げで優秀な中盤固有と速度、加速度スキル持ちのバレンタインブルボン、先行の中盤速度固有もちのファインモーション、逃げや先行でブースト固有の接続が狙えるマヤノトップガンあたりが有力候補でしょう。

おそらく本戦での脚質構成は
逃げ逃げ差し、逃げ先行差し、逃げ逃げ先行、逃げ差し差し
みたいな構成になるかと思われます。
個人的には逃げ逃げ差しか逃げ逃げ先行の構成が相手のエルコンドルパサーを1番咎めやすいので無難かなと感じています

もし、ウマが揃っていない場合は、
逃げか先行エル、差しか追込ウララ、適当な逃げ蓋
の構成が無難かと思われます。
逃げ蓋についてはバクシンあたりを頑張ってダートをB以上にして、地固めと中盤スキル2種にパワーS根性C〜C+賢さB+〜A程度にすれば概ね先頭はキープできるはずです

2-1:逃げの目標ステータスとスキル

今回はアンスキが有効加速となるため、なんとしても先頭を確保しておきたいところです。
なので、地固めと中盤速度スキルはなんとしても取得しておきたいです。
ただ、マイルレースでは速度スキルを取得すればするほど、スパート性能が低下してしまうのでスパート性能と先頭奪取性能のバランスを取るのが難しくなります
中盤速度スキルは1〜2個程度に抑えるのがおそらく無難かと思われます。

現実的なラインでの目標ステータスとスキルですが、
901 601 870 350 400
マイルS 固有3 左回り◎ 冬ウマ娘◎ 良バ場◎ 逃げコーナー◎ 地固め アングリング×スキーミング
これで評価点が8196ptとなるため、こちらをメインの育成目標とするのが無難かと思われます。

現実的なラインの逃げウマモデルのエミュ結果
固有スキルは考慮してないので実際はもう少しタイムは良くなるはず

ちなみに固有1にして紫スキルも採用する事で効率化を進めるなら、
920 601 940 400 400
マイルS 固有1 左回り◎ 冬ウマ娘◎ 良バ場◎ 逃げコーナー◎ 地固め アングリング×スキーミング スピードイーター コーナー回復× 引っ込み思案
みたいな構成にするといいかもしれません。
エル固有も取れたら採用するといいでしょう
アンスキ単体でのアドバンテージは約2.6バ身ですが、エル固有も組み合わせると約3.3バ身程度までアドバンテージが広がります
加速スキルの特性で重ねれば重ねるほどスキル1つあたりの効率は低下してしまいますが、それでも速度スキルよりは効果量は高くなります

固有1+紫スキル採用の逃げウマモデルのエミュ結果
性能はどうしても先行や差しには劣るが1番安定して結果を出せるはず

2-2:先行の目標ステータスとスキル

先行はスタミナを多めに確保するとともに中盤速度スキルを多めに採用して終盤突入時点で2〜3番手に着けておきたい形となります。
エルコンドルパサーの先行運用の場合は特にスパート性能をある程度落としてでも中盤速度スキルは多めに採用すべきです。
901 637 810 350 400
マイルS 固有3 左回り◎ 良バ場◎ 先行コーナー◎ マイルコーナー◎ 前列狙い 真っ向勝負

で評価点が8198ptとなります。

現実的なラインの先行ウマモデルのエミュ結果
どうしても中盤スキルとスタミナを確保しなければいけないのが難しいところ

ちなみに固有1、紫スキルを採用して効率化を図った場合は、
920 661 880 400 400
マイルS 固有1 左回り◎ 冬ウマ娘◎ 良バ場◎ 先行コーナー◎ マイルコーナー◎ 前列狙い 真っ向勝負 空回り 引っ込み思案

みたいな形になります。
固有も含めて総合的に見ればおそらくトップクラスの性能になるはずですが、育成難度はめちゃくちゃ高くなるかと思われます。

固有1+紫スキル採用の先行ウマモデルのエミュ結果
固有も含めた総合的なポテンシャルは1番高くなるはず

2-3:差し、追込の目標ステータスとスキル

差し、追込は爆発力と安定性のために加速スキルを複数採用するため、ステータス配分はややシビアになります。
901 601 805 350 400
マイルS 固有3 左回り◎ 良バ場◎ 乗り換え上手 豪脚
で評価点が8197ptとなるので、このあたりを目標にするといいかもしれません。
追込の場合は乗り換え上手のかわりに直線一気と前列狙いを取得するといいでしょう。

現実的なラインの差しウマモデルのエミュ結果
豪脚乗り換えガチャはなんやかんやでかなり強力

ちなみに差しウマで固有1、紫スキルを採用して効率化を図った場合は、
920 601 894 400 400
マイルS 固有1 左回り◎ 冬ウマ娘◎ 良バ場◎ 乗り換え上手 豪脚 空回り 引っ込み思案

みたいな形になります。
おそらくブロックされずにぶん回れば無敵です。ブロックされずにぶん回れば…

固有1+紫スキル採用の差しウマモデルのエミュ結果
ぶん回りさえすれば最強なはず

3:育成例

とりあえず今回の条件での育成例とエミュ結果をいくつか出しておきます。
一応本戦に出せそうなスペックはあるはず…
和装シチーは残念ながら持っていないので、逃げ2種と差しになります。

逃げファル子
やる気が普通だとレース場補正が12.5%なのが玉に瑕だけどそれなりに完成度は高いはず
今回の登り坂は直線にあるのでパワーを上げて登り坂性能を上げることで固有との噛み合いを意識してみた形
ファル子のエミュ結果
逃げ水マル
こちらもレース場補正は最低限
中盤スキルで先頭奪取を意識した形。少しでも先頭に立てればスピードイーターが順位を固定する
スパート性能の低さはアンスキ+エル固有で無理矢理カバー
水マルのエミュ結果
差しデジタル
体力面がやや不安なものの性能はそこそこ。なんか芝Sついちゃってるのはご愛嬌
デジタルのエミュ結果

3:終わりに

というわけで中身が薄くて申し訳ない部分はありますが、アクエリアス杯についてある程度は書いてみました。
なんやかんやでそこそこな文字数にはなっちゃいましたね。

とりあえず今回を越えればおそらく次回はみんな大好き根性杯である阪神芝2000m、次々回は皐月賞の中山芝2000mが来るであろうと思われるのでだいぶ気持ち的には楽になるかとは思われます。
また、色々な変更やら1周年のあれこれやらも来ると思うのでなんとか今回のチャンミを耐え抜いていければなと思います。
頑張っていきましょう!

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