【MTG】ジニー・フェイ+ぎらつく夜明け【スタン】
機械兵団の進軍の新カードが発表されていく中、《ぎらつく夜明け》を《ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ》がいる時にプレイするとつよいねこが生まれるのでは?という話を耳に挟んだ時にやるか!となったのでリリース後早速組んでからの日記です。
なお今回最後にスタンダードをプレイしたのは兄弟戦争リリースのローテーション前で、ローテタイミングでスタンをやらなかったのはSOI以来ぶりくらいだったので興味が湧く話題が降ってきてよかったね~ってのもありました。
ジニーからねこちゃんや犬を培養したいと思った物好きな方は記事の最後にインポート用のリストを置いてあります。目次からどうぞ。
1.現在の構築
理想の流れは
1ターン目に《離反ダニ、スクレルヴ》をプレイ
2ターン目《勢団の銀行破り》を設置して1点刻む
3ターン目《ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ》で《銀行破り》に搭乗して攻撃4点
4ターン目《ぎらつく夜明け》をプレイし培養トークン×2を+1/+1カウンターが4つ乗った猫に置換しながら《ジニー》には再び銀行を破ってもらうことで16点を叩き込んでライフを削り切り勝利!
実際はクリーチャーを展開されたり妨害が飛んできたりするので上記の4キルはほとんど起きないものの、4ターン目ねこパンチ自体はまあまあな頻度で発生します。
またサブプランのねこパンチとして3ターン目《宝石泥棒》からの《ドゥームスカールの戦士》《打ち砕かれた尖塔、オゾリス》《大天使エルズペス》による4マナムーブの強化や、宝物トークンを使った5マナジャンプによる新・悪斬こと《加護をもたらす戦乙女》の賛助能力が非常に強力。
悪斬のバックアップを得た時の《宝石泥棒》は飛行、警戒、絆魂、先制攻撃、トランプルという5つのキーワード能力に加え、少なくとも4/4のスタッツを持った攻防一体の最強クリーチャーと化します。
その上で返しのターンではスタッツが強化されたままの《宝石泥棒》と《加護をもたらす戦乙女》が地上と上空それぞれを守ってくれる為、戦闘に置いては非常に心強い存在です。
2.採用カードの所感
クリーチャー、スペル、土地、サイドの順。
・《離反ダニ、スクレルヴ》
主に《ジニー》を守る為に採用しているが、別に何を守っても強いのはみんな知ってるって感じなので説明いらず。
アンブロ付与にもたまに使えるのはいいね!
体感《粗暴な聖戦士》や強化したクリーチャーを守ることの方が多いです。(ジニープラン以外をとる事も普通に多いため)
・《スレイベンの守護者、サリア》
2ターン目に出して相手に嫌な顔をさせるメリットの方が基本大きいので気にせず出しましょう。
序盤の《鏡割りの寓話》や除去が1テンポ遅れるのは非常にありがたい。
欠点があるとすれば単体で《銀行破り》に搭乗できないことくらい。
・《生ける治療、メリーラ》
目的は《スクレルヴ》と一緒ですが、こちらは単体で銀行を破れる点が優れています。
《スクレルヴ》を無理なく4枚積めたらいいのになあを叶えてくれた一枚。
・《粗暴な聖戦士》
除去です。《スクレルヴ》で守護ってやるからなランキング常連。
消した回数ランキング第一位は多分《黙示録、シェオルドレッド》かゴブリントークンのどちらか。
トップでこれを引いて道を切り開き、相手にトドメのねこパンチをかましたこと多数。
・《宝石泥棒》
よくこのデッキの最強クリーチャーになります。
5つの戦闘能力を持ったり、トップから後続を持ってきたりする上で守りも完璧。
最近はついに天使にもなり始めた代わりに接死トランプルという暴力スキルを失った(後述)。
このデッキは結構《宝石泥棒》を軸に動くこともあるのでドンドン悪事を働きましょう。
(例えば、2ターン目に設置した《銀行破り》に3ターン目に搭乗しそのままバンクをバスターできます。気分がいい)
また、《ジニー》がいる時にプレイすると宝物トークンを猫か犬に変換することができます。
手数が欲しい時にやります。
・《ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ》
このデッキの中心。
前述した通り最速4ターンで相手を沈める事もできます。
これ単体では何もできないので、やる事が無い時は銀行でも破らせるといいと思います。
また7マナあれば《ぎらつく夜明け》と合わせて突然のねこパンチをお見舞いできるので、スキを突いてフィニッシュブローなんてこともたまにあります。
能力は強制ではないので、宝物トークンが欲しいなあって時に《宝石泥棒》をプレイしても大丈夫。
アリーナでは下部の拒否を押せばちゃんと宝物になります。
・《ドゥームスカールの戦士》
リミテッドで出されたことある人は知ってると思います系のレア。
相手かバトルに与えた戦闘ダメージ分トップを見てクリーチャーか土地1枚を手札に加えられる能力とトランプルがセットで賛助として付与されるため、よく《宝石泥棒》や《サリア》辺りが後続を引っ張ってきてくれます。
主に悪斬や聖戦士を見せるといい気分になれる率が高い気がしますが、別に通れば何でも嬉しいです。
出してすぐ銀行も破れます。
・《加護をもたらす戦乙女》
うおおおおおおこれは悪斬!!令和の悪斬だ!!!(ライラ以来ぶり2回目)
《悪斬の天使》といえば初めてwikiで記事を読んだM11の頃に「除去されても次の悪斬を出せばいい」とか書かれていたことで有名で、事実当時のFNMで元気よく《精神を刻むもの、ジェイス》を落とす為にプレイした《ガイアの復讐者》を《悪斬の天使》一枚で完封された思い出などがあり、つまり悪斬は連打すると強い!!!なんてことはなく別に普通に1枚置くだけでも強い。
で、この悪斬は連打すると強いぞい理論が何故か賛助によってこの一枚で盤面で突然発生する。
場に出た瞬間横にいる適当なクリーチャーが悪斬化する為、これはもう実質悪斬を連打していると言える。
実質速攻を持った悪斬は当然強いので心ゆくまで連打しましょう。オススメの賛助先は《宝石泥棒》や《ドゥームスカールの戦士》。
もちろん銀行も破れるので高評価。
・《打ち砕かれた尖塔、オゾリス》
実は構築初期の名残みたいなカード。今後何かあればここが抜けるかも。
大抵は+1/+1カウンターをふたつ乗せるアーティファクトで、1回起動するだけで大抵のクリーチャーには負けなくなりがちで、《宝石泥棒》をこれで強化してるだけで勝つこともしばしば。
要らなければサイクリングできるのは高評価。
ちゃんと賛助や培養も強化されます。
・《勢団の銀行破り》
このデッキ一番つよいカードはなんですか?はい!バンクバスターです!!…は、言い過ぎかもしれませんが、このデッキでも勿論強いです。
《ジニー》のコントロール下でドロー能力によって最後のカウンターを取り除くと、猫か犬が2体出す事ができてお得。
猫ならすぐ殴れますし犬は操縦ができます。
・《ぎらつく夜明け》
3ターン目ジニーフェイ!うおおお相手が返しに除去を構えてこなかったキュインキュインキュイン!!ねこねこパンチ!!!みたいな感じで身内の通話で盛り上がりました。大事なのは勢い。
ちゃんと土地の数だけカウンターが乗って猫や犬になります。
・《大天使エルズペス》
実はこのリストでは一番新しいカード。
公開された時は《イニストラードの君主、ソリン》か??とか言ってた気がする。
4マナ域で何かないか色々試していたところ、このカードに欲しかったものが結構詰まっていた事が実際にプレイして判明し次の日に店に寄り勢いで買った。(GW中に大会に出たかったため)
マイナス能力の飛行付与が何故か永続なのはありがたいが、多くの能力をターン終了時までで過ごしてきた身としてはここだけデジタルだなあって感じがした。
紙だと飛行カウンターを乗せるとかの方が視覚的には助かったかもしれない。
兵士トークンは猫や犬にもできます。
・《ミレックス》
《ジニー》下で能力を起動するとダニを猫か犬にできます。
いなくてもダニビートは稀にやります。
・《耐え抜くもの、母聖樹》
このデッキ回してみるか〜って方、妥協せずちゃんと1枚入れてください。まあまあ使うので無いとしにます。
-サイドボード-
改善の余地あり。
・《強情なベイロス》
兄弟戦争でアンコモンで再録された時はびっくりした。
このカードを入れるぞ!!って時にレアソートをして2分ぐらいずっと探しました。おじかもしれない。
赤単や《ヴェールのリリアナ》で出して遊ぶんだよね〜などしていたら何故か《アモンケットへの侵攻》や《ギックスの残虐》にヒットし始めたので、《ロクソドンの強打者》があれば8十二足獣で楽しくなれるね〜くらいの話ができて良かった。
成功体験からグリクシス相手に投入し続けていたら、特に能力は関係なくただ4/4というボディが強いせいで多くのグリクシスを強化された強情なベイロスが粉砕した。四足歩行だし第三のねこかも。
多分そんなに沢山いれなくていいです。
・《救済の波濤》
せめてPWも軽減してくれたらパイオニアの青白に入るかもしれないのになあって思いました。
・《邪悪を打ち砕く》
主に《鏡割りの寓話》や《シェオル》を破壊しますが、このデッキでは使われると何故か《宝石泥棒》がよく邪悪認定されます。
・《痛烈な一撃》
赤単が嫌なので屈強なクリーチャーと悪斬を連打して粉々にします。
ライフゲインありがとう。
・《石の脳》
《アトラクサ》専用。
最近は《爆発的特異性》コンボなんてのもあるので試してみてもいいかもと思いつつ入れた事はまだない。
・《放浪皇》
高級バットリ。パイオニアの青白で一番すきかも。
マイナス1能力の侍は猫か犬にできます。
・《永遠の放浪者》
メイン1でもいいんじゃないか?など言われてます。
0能力の侍は猫か犬にできますがあまりしません。
3.ジニー・フェイのトークン置換リスト
現状のリスト分。
・《勢団の銀行破り》のパイロットと宝物
・《宝石泥棒》の宝物
・《ぎらつく夜明け》の培養×2
・《大天使エルズペス》の兵士
・《ミレックス》のダニ
・《放浪皇》の侍
・《永遠の放浪者》の侍
4.かつて採用していたカード
多いので気が向いたものだけ一言。
順不同。
・《シガルダの召喚》
デッキリストの画像をよく見ていただけると分かるが、このデッキを組む時に最初に入れたカードがこれだった。
当初は+1/+1カウンターを多用する方針だったため、これを設置すれば全てが天使となって勝つじゃん!!と豪語していた。置いても勝たなかったので静かに泣きながら1枚ずつ抜いた。(2枚入ってたので2回は置いたはず)
残念ながらこのカスレアを活躍させる事ができなかった…この戦いにはついてこれない。かなしいね。
・《植物の喧嘩屋》
まあまあ最近まで入っていたカード。
初期型のサブプランの中核はこれみたいなところがあり、特にオゾリス下でこれを2連打すると突然5/5トランプルが2体生まれるし、ちょっとオゾリスを曲げたり賛助したりするだけで物凄い勢いで成長したので対戦相手のライフが物凄い勢いで減っていった。
しかし段々と+1/+1カウンターシナジーが減っていくとこれ単体の弱さが目立つようになり、序盤も銀行破りに乗れないなどの欠点を無視できなくなっていった結果同じ2マナ域のサリアと入れ替わる形で解雇。
しっかり成長させられるデッキなら使えるポテンシャルはあると思います。楽しかった。
ぎらつく夜明けをプレイすると能力が2回誘発するので、2/2から突然4/4になります。
またオゾリス下でこれをプレイすると3/3の状態で戦場に出ます。ぎらつくと7/7!
・《棘橋の追跡者》
初期型はリソース不足に悩まされがちであったため投入された。
トークンには事欠かないし、何より警戒のおかげで放浪皇を恐れず殴れた。
宝石泥棒の採用により1ターン早く悪斬が出せることや、ドゥームスカールの戦士つよくね?などを理由に数を減らしていった。
特に弱くはないのでまた使うことがあるかもしれない。
・《伝染病のヴォラック》
土地が3で止まる時があってやだー!って時に試した一枚。
土地がいらなければ増殖もできる。
なんと4枚みた程度では土地が無かったなんてことは珍しくなく、少し経ってから採用を始めた宝石泥棒は確実にマナを伸ばせるし猫に変換もできるし1ターン早く悪斬を出せるし何故か警戒トランプルだしいいね!となり姿を消した。
宝石泥棒が強すぎる。
・《囁かれる希望の神》
伝染病のヴォラックと採用枠をちょっとだけ争った。
宝石泥棒が全て奪って行った。
カウンターを重視するならアリかも。
・《イクサランへの侵攻》
期待の新カードだったがすぐ抜けた。
あんまり侵攻する気なし。
・《祝祭の出迎え》
ジニー下で宝石泥棒を出すと能力が2回誘発するぞ!以上だ!!
・《ノーンの審問官》
初期型では4枚採用されていたが、まず悪斬賛助をしてなお2/2という単体で弱すぎる性能が問題視された。
その後段々と数を減らしていき、別にジニー出した後にこれプレイして4/4の猫出したいか?となり姿を消した。
惜しいカードだったなあという感じ。
・《バイパーの牙、サリス》
これを採用した時、デッキ内になんか伝説のクリーチャー多くね?セレズニアレジェンズか?と言い出した事からデッキ名が「ジニー」から変更され呼びやすくなった。
実際戦闘ではサリアが先制接死!戦士はトランプルに接死!!最強!!!などと騒いでいたら宝石泥棒のテキストを読んでくださいという意見があったので、元気よく「警戒!」と読み上げた直後2秒くらい間が空いて笑った。
実際プレイすると呪禁はまあ弱くはないし、1/1のダニだろうが接死だしで相手は嫌な顔をしてそうだったが大天使エルズペスの採用により役目を終えた。
最後まで何とも言えないカードだったのでわんちゃんはあるかもしれない。
・《猿人の似姿》
いぶし銀みたいな立ち位置のカードだった。
植物の喧嘩屋も一緒に強くなるし、蘇生もあるしで悪くはなかったがそれしかなかったので自然と減っていった。
・《土の勇者》
単体で何もしないのはもういいかなあとなり解雇。
デカくてつよそうを求めるなら古の放漫トカゲとかもよかった。
・《根導線の融合体》
2/3バニラ、出して嬉しい事がなかったため解雇。
起動能力はカウンターで強化してるとその分お得なのは良かった。
・《戦闘の打破者》
1ドローついてて強化すると最強かもしれん!
からの実際は2/2止まりだし銀行破れないしで即姿を消した。悲しいね。
・《西の樹の木霊》
一人で銀行破れて偉い!!でも植物の喧嘩屋は元々トランプルだし、培養トークンぐらいしか嬉しいものがない!ドゥームスカールの戦士つよくないか!?
などがあり、宝石泥棒の採用と共に姿を消した。
警戒トランプルだし。
・《スクレルヴの巣》
サイドに採用していた。
ジニー下では毎ターンねこが出ます。
・《太祖の総督》
マナフラ受けにもなって使えるのでは?と思い新カードは積極的に採用する方針から早速投入し真っ先に抜けた。かなしいね。
5.初期型のリスト
真っ先に基本土地に貼れなくて腐った骨化を抜いた記憶がある。
気が向いたら追記しようと思うが、最初の叩き台なんてこんなものなんだよなあというのを感じる。
6.MTGA用インポートリスト
下部に英語。基本土地はお好みのものに変更してください。